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転生ミスで異世界へ  作者: たけのこ
第五章
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第五十五話 魔闘気

 眩しい朝日に照らされて、俺は重い瞼を開いた。

 昨日、調子に乗って酒を飲み過ぎたせいか、頭がガンガンと痛む。

 やっぱりいくら祝勝会とはいえ、お酒の飲み過ぎは控えた方がいいな。


「けど、楽しかったな」


 昨日の晩、アリスを除いた皆で酒を飲んで夜遅くまで談笑した。

 ちょっとした愚痴から、お互いの幼少期の話まで。

 その中には、俺が地球で暮らしていたころの話も含まれていた。


 昔は自分のことを話すっていう行為があまり好きじゃなかった。

 理由は恥ずかしいからってのもあるけど、一番はあまり自分のことを知られたくなかったから。

 もしも本当の自分を知ってしまったら今まで築き上げてきた関係が崩れ去ってしまう、昔からそんな気がしていた。


 けれど、今ではそんな考えも真逆なものに変わってしまった。

 自分のことを話すという行為は、絶対に壊れない関係ができたのだと確信したからこそ出来る、言わば信頼の証なのだ。


 それだけじゃない。

 時間が経つにつれて風化されてしまう自分自身の過去を思い起こす機会でもあるんだ。

 楽しいことや嬉しかったことだけじゃない、辛かったことや悲しかったこと。

 どれもこれも過ぎ去ってしまえば、ひとつの思い出なのだ。


「けど、話過ぎてちょっと地球が恋しくなったな……」


 少し前までは当たり前だった、地球での生活。

 特に意識していなかった毎日が、今では懐かしく感じてしまう。

 きっと、この気持ちは時間が経つにつれて、どんどんと強くなるんだろうな。

 実際の所は天使様との確約で数年したら地球に帰れるのだから、少しの辛抱なんだけど。

 まあ、それはそれとして……。

 ここ最近、この天使様との確約が、俺に深刻な悩みを生じさせているのだ。

 その悩みというのは、確約のことを皆に伝えるべきか否か。

 そして伝えるにしても、そのタイミングだ。


 レイナを始めアルムガルト家の人達には伝える機会があった。

 しかし、ララ様との最初の謁見の際、俺は自分が転生者であること自体は伝えたが、確約のことまでは伝えなかった。

 つまり、その場にいたレイナを除いたパーティーメンバーとララ様は確約のことを知らないという訳だ。


 何故あのタイミングで伝えなかったのか。

 その理由は、話をさらにややこしくしてしまうのではないかと判断したからだ。

 ただでさえ、異世界やらなんやらで理解が追い付いていないだろう時に「あと数年したら天使様が俺を迎えに来て元の世界に戻してくれるんだ」なんて言ってみろ。

 頭がさらにパンクするどころか、疑われる可能性がより高くなってしまう。

 故に、あの時は確約のことを黙っておくことにした。


 ただしそれが原因で今現在こうして困っているのだ。

 今更伝えようにも、全員がルビアさん達の救出のために注力しているため、明らかにタイミングが違う。

 そして頭の片隅にはこの世界にとってバグのような存在である俺は、人と関わるのは最低限にして黙って静かに居なくなるべきなのでは、と考えている自分もいるのだ。

 けれど、このまま黙っているというのも皆に嘘をついているようで何だかスッキリしない。

 それに相手からしても何の挨拶もないまま永遠の別れになってしまうのだから、やっぱりいい気はしないだろう。


「はあ……」


 結論をだすのはルビアさん達を救出した後にでも遅くはないか。


「……よし」


 一先ずは今日この後にあるディオンテさんとの特訓に全力を注ぐとしよう。




 ---------




 朝食を終え、少し時間が経った後に男は来た。

 俺の新しい剣術指南役となる、ディオンテさんだ。


「おはようございます」

「はい、おはようございます。どうやらやる気満々のようですね」


 屋敷の庭にて軽く挨拶を交わした後、ディオンテさんは意外な行動をとった。

 俺はてっきりすぐに始めるものだと思っていたのに、彼はなんとその場に腰を下ろしたのだ。


「えっと、準備は出来てますけど……」

「まあまあ、エト君も座るといい。少し話をしましょう」

「はあ……」


 ディオンテさんの突然の言動に俺は困惑してしまった。

 しかし、これもきっと剣術を学ぶ上で大切な話なんだろうと考え、大人しく従うことにした。


「それで……話というのは?」

「まず剣術を学ぶ前に、肝心な流派を決めましょう。流派については知っているかな?」

「一応、どんな流派があるのかぐらいは知っています」


 剣術の流派を教えてくれたのは、獣人族のロドルフだ。

 懐かしいな、俺のことを兄貴と慕ってくれてたっけ。

 あいつ今は何してんだろう。

 久しぶりに会ってみたいが、まあ多分だけど二度と会えないだろうな。


 おっと、あいつのことは一旦置いておこう。

 流派は確か……5つくらいあったはずだ。

 けれど、そのうちの1つはもう継承者がいないらしいから、俺は残った4つの中から選ぶことになるのか。


「やっぱり自分に合った流派を選ぶのがいいんですかね?」

「大体はそうですね。けれど、単純に好みで選ぶ人もいます。

 例えば、憧れの人と同じ流派を学びたいとかの理由で。

 もちろん、自分に合わない流派を選べば苦戦するのは必至だから慎重に選ぶことをお勧めします」


 幸い俺に憧れの人はいないから好みで選ぶことは、まあないだろう。

 つまり、自分に合った流派を選ぶのがいいってことだ。

 そっちの方が上達が早いだろうし、こちらとしても好都合だな。


「う~ん。俺に合った流派ってなんなんだろう」


 各流派の特徴を簡単にまとめると、大体こんな感じだ。


 真剣流は大勢が好む攻撃タイプ。

 甲剣流は我慢強い人が好む防御タイプ。

 双剣流は手先が器用な人が好むテクニックタイプ。

 龍剣流は獣人族などの身体能力に自信がある人が好むアクロバティックタイプ。


「ディオンテさんはどの流派なんですか?」

「私は主に甲剣流ですね。後は、真剣流も習得しています」


 ディオンテさんは甲剣流か……。

 正直、俺とは相性の悪い流派なんだよな。

 剣術って言ったらほら、攻めてなんぼみたいな感じじゃない?


