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鉄板戦闘

ピキーピキー


「さて…どうするか…」


足で軽く踏んでいる物体を見やりながら一人呟くが、私以外のシーカーが見えず、特に返事も期待していない独り言が仄明るい洞窟内を木霊する。


ピキーピキー、ピキーピキー!


活きの良い青い物体は、その愛くるしい見た目と泣き声に違わず初心者が一番最初に相手する敵。名前は、その姿かたちから違わず『スライム』である。

昨日寝る前に、ダンカンから借りた初心者の手引きなる本で学習した通りだとすると、1匹ならば大人なら素手で倒せる、その程度の敵である。

しかし、1階でも身の危険がある危険な場所という謳い文句は、その本の最初に書かれており、この愛くるしいマスコットになりそうな敵も群れれば恐ろしい敵になる。

先ほどもすれ違った他のシーカーも5~6匹のスライムに群れられ、逃げ出していた。

良く伸縮する体を利用した体当たりは、確かに、それなりの体格であったシーカーに痛打を与えるだけの威力を有していた。



今、私の足元に居る一匹もその群れに居たのだが、逃げ出したシーカーを追わずに、すれ違った私を格好の獲物だと思ったのだろう、体を翻し、体当たりをしようと体を縮めた所で

気がついた私が踏んでいると言う形になっている。


「テンプレ乙…と言いたいところだが、これでは、自分の力が良くわからないな」


少し足に力を込める。


ピーーーーーー


そんな断末魔を残し、スライムは魔力の塵に還り、足元には金銭に換金できるという小指程度のクリスタルが残される。それを拾い上げ、透かすように眼前に持ってくると、淡い水色を確認する。


「水のクリスタル、純度は最低ランクで10ゼニー程度」



本の情報を反芻しながら、そのクリスタルを鞄に仕舞い、私の初戦は終わった。






そう、此処は、リンバス内部1階層。昨日登録したばかりの人間が行き成り挑むのは珍しいのか、コレットに心配され、ダンカンには『頑張れ…』と有難い言葉を頂き、紹介された店で昨日の内に購入した中古のショートソード―50G也―と中古のラウンドシールド―50G也―を、片手に軽く潜るために白亜の宮殿まで赴き、内装に一頻り感心して警備の僧兵に怪しまれる前に、エレベーターに似た装置を使い、ここまで降りてきたのだ。




(結構な心構えをしたのだが、剣を振る前に、足が出てそのまま押し潰したのが初戦だったとは…)



追い立てられていたあのシーカーには、悪いが、運が良かったのか、悪かったのか…。

そんな事を考えながら、仄明るい洞窟を進む。心は静かに、それでも隠しきれない不安と、好奇心を持て余しながら…。
















テンプレ乙が往くッ!       第四乙【鉄板戦闘】







スライムを倒した所から歩き、何にも出会わないままに、十字路の様な通路の少し手前で、

第六感というのだろうか?言葉に表すなら『敵意』と表すのが妥当な違和感を、左手の通路に感じ足を止めた。

神経過敏か?と思ったが、リンバスに降りる前に確認したツールのアビリティで付けていた

【危機感知】を思い出し、盾と剣を構えながら進み、襲い掛かってきた敵を、左の手の甲にベルトで固定しているラウンドシールドで弾き飛ばした。


状況から考えて―いや、考えるまでも無く―待ち伏せされたのだろう。



ダンカンが進めてくれた武器屋―無論初心者用の―で手に入れた中古のショートソードは、買うときにサービスして貰った皮の鞘に入れ、腰に掛けているが、常に柄に手を置き、抜けるようにして、注意をしつつ、足音を、息を殺していた。

それでも、消音―スニークと言うらしい―の魔法を掛けられている装備でも無く、自力で魔法を掛けている訳でも無いので、衣擦れや鞄が鞘や盾に当たって音が出る。



それ故に結局、今の状態では、神経を磨り減らしても簡単に気づかれる。



「ッッッふぅ!……それなら最初から堂々と往けば良いか」


一つ学んだ、そう納得し、再び踊りかかってきた眼前の敵を盾で弾き、集中する。


ぐるるるるるぐるるるるるる


唸り声を上げるその姿は、小さな子供位の背丈で肌は緑色。

暗がりで、輪郭だけ見れば人間にも見えるだろうが、魔力を含んで燐光すると言う洞窟内の

淡い光で照らされるその顔は、敵意と食欲歪み、並びの悪い歯は唾液に塗れ鈍い光を放っている。


「ゴブリンか」


本の情報を元に考えると、それ以外に居ない。

食欲は旺盛で、時には徒党を組む場合もあり、下の階層に進むにつれて知性を持ち、弓を使ったり、魔法スキルを使用してくる場合も有る、シーカーに取ってメジャーなモンスターの一匹。初心者階層―1階層から5階層までがそう言われる―での主な死因がコイツらしいのだ、通称初心者キラー。間違いなく初心者である、私が油断していて良い相手ではない。


ぐるあああぐるあああああ!


