機体設定
・グリモアルマ
ヴィルヘルミナ
両肩から鞭が生えた機体。
口が存在する数少ないグリモアルマであり、同時にそこは超音波の発生器官を備えた部位でもある。
両肩の鞭はウィップスマッシャー。これだけでも十分な攻撃力を持つが、これでも破砕できない場合はウィップスマッシャーで叩いた際の衝撃から相手の固有振動数を把握し演算。それに合わせてディストラクションヴォイスで粉砕する。
またディストラクションヴォイスが使えない場面や、有効ではない相手にはウィップスマッシャーを突き刺し、そこから相手に振動波を送り込んで中から破壊するスティンガーブレイクを使用する。
活動時間に制限あったのは、ヴィルヘルミナは他のグリモアルマとは違い、巨人の像をコアにしていた最初期のグリモアルマであり、現代のアルマとの相性が悪かった為である。
ゼノビア
射撃戦に特化した機体。自身の周囲に砲を展開し、実弾の弾幕を乱射する。
現在のウィザードの趣味で展開する砲はマスケット。
術者のイメージを反映するため、実体弾を撃ちだすものならばなんでも生成できる。
滑腔砲、ガトリングガン、スナイパーライフルなどはもちろん、発射する弾丸も通常の弾丸だけでなく爆発物ですら精製可能。能力を拡大解釈することで杭打機すら作り出す。
実のところ、アビスアルターが所有し運用しているグリモアルマの中で最も危険なグリモアルマの双璧を成す機体である。
なぜなら、実体弾を撃ちだすもの、という制約があまりにも緩く、現実に存在しないものであっても精製できる為、やろうと思えば核弾頭だろうと精製できてしまう為である。
ペンテシレイア
徒手空拳による近接格闘に特化した機体。機動力と物理防御力に優れた機体であり、瞬間最大攻撃力はアビスアルターの所有するグリモアルマの中では随一。
しかし徒手空拳という攻撃手段しかもっていないため、複数の相手をするのは苦手。遠距離攻撃はウィザードの使用可能な魔術に依存する。
普段の姿は仮の姿であり、実のところ防御形態である。本来の姿はリミッターがかけられており、一定量のダメージを受けることでそのリミッターが解除され、装甲がパージされて真の姿である攻撃特化形態に変化する。
この攻撃特化形態の時、ウィザードの精神にも干渉して攻撃的にするだけでなく、パワーとスピードが格段に向上する。一方、防御力は防御形態の時よりも当然低下する。
ニトクリス
刀剣類を展開しそれを使った近接戦を得意とする機体。精製した刀剣類は射出することもできるため、実際には距離を選ばず戦えるオールラウンダー。
しかし本来は刀剣類を精製する能力ではなく、長柄の武器全般を生成する能力である。
また最大の能力は生成した武器による攻撃にはグリモアルマにもモンスターにも通用するスタン効果がある。
ただし相手によって効果持続時間がまちまちであるため効果を持続させるには連続して同じ場所に攻撃を当て続ける必要がある上、ある程度ダメージを与え続けると相手も抵抗力をつけてしまう事があり、短期決戦向きといえる。
ただし、武器生成の制約はかなり緩く、ポールウェポンならばすべて精製可能。また一度生成した武器を強化する形で形状変化させて大型化させることができる。
ビルキス
魔術的兵装の運用に特化した機体。顕現と同時に周囲に結晶体を展開する。
この結晶体――ワイズクリスタルは術者が行使する術式を強化して発動させることのできるもの。
またあるワイズクリスタルは自在に形状を変化することができる。
戦闘手段としては魔術による遠距離攻撃と、防御形態に変化させたワイズクリスタルによる殴打。
本来は前線で戦うような機体ではなく、完全に後方で支援に回ることを想定している。
加えて武器として使用しているワイズクリスタルの本来の能力は、あらゆる物質の変換および精製である。
つまり、ありとあらゆる物質を精製できるということ。
そのため、アビスアルターが所有し運用しているグリモアルマでは最も危険なグリモアルマの双璧のひとつとされている。
こちらは目に見えてわかるような脅威ではなく、誰にも解毒できない毒物すら精製でき、それを散布することで地球上のあらゆる生物を死滅させることも可能とされている。
・アルマ
ミツルギ(御剣)
アビスアルターの所有する量産型戦闘用アルマ。基本的仕様はシティガードの使用するサキモリと変わらない。
一方で明確に違うのは有人操作も可能であるが、基本的には遠隔操作を行う無人機として運用されることが前提となっている。
有人機での運用は基本想定されていない為、人命に配慮しない分性能を特化させ、フレーム強度からパワーウェイトレシオ、推力重量比とありとあらゆる面でサキモリを上回っている。
有人機として使用される際には性能にリミッターが設けられ、その際のデータを元に構成素材を安価なものに交換したものがデチューンされたものがサキモリとなる。
サキモリ(防人)
軍が運用する陸戦用量産型主力アルマ。多種多様な携行装備に加え、装備の換装で様々な用途に対応可能な機体。
シンプルが故に生産性にも優れ、多少の改造でパイロットたちの個性を反映させやすい。
欠点らしい欠点がない傑作機であるが、それ故に突出した能力がないという機体でもある。
モリト(守人)
軍がサキモリをベースに開発した機体。サキモリとの違いはこちらは中距離戦または中距離支援を主眼としており、地上での機動力を確保するために脚部にホバーユニットを内蔵。それによって地表を滑って移動することで不整備地であっても機動力を確保している。
主兵装はバズーカやガトリングガン等の反動は強いが威力の高い装備。