「それにしても、ちょっと意外です。そんなに大きな大剣を携えているから、てっきり真剣流メインなのかと思ってました」


 俺の中では大剣を扱う剣士というのは、持ち前のパワーで相手を両断するような脳筋的な戦い方を好む傾向があると思っていた。

 実際、俺が今までにやったゲームでも大剣を装備すれば攻撃力が大幅にアップしていたはずだ。

 だからこそ俺は初めて会った時から、その例に漏れずディオンテさんも脳筋剣士なのではと疑っていた。

 だって身長は軽く2メートルを超えているだろうし、ムキムキだし。

 もはや脳筋じゃない要素の方が少ないのではないだろうか。


「ははは、よく言われますよ。しかしね、私は昔から攻めるよりも守る方が得意なんですよ。

 私ほどの巨漢がこの大剣を持って立ちはだかる姿を想像してみてください。

 簡単には突破できそうにないでしょう?」


 ディオンテさんはにっこりと笑いながら、左腰から重厚感のある大剣を抜いた。

 こうして直接見てみると、やっぱり今まで見てきた剣よりも桁違いに大きいな。

 これに加えてディオンテさんの巨体が合わさると考えると、生半可な攻撃では守りを突破できそうにないな。


 しかしそれと同時にある疑問が浮かび上がる。

 これほどの大きさの大剣ならば、かなりの重量があるはずだ。

 いくらディオンテさんが巨体で力持ちだったとしても、持ち上げるので手一杯なのではないだろうか。

 剣士同士の戦いならばスピードも重要な要素になるため、いくら甲剣流とはいえ不利になってしまう気がする。


「でもそんな大剣を使っていれば、肝心のスピードを捨ててしまいませんか?」

「確かにそうですね。事実、私は剣士としてはあまり速い方ではありません。

 しかし甲剣流はそもそもあまりスピードを重視しません。最低限、相手の動きに合わせられる程度あれば十分なのです」


 なるほど。

 確かに甲剣流はもともと相手に向かっていくというよりも相手に仕掛けてもらい、そこにカウンターを打ち込むという戦い方だもんな。


「そしてもう一つ。私は魔闘気という技術を使っているからです」


 ここで知らない単語が出てきた。

『魔闘気』いかにも凄そうな名前である。

 けれど名前に闘気というワードが入っているため、大方どういうのかは想像できる。

 ゲームとかに出てくる、いわゆる自己バフの一種だろう。


「魔闘気というのは、体内で魔力を循環させることで身体能力、反射神経、動体視力、肉体強度といったあらゆるものを向上させる技術のことをいいます」


 やはり自己バフ系か。

 改めて思うが、魔力というのは実に万能だな。

 でも少し納得できる部分もある。

 冷静に考えて剣一本で純粋な人族が魔法使いと肩を並べて戦うには、そのくらいの強化要素が必要だよな。


 それにしても、その魔闘気というのはある程度の実力者ならみんな使っているのだろうか。

 例えば、テサーナ王国の王城で俺とレイナを追い回した騎士たち。

 あんなに重そうな鎧を身に付けていながらそれを物ともせずに追いかけてきた。

 当時も疑問に思ったが、もしかしたらあの連中も魔闘気を使っていたのだろうか。

 あ、今思えば剣士じゃないけどカルスもおかしな身体能力してたな。

 やっぱりそれも魔闘気なのだろうか。


「もしかしてクリスさんとかカルスも、その魔闘気って技術を使ってるんですか?」

「ええ、クリス団長はもちろん。カルス様も……おそらく習得しているでしょう」


 カルスについては断定しなかった。

 あまり関わりがあるわけじゃないだろうし、ディオンテさんに聞いたのは間違いだったかな。

 後でカルス本人に聞いてみるか。

 それにしても、その事とは別にディオンテさんの言葉に少し気になることがあった。


「カルス『様』呼びなんですね」

「ええ、たかだか一国の親衛騎士団副団長である私とは違い、あの方は一国の王子ですから。

 ただ本人には嫌がられますから、なるべく普通に接するように心掛けてはいるんですけどね」


