才能の煌めきに囲まれて
ごきげんよう、ひだまりのねこですにゃあ!
とうとう梅雨入りしました……梅雨嫌いです。
雨は好きです。アンニュイな気分になれるし創作が捗るし。雨の匂いも雨上がりの煌めきもたまらないですよね。豪雨のリズムもしとしと降る優しい音色にも癒されます。
でも梅雨よ、お前は駄目だ。
蒸し蒸しジメジメ嫌あああ……週間天気予報に傘マークがずらり並ぶと気が滅入ります。
さて、本題に入りましょう。
私はこの小説家になろうに登録して早四年目に突入しています。
もう初心者ではないし、かといってベテランでも無いので中堅でしょうか?
なんか中堅ってゴツイ親父っぽくて嫌なんですよね……もっと可愛い名称無いんでしょうか?
すいません、話が逸れました。
とはいえ、なろうでは中堅でも創作者としては、なろう歴=創作歴なので駆け出しのひよっこだと思っています。なろう歴は浅くとも創作歴数十年という方はそれこそゴロゴロいらっしゃいますからね。
私の周りにはすごい人たちがたくさんいます。
別に書籍化や商業化という狭い意味ではなく、眩しいくらいの才能の煌めきを持っている人たちです。
幸いなことに同じユーザーとして交流を通じて仲良くさせていただいてますが、逆に言えば同じ土俵で残酷なまでに才能を見せつけられるということでもあるんですよね。
私では逆立ちしても思いもつかない言葉のセンスや、ため息が出そうになる美しい描写、奇抜で天才的な発想、繊細な心の動き、光や闇を恐れない勇気、圧倒的な知識量と綿密な下調べによる世界観の構築――――挙げ始めればきりがありません。
私はお気に入りユーザーが常に上限の200名埋まっていますが、200名全員が私には真似出来ない煌めく才能を持っています。なろう……恐るべしです。
そして――――小説に遅れること一年半、絵も描き始めましたが、絵は小説よりもさらに残酷です。一目で差がはっきりとわかってしまいます。ここ小説家になろうにはたくさんの絵師の方がいらっしゃいますが、どんなに頑張っても勝てる気がまったくしません。もちろん勝ち負けではないとわかっていますけれど。
でもね、そんな凄い人たちが、私が天才だと思っている人たちが――――苦悩して悩んで――――自分には才能が無いと筆を折ってゆくのをこの数年でたくさん見てきました。
もったいない、心から思いました。思いを言葉にして届けたこともあります。
届いたこともあれば届かないこともあります。
そんな経験を積み上げたことで思うのです。
もしかしたら自分では気付かないだけで、私にも才能の欠片があるのかもしれない、と。
それを信じることは難しいです。でも私にしか出来ないことがあるから活動を続けている。
それを才能という言葉で表現することは難しくても実感することは出来ます。
創作の世界は数年で入れ替わってゆく過酷な世界です。
才能の壁に打ちのめされて、嫉妬して、羨望して、憧れて――――
でも最近思うんです。
宝石みたいな煌めく才能に囲まれて創作出来ることの幸せを噛み締めています。
リアルでは滅多に出会えない、本物の才能と本気でぶつかれる場所。
年齢も性別も職業も地位も関係ない、純粋な魂が触れ合う場所。
落ち込んで絶望して――――全てが嫌になって、諦めかけたとき――――
私はその才能の煌めきに救われてきました。
だから私はこれからも手を伸ばし続けるでしょう。
その才能の煌めきに触れたいから。
私もその煌めきの欠片を手にしたいから。
太陽にはなれなくても――――私の大好きな人たちの――――煌めきに照らされた月にはなれるかもしれないですから、ね。
これから創作を始めたいと思っている方、創作は楽しいですよ。
めちゃくちゃ苦しいですけど、その何百倍も楽しいです。
さあ今すぐユーザー登録をしましょう、にゃは(注:運営の回し者では無いです)