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ベガ  作者: デネブ
【第一章】暗殺組織アルタ襲来篇
4/15

【4話 暗殺組織アルタ4】

「我の名前はオルド」

「我の名前はカル」


奇煙のオルド,嗅覚器系統の問題から

発達した味覚の持ち主,スーパーテイスター

のように鋭く研ぎ澄まされた舌は無味だろうと無関係に下の上で毒を判別したり共感覚的に

味を感じ取れたりする暗殺者。


未杭のカル,味覚器系統の問題から

発達した高い嗅覚によりあらゆる香りや

無臭の毒を嗅ぎ分けたり出来る暗殺者。


「我々兄弟が相手になろう」


「一人一人ぶつけるのが愚策だと気付いたか,まぁ何体居たところで変わりゃしねぇがなぁ」


次の瞬間二人が駆け出して連撃を繰り出す。


「我が受けて」

「我が攻める」


「攻防一体かぁ!軍隊や軍隊昆虫すら超えた協力プレイ,連携能力は一級品,テメェら二体で一つだなぁ!」


二人の攻守一体の構えはあらゆる攻撃を

受け流し,対人戦では敵無しで無類の強さを

誇ったであろう。


「兄貴やるぞ!」

「まかせろ!」


「(何かやる気かぁ?)」


「奥義,螺戟激攻覇!」

「奥義,螺戟激攻覇!」


螺戟戟攻覇,二人の攻防一体の構えが組み合わさり始めて完成する必殺の奥義,打撃の余波が

瞬間的に対象の全身に伝達して内部から

全身が爆散すると言うものだ。


だがしかし。


ガシガシ。


「何⁉︎」

「な⁉︎」


すると壊れた背中でなんとか引っ張り出して

軽く故障して居る第三義手と第四義手を

ウィーンと出す。


「脳内の思考でアクセスする,こいつぁ反応速度

ナノ秒レベルに動作する優れものだぜ」


「だからなんだ!」

「ま,まさか⁉︎」


次の瞬間,身体を構えに似た揺らぐような

体捌きをする。


「久々だよ適応しながら戦うスタイル,確か

貴様らはこうやって動かして居たなぁ,こう

不規則だが無意識的にパターンがある

自然に似たなぁ」


ラーニングだ,今まさに敵のした奥義を

一人だけで使おうとして居るのだ。


「アバよ馬鹿兄弟」


次の瞬間,完成された一人の螺戟激攻覇を

放った。


「グハァ!」

「ウギィ!」


「おっとっと,っぷねぇ〜,内部破壊と爆散は

させねぇよ」


「あぐ」

「いぎ」


「じゃまだしテメェらも病院行きだよ」


こうして幹部兄弟の二人も叩き潰すので

あった。


「相方に合わせる力ってえなぁよぉ,

頭がいいだけじゃなく経験もいらぁ,お前らが

どう頑張っても俺には辿り着けねぇよ,半人前が

やっと一人前になれた程度だ」


こうして敵軍を叩き潰すのだった。


「おーいベガ」


「,,,」


「おーい,,,まさか!」


これまでは単なる作戦の1つだった,本命は

囮が耐えてる隙にベガを連れ去ることで

あった。


「まぁ本来なら焦る展開だな,だがしかし

馬鹿なやつ,,,ら」


GPSを確認するが発信源は自身の足のした。


「は?」


足を上げた次の瞬間,カチ。


「まさか!」


次の瞬間,大爆発する,山の一部が消し飛ぶほどの威力,既存地雷なら足を奪うか悪くて即死程度だがこれは特別性,なんちゅうパワー,これは

それのさらに数千倍はあるだろう。


だがしかし。


「ゲホゲホ,戦闘状態を解除してなくて助かった,

だが今ので防御装甲をぶち壊しちまった,てか

今さっき的とやり合うたった数分でGPSを

見つけて地雷と共に埋めつけて攫うなんてなぁ,

敵もただの馬鹿じゃねぇ」


「そう言うこった」


「この俺を怒らせたんだ,覚悟くれぇ

出来てんだろうなぁ」


それはもはや手加減をやめた渾身,全霊を持って望む,闘争の現れであった。


「情報探索機,今残ってるよな,ならよし,インターネットに接続して世界中のカメラを見れる

ウェブを開け」


「(当たり前だが体がぼろぼろだったベガが逃げれる範囲など限られて居る,故にアジトを

