抱き枕にしました
おっぱいよ
ぽよんぽよんと
どこへ行く
前回私は乳首(富士山)に上っている途中、大きなおっぱいに声を掛けられた。そのおっぱいとは胸が大きな女などでは決してなく、大きさ1・5メートルほどのおっぱい様だったのである!
「OH!」
では前回の続きである。
「本日はお日柄もよく、わたしはおっぱい」
「あ、あなたは!」
「おっぱいです」
その声はおっぱいみたいに柔らかく、品と気高さを併せ持ったような喋り方であった。
「そ、そのようですね…」
私は今すぐにでもむしゃぶりついてしまいそうな気持を抑え、平然を装う。
「どうしてこんなところに?」
そう質問するとおっぱいはきょとんとした。そういうしぐさも可愛くて気高くて…まったく。
「どうしてと言われましても・・・ここはおっぱい・・・ああ、おっぱいについている、頭に大きな脳みそを持った自分達の事を知能が高いなどと信じて疑わない気持ちの悪い特殊な生物は、ここを地球などと言っていますわね・・・」
ああ、口臭もなんてよい香りなんだ。ミルキーのような香りが漂う。
「ええ…そうですね…とても恥ずかしながら…」
私はこの間違いを本当に恥じながら答えた。
「やはりここは地球ではないと…」
「ええ」
ああ、気高い。
「では、なんなのでしょう?」
「おっぱいです」
やっぱり!やっぱりであったか!ほら言ったではないか!私は間違ってなどいなかった!
「最初はただのおっぱいだったのです。そこに水が溜まって海というものができ木が宿り草が実り、そこで少し寂しくなったわたしたちおっぱいが生物をつくったのです」
ああ、抑えられない、私は無意味に口の中で舌を上下左右高速にコロコロ動かし、目は血走り、鼻息を荒くさせていた。
「せ、生物を…ですか?」
「ええ、その証拠に皆におっぱいがあるでしょう?」
「!」
だからか!
「たしかにそうですね!」
「でも・・・こういってはなんなのだけど、オスのおっぱいは失敗しておっぱいが醜くなってしまいました」
そう言っておっぱい様が恥ずかしそうにポ ヨ ンと跳ねた。神はそこにおられた。鼻息はさらに荒くなる。
「ごめんなさい」
おっぱいはぺこりと頭を下げた。私は目がもう飛び出してしまうのではないかとういうほど目を開き、手と足がぶるぶると震えていた。
「た、たたた、たしかに男のおっぱいは醜いですよね」
「ええ、あれでは生きてる意味がないわ」
「たしかに」
それから私(生きている意味がない下等生物)はおっぱい様とたくさん話し、富士山はやはり乳首であるということや、昔、人間がまだ存在していない頃は富士山が噴火した時などは、今みたいに溶岩が出るのではなく、いつも白いミルクが出ていて、それを皆で飲み合っていたという話を聞いた。ではなぜ最近は溶岩になってしまったのかと聞くと
「生理みたいなものよ。まあでもあと100000000年もすればすぐに治るわ」
と、頬を紅色に染めて答えられた。そしてその後に、溶岩も舐めれば実はミルクの味がするらしい、という驚愕の情報を教えてもらい、それをおっぱい様たちはホットミルクと呼んでいるようだ。
それから私は日本の伝統盆踊りや日本舞踊、一人歌舞伎などを披露し、そして最後に俳句をプレゼントした。
「おっぱいお おおおっぱいお おっぱいお」
それを聞いたおっぱい様は乳首をさらに綺麗な紅色に染め
「そんな誉め言葉はじめて!」
と言いながらぽよよ~んと今日一番のジャンプを見せた。
おっぱいよ
ぽよんぽよんと
なぜ跳ねる
「OH!キレイなオワリかたデスネ!」