「これが本当の初陣だなッ!!」


観察するだけで、打って出ない私に痺れを切らしたのか、鋭利な爪を振りかざし、飛び掛ってくるゴブリンは、昨日までの私の現実からすれば、夢か幻なのだが、これは醒めることの無い現実なのだ。あの鋭利な爪で切り裂かれたら痛いだろう、死んでしまうかもしれない。


ぐぎゃッ


「だからっお前がっシネェェェェェ!!」


《ファストブレード》


ギャアアアアアア



飛び掛ってくるゴブリンを、盾で逸らし、体勢を整えようとした所にショートソードでの

1撃を放つ。

想像した軌跡通りを描き、私のスキル発動の意図を汲み剣技スキル《ファストブレード》

が発動し白い燐光をショートソードに纏わした、ゴブリンの頭を狙ったソレは、綺麗に狙い通り何も装備していないゴブリンの頭から股下までを割った。


叫び声を上げ、魔力に還るゴブリンを見ながら、初めての実践と言える戦いを終わらせた事に安堵感を覚える。


(剣技スキルも使用出来たし十全だな)


気合を入れるためとは言え、無駄に力んでしまったのは要注意だが、武器屋で親方―こう呼べと言われた―に教えて貰った通りに、戦闘中にスキルも発動できた。

魔法スキルに比べると、剣技スキル等の接近戦スキルはタイミングが難しいらしい。

それ故に、一度とは言え、初陣で発動できたのは喜んで良いだろう…。


そんな事を考えながらも、ゴブリンが落とした炎クリスタル―スライムより心なしか少し大きく少し濃い赤い色―を拾い、先を進むとしよう。





待ち伏せを受けた十字路を右手に曲がり、進む。

本来なら既に攻略された階なので、マップが存在するらしいが、それを購入するのにもお金が掛かる。

中古とは言え、剣と盾を買い、尚且つ昨日の夜、シャワーを浴びて寝ようと思った所で気がついたのだが、タオルも石鹸も備え付けではない事に気がつき慌てて、最低限の日常品を購入したため手持ちの残金が0な以上、マップ無しで進むしかない。

1階層から4階層までの出現モンスターは変わらないと本に書いてあったので、下に降りるポーターを見つけたら迷わず乗る気ではあるが、階層を進めるより、先ずは、金だ。

そう思考を切り替え、初心者本で集めた情報を思い出しながら、金策を纏める。


リンバス内部で稼ぐのには幾つかの方法がある。


1つ、モンスターを構成する魔力の余剰分が結晶化したクリスタル、これを売ること。


2つ、モンスターを構成する際に、受肉した部分が存在する場合がある、これを売ること。


3つ、モンスターが倒したシーカーの装備や、何処かで見つけてきたアイテムを持っている場合があるので、これを売ること。


4つ、迷宮内で幾つか『採取エリア』と呼ばれる各種素材の群生地などが存在し、そこに採取しに行くこと。


5つ、一定魔力を手に入れ、完璧に受肉した、HMハイクラスモンスターを倒す事。


この5つが主に挙げられるが、数字が大きく為るほど、危険が増すらしいし、運も絡んでくる。


クリスタルは、絶対に出るという訳でも無いく、受肉した素材というのも確立的にはクリスタルと同じくらいらしい。装備持ち、アイテム持ちのモンスターは手強い上に、存在が稀だ。採取自体は危険ではないが、場所がもっと下層の魔物の群生地だったりする以前に、素材エリアの情報自体が高額になっている。

HMは、そもそも考慮外、Lvもスキルも足りなさ過ぎる、CPアイテムでチートすれば勝てるか…?と思ったが名前や説明文を見る限りで強そうなのは高額だ。


結局幾らチートだと言っても、コツコツ地味にモンスターを倒してクリスタルと受肉素材を採取して、誰が置くのか知らないが突然現れる宝箱を求めて彷徨うのが一番なのだろうと結論付ける。


拾得金額2倍に賭けるのが吉だろう。

ツールでは、アビリティだけでなく、スキルもだったが名称をクリックすると説明文が出るようになっていたが、それに因るとお金に為るものが出る確率が2倍と書いてあったので、十分充てに出来る筈だ。


今日中に、ある程度稼いで着替え等を手に入れなければ…。



そんな事を考えていると第六感に再び違和感が起こり、通路の前方に動くものを発見する。

数は2体、どうやらゴブリンが二体―まだこちらに気がついてない―。頭を金策から切り替え、足の筋肉に力を入れ…駆け出すっ。


ぐぎゃ?ぐっぐ?