見つけるなど用意に過ぎた)医療院ショッディ

付近半径200mに集中したカメラだ」


そうしてそれを見て位置を特定した。


「マンホールのしたにアジトか,ジメジメ

したとこに作りやがって悪人にピッタシ

じゃねぇか」


「さぁ,,,血祭りの始まりだ,奪った

実行者と権利者以外皆殺しにしてやる」


こうしてマンホールに入って行った。


「さぁどこだどこだぁ,,,あ」


バゴーン!さらに仕掛けられていた爆弾

によって


「チ,不用心だった,そうだよな,プロがそう易々と

カメラに映るわけねぇよな」


すると影から人影が現れた。


「やぁ,お医者さん,,,さっきの単なる殺気だけの

時より通り越した怒りが冷静さに変わった,

良い面構えしやがるじゃねぇか,構えろ」


「は,名前くらい名乗れよ,どんだけムラついてんだよ」


「最後の幹部と言やぁ良いかな」


「カッコつけすぎだぜお前」


「ふ,過ぎたかな?我はマダラ,蝕慄のマダラだ!」


蝕慄のマダラ,触覚器系統の問題から

発達した視覚,嗅覚,味覚,聴覚を持った男,

五感の猛者の中の特異中の人物で,

一番の実力をもつ暗殺者である。


「お前も改造人g,,,んな⁉︎」


ショッディの内透肉視が見抜いて居た,あれは

後付けの偽物では無かった,生まれつき腕が四本ある奇形,それが奴の持った肉体だった。


「驚いたか?」


「いや,たまに居る多肢症の1例に感ずるなぁ」


「むっ,はっはっは!物好きも居たもんだな!普通は奇怪な形[ケイ]に眉を顰めるもんだがなぁ」


「医者なもんでね,色や形で差別はせんよ」


「なるほどな,爆弾を仕掛けたり,勘違いした

詫びだ,手加減して潰そうとして居たが今

を持って信念貫く貴様に褒美として

全身全霊の力を持って相対し合おうぞ!」


「来いやぁ!」


二人のバトルが戦いが始まろうとして居た。


瞬間マダラが四つの腕を自然に任せた。


「まさかお前もか」


「貴様のお前もか,が何を指すのか大体を察するぞ,貴様の戦った奴らの使う武術さ」


「なら私もしてやる!」


両雄の螺戟激攻覇が弾き合い出す,だが。


「うぐ,まぁそうだよなぁ!」


壊れかけ,故に容易く破壊されてしまった。


「さっきとは打って変わって焦燥感が浮き彫りだぞ,貴様」


「うぐ」


ショッディは首を掴まれてしまった。


絶対絶命の不利な状況,準備なし,環境は敵の

陣営,もはや逆転できる術など存在しては

居なかった。


「これで,終わり,,,か」


いや,まだだ,あらゆるタイプ[知能,暴力,能力]への最適解を即座に出せる。


「それがプロの戦術だ!」


次の瞬間,カチっと動かす。


「(む,こいつ何かs)」


シャキン,だした骨鉤爪で皮膚を裂く。


「(何をs,,,は!)」


吹き出す黒い血を見て本能的にマダラは

腰を引いて避ける。


「貴様!何をして」


瞬間的に脹脛の噴出口のガスの出力を高めて

ぶっ飛ぶ。


「死ねやぁ!」


「ふ,舐めんなよ!(死にかけて居たってのにこいつ)」


「(他者の戦術を数秒で盗み,破る解析力,奴にそのラーニング力では戦えない,ならば俺の強みは

なんだ,知識,経験則,改造身体,模倣,クソ!

明らかにあいつは俺と互角レベル,疲労に破壊が

続いた今の俺が勝つ方法は,,,)」


瞬間一瞬にして数千文字の考えが巡り巡って

居た,100回に1度の勝利を手繰り寄せる,

そんな未来を,仮定と想定を繰り返した。


「(これに掛けるしかないか)」


もはや駆け引きに出る以外は無かった。


「溶接されてるなら終わりダァァァ!」


だが,運命は,ショッディの味方をしてくれた。


「キタァ!」


壊れかけの義手の後ろ下,ジェットパック,

なんとかだが使用が出来たのだった。

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