 そう言ってディオンテさんは苦笑いを浮かべた。

 いくら本人に普通に接するよう言われても、やはり譲れないところも出てくるということだろうか。


「えっと、話を戻しますけど魔闘気って誰でも使えるものなんですか?」

「いえ、魔闘気は基本、ごく僅かな剣士しか習いませんね」

「それならどうしてカルスは使えるんです?」

「それはおそらく彼が適合者であり、幼い頃に剣術を学んでいたからでしょう」


 適合者だって? 

 あれ? みんな努力すれば使える技術じゃないの?


「適合者ってことは、やっぱり条件とかがあるということですか?」

「その通りです。魔闘気を習得できるか否かは、主に体質によって左右されます。

 適合者であれば、過酷な訓練は必要になりますが、習得することができます。

 不適合者であれば、残念ながら魔闘気を習得することはできません」

「その適合者だった場合、本人はどうやって自覚するんですか?」

「親からの遺伝という可能性もありますし、そうでなくとも不思議なことに、ある程度の年齢になったら自然と自覚できるんですよ。

 特異属性魔法を持つエト君ならその感覚がわかるのでは?」

「……はて?」


 ディオンテさん曰く、五大属性魔法や特異属性魔法といった人によって使える種類の違う魔法というのは、年齢を重ねると自然に自分がどの種類を使用できるのか自覚できるそうだ。

 なぜそのような仕組みなのかは未だよくわかっていないらしい。

 ただ一説によると、遥か昔、人族が生き残るための過程でそう進化したのだと言われているらしい。


 詳しく言うと、


 俺たち人族がこの世に生まれたのは、今から数万年前。

 その当時は今よりも多くの種族が存在していて、魔物もずっと凶暴だったらしい。

 それに加えて、当時の人族は魔法や剣術など皆無で、戦う術を持たなかったらしい。

 当然、あっという間に人族は数を減らしていった。

 しかし、人族には戦う術がなくとも、他の種族にはない知能を持ち合わせていた。


 当時の人族は持ち前の知能を活かし、他種族に取引を持ち掛けたのだ。

 その内容は、自分たち人族は食料を提供し、その見返りとして自分たちの身を守ってもらうというもの。

 結局、この取引は成立することになり、人族は絶滅の危機から脱したのだ。

 しかし、そうして得た平穏はいつまでも続かないであろうことを人族は分かっていた。

 なぜなら、当時の環境は協力関係にある種族がいつ滅びてもおかしくないほどに過酷だったからだ。

 故に、来る日に自分たちの身は自分たちで守れるように、他種族から戦闘方法を学ぶことにしたのだ。


 こうして人族に魔法を始めとしたあらゆる知識や技術が広まった。

 その内の一つが魔闘気の存在。

 もともと人族が取引を持ち掛ける前の段階でも、魔闘気の適合者が居たには居たのだろう。

 しかし、魔闘気という概念自体を知らなかったため、意味がなかったのだ。

 ところが他種族から魔闘気という概念を知らされたことで、人族は大きな転換を迎えることになる。

 そう、魔法使いや魔闘気の適合者が優遇される時代がやってきたのだ。


 魔闘気の適合者は人族全体を見てもかなり少なかった。

 それに加え、当時の人族は魔力総量の平均が今よりも極端に低く、魔力総量の高い人材が生まれる可能性も稀だった。

 そうして必然的に、魔闘気の適合者と魔法の素質のある人物は貴重で優遇されるようになった。

 この頃になると、上記の素質のあるものが上に立ち、それ以外の人々が従うといった、ある意味で主従関係のような構図が生まれた。


 この構図が長く続いた結果、人族の本能に、自身の素質の自覚という仕組みが組み込まれたのではないかという仮説だ。

 ちなみにこの構図は、長い時間が経つにつれて人族の魔力総量の平均が高くなったことと、剣術の流派が生まれたことで自然と崩壊していったらしい。


「やけに詳しいですね、ディオンテさん」

「こう見えて、私は地理学者でもありますからね」


 あれ? あなた親衛騎士団の副団長なんじゃないの?