足音に気がついたのだろう、二体がこちらを向いた。その瞬間に前の世界とは比べ物にならない程に強化されている私の脚力を持ってして、30メートル程度の距離は半分に縮められている。


ぐらああああ!ぐらああああ!


慌てて構えを取り、こちらを威嚇してくるが、遅いっ!


ぐぎゃああああ!?


《ファストブレード》


その間にも距離を縮めていた私は鞘から剣を抜き放ち、そのまま剣を抜く為に捻った身体の勢いを利用し左のゴブリンの首を、切り落とす。


一撃で断末魔を挙げる相方に怯えたのか、硬直した残りのゴブリンを横目で確認し、振りぬいた剣に遠心力を換算しそのままに一回転、再び首を飛ばす。


ぐぎゃっ


《ファストブレード》


二体のゴブリンを処理し、周囲を確認しながら剣を鞘に戻す。

剣技スキル《ファストブレード》の白い燐光の残滓が二つ半円を描いているのを確認しながら、剣など振るったことが無い私が、思い描く最高の動きが出来るようになっている要因である、アビリティ:剣技補正の凄さを思い知る。

刀剣の類を使うに置いて、最高峰の補正を受けるとは、正にチートの本懐だろう。

剣を振る以外にも足裁き、隙を伺う、相手の動きを考える。これらにも補正が掛けられているようで、一端の剣術家気取りが出来るのだから…。




~~~~~~~~♪♪





「うぉ!?」




陰気な場所で、LVアップ音と言えばこれ!と言った音楽が鳴り響く。


慌ててポケットに手をやり、携帯を取り出し確認すると、ツールが起動していた。


[LVが上がりました。

LV2

HP310

SP170

力 25

魔 25

防 25

速 25

運 21

EXP 6


装備:中古のショートソード 攻撃力 10

   :中古のラウンドシールド 防御力 5   ]



「…結構いい加減な上昇率…なのか?」


取りあえずSPが回復しているようだし、消費SPも重くないのでスキルは積極的に使っていこう。方針を固めながら、アビリティとスキルの項目を見る。


[

アビリティ


総AP 105     余りAP 5

アビリティ名   占有AP

経験値2倍      20

剣技補正       20

危機感知       10

拾得金額2倍     20

スキル修練速度2倍  30


スキル


剣技スキル ファストブレード 習熟度2 消費SP5

魔法スキル ディア      習熟度1 消費SP3  ]


アビリティポイントが5増えているが、青地になったアビリティは無く、新規修得のスキルも無いが習熟度は進歩している。


時間を確認すると、リンバスの攻略を開始し始めて、約30分程度経っていた。


(三十分でLV1か、遅いのやら早いのやら…。)


経験値2倍のアビリティの事もあるので、各モンスターからの収得経験値がハッキリしないが、どちらにせよ戦わないと経験値が入らないので先に進むことにする。










ぐぎゃああああああ!!ぐぎゃっぐぎゃ!ぐるうぅぅ!!ピキーーー!



「これは…一寸不味いか…?」


LVが上がった戦闘から4度、戦闘をこなし再びLVが上がり、次の戦いでまた上がるなと言う所で、下層に降りるポーターを発見したのだが…。

ゴブリンが3匹、スライムが1匹、ポーターの前で群れているのだ。

これまで同時に戦った最大敵数は、ゴブリン2体。その倍の数と相手取る事になる…



――伸るか反るか――携帯を取り出し、ツールを開き、LVが3になった段階で覚えた魔法スキル アギ ―火炎系攻撃スキル―消費SP4 と残量SP140を確認して、気合を入れなおす。


(一時ソロプレイ前提なのだから、最低でもあの個体数は倒せるようにならなければ…)




剣を抜き、盾を構え、身を潜めていた曲がり角から、ポーターが在る部屋へと繋がる道に躍り出る。距離はそう遠くない、部屋まで5メートル弱。敵がこちらに気がつくが、ロングレンジの攻撃手段は持っていないはず!


「《アギ》ッ!」


轟ッと、空気を燃やしながら頭一つ分くらいの大きさをした炎の塊が、私のスキル発動の意図を汲み現れ、想像した軌跡を描きながら、真っ直ぐと敵陣に突っ込む。



ピーーーキーーー!?



ゴブリンに当てる筈だったのだが、こちらに向かってこようと跳ねたスライムに丁度当たってしまい、断末魔を挙げて燃え尽きる。


ぐるぅ!?ぐぎゃっ!!


突然の炎に驚いたのだろう、一瞬の硬直状態を生み出し、その隙にアギで狙っていたゴブリンを追撃する。