 もしかして副業OKな職なの?

 ていうか本当に暇人なの?


「まあ、趣味みたいなものですけどね」

「忙しくないんですか?」

「もちろん、忙しいですよ。けれど、それが仕事の一つでもありますから。

 それに、私以外の親衛騎士団のメンバー4人もそれぞれ役割がありますしね。

 エト君のよく知るクリス団長も、魔法薬の研究者という顔がありますよ」


 あのクリスが魔法薬の研究者だと?

 まさかの真実だ。

 あの男、剣の腕前だけでなく頭の方も冴えてるのか。

 なんだかちょっと嫉妬する。


「でもディオンテさんて弟子もいるんですよね? それも、もしかして仕事の一つなんですか?」

「ええ、その通りです。ただ普通の弟子とはちょっと違うところがあります。

 私たち親衛騎士団がみる弟子は皆、魔闘気の適合者だと決まっているのです」

「それってつまり、あのノービスもってことですか?」

「ええ、そうですよ。まあ、彼の場合はまだまだ拙いので効果を最大限に発揮できてませんがね」


 あの小僧が適合者だと?

 でも確かに体格の割には力が強いとは思ったけど、まさか魔闘気の影響だったなんて。

 いや、それ以上に驚きの事実が今判明したぞ。


「……仕事の一つってことは、あのクリスさんにも弟子がいるってことですよね?」

「もちろん。エト君も会ったことがあると聞きましたよ?」

「え? そんな記憶ないですけど……」

「エト君たちの追手として一度対峙したのでは?」

「……あ」


 ラー王国に来る前に対峙した、あの連中か。

 どうりでクリスが仕切ってたわけだな。


「話が盛大に脱線してしまいましたね。剣術の話に戻しましょうか」


 元々は俺が習う流派を決める話だったのが、脱線しすぎて歴史の話になってたもんな。

 時間を無駄にはしたくないから出来れば早急に決めたいところだが、生憎と全く決まっていない。

 なんなら先程の話を経てもっと分からなくなってしまった。


 元々は真剣流でいこうかなと考えてはいた。

 しかし、おそらく魔闘気を使えないであろう俺では果たしてその流派をモノにできるのか。

 そんな疑問が浮かんできたのだ。

 いや、俺がまだ魔闘気を使えないと確定しているわけではない。

 もしかしたら、後天的に適合する可能性もあるかもしれないのだ。

 それか、天使様がそう体に細工してくれてるかもしれない。


「あの、ディオンテさん。俺って適合者だったりしますかね?」

「年齢を考えると残念ながら」

「……ですよね」

「しかしエト君は少し特殊な事情があるようなので、こちらの世界の常識が当てはまるのかどうか不明なところではありますけど」

「ですよね………………って、もしかして知ってるんですか? 俺話しましたっけ?」

「エト君の剣術指南役を任されたときにすでに聞いているよ」

「そうなんですか……」

「私は少し納得できるところもありました。

 それくらい特殊な事情がなければ、陛下やクリス団長がここまでエト君に興味を示したりしませんよ」

「そうですかね」


 その特殊な事情に散々苦しめられてきたが、この国に来てからは何かと役に立っているということだろうか。

 いやトータルで言ったら、まだまだマイナスか。


「それで、流派はどうしますか?」

「……やっぱり、真剣流にします」


 魔闘気が使えないだめ、最終的な伸びで考えれば真剣流よりも甲剣流の方がいいのだろう。

 しかし、剣術にどれくらいの時間を割けるのか不明な以上、やっぱり上達が早いであろう真剣流の方がメリットが大きいと判断した。


「そうですか。甲剣流に比べたら習得しやすいと思いますし、いい判断だと思いますよ」


 ディオンテさんも特に反論はないようなので、ついに待ちに待った剣術指南が始まる。

 そう考え、俺はわくわくした子供のようにバっと立ち上がった。

 しかし、ディオンテさんは一向に立ち上がろうとしない。

 むしろ先程よりもリラックスしているように見えた。


「では、まずは腕立て伏せ100回、腹筋100回からいきましょうか」

「え!? 剣術は……」

「剣士に必要なのは何も技術だけじゃないですから。体力や筋力も重要な要素ですよ」


 ああ、何だか今、想像できた気がする。

 毎朝、ディオンテさんの鬼メニューで萎れる自分の姿が。


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