《ファストブレード》


首を跳ね落とし、白い燐光の軌跡をそのままに一歩、バックステップの要領で下がる。

数瞬前まで私が存在していた所に、ゴブリン二体が飛び掛ってくるが、寸前の所で回避が間に合い、更に二歩下がり、肺に溜めている息を吐く要領で、SPを消費。


「《アギ》ッッ」


消費したSPを呼び水に再び、火炎の塊を顕現させ意思を持って打ち出す。


ぐぎゃァァァっ!?


使った感触からそこそこの威力を持っているのが分かるが、手前のゴブリンの左手を消し炭にするだけに留まった。

狙われたゴブリンにもまともに食らえば即死だと、理解できたのだろうか?

左手で火炎の塊を振り払い、防御したのだ。


「だがッ貰ったっ!」


《ファストブレード》


ギャアアアアア


左手を代償に命を守ったが、矢張りそれは、数瞬命を永らえる事しか出来ず、痛みに膝を突いた所を狙い、首を跳ねる。


ぐらあああああ!!!!


「ッッッッ」


一瞬だけ意識が、倒したばかりの敵に集中していた隙を衝かれ、残りのゴブリンが飛び掛ってくるのに対処が遅れ、左わき腹を浅く抉られる。


思わず剣を手放し、傷を抑えたくなる。


飛び散る赤い血液に、寒気がする。


意識が一瞬真っ白になる。



ぐらるぅぁぁぁぁぁ!


「ッッ!舐めるなァァァァ!!」


その一瞬が絶好のタイミングだと悟ったのだろう、唸り声を挙げ、愉悦に瞳を歪ませ、飛び掛ってくるゴブリンの顔に冷めた意識が、一気に高まり、今度は逆に意識が沸騰しかかるのを何とか冷却しつつも、雄たけびは止められず、飛び掛ってくるゴブリンの顔面をラウンドシールドで横殴りにする。


ぎゃんっ!


全力で殴り飛ばしたので、左手が軋み痛みを挙げるが、今は無視。

盾を振りぬいたそのままの流れで、宙に浮いたゴブリンを切り裂く。



《ファストブレード》



断末魔を挙げ消え去るゴブリンを、見送る余裕も無く、荒い息を整えようと深呼吸する私とLVアップを知らせる軽快な音楽だけが、その場所に取り残される。



「《ディア》」



そう呟き、思考の中で指定した効果対象である、自分に白い燐光が纏わりつき傷を癒す。

昨日の内に、試していた回復魔法―メディア―だ。宿では、ショートソードで少し傷を作ったのを癒してみる位しか出来なかったが、浅く抉られた脇腹の傷も綺麗さっぱりと治った。


雑貨屋で貰った傷薬も一応持ってきてはいるが、SPに余裕が可也あるのである程度までの回復は魔法スキルに頼ることにしていた。スキル習熟度も挙げたいし、経済的だ。



「服も買わねばならないしな…」


視線の先には、ジャケットは何とか免れたようだが、Tシャツはゴブリンの爪痕がくっきりと残って、肌着が覗いていた。


一瞬だが、死を実感したが、それを振り切り戦った代償がこの程度なら僥倖だろう。

心の隅に存在していた慢心も、打ち砕かれた、それでもリンバスに潜って日々の糧を得ようと自然に考えられているのは、この状況に酔っているのかもしれない。

だが、それでも良い…生きているのだから、嫌になるまで好きにしよう。


「さて、先に進むか」


リンバスに潜り続ける事を改めて自分に確認し、エレベーターの様相を呈している、ポーターに向かいながら携帯とタグを取り出す。


下層に降りるボタンと、出口に戻るボタンが在るが、当然降りるボタンを押し、タグを差し込む。そうするとポーター内部に光が溢れ、浮遊感を感じそれに身体を委ねる。


4月10日 土曜日 午前10時26分 まだ帰るには早いだろう。




















主人公最新ステータス


LV4

HP340

SP200

力 32

魔 36

防 29

速 33

運 21

EXP 47



装備:中古のショートソード 攻撃力 10

   :中古のラウンドシールド 防御力 5




アビリティ


総AP 115     余りAP 15

アビリティ名   占有AP

経験値2倍      20

剣技補正       20

危機感知       10

拾得金額2倍     20

スキル修練速度2倍  30



所持スキル


剣技スキル ファストブレード 習熟度7 消費SP5

魔法スキル ディア      習熟度4 消費SP3  

魔法スキル アギ       習熟度2 消費SP4

魔法スキル スクンダ     習熟度0 消費SP12 ]

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