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水色、恋慕。

作者: teratera

涙も十分あなたに浸って

きっと分かってくれるの、だろう。

あなたの毛先が空中を舞って

私をつれてってくれるの、だろう。


バーベナ畑の、向こう岸の人

言葉しかきっと、必要じゃないの


心も十分あなたに縋って

旅立ってくれるの、だろう。

あなたとの愛が空中に舞って

やっと一人で生きるの、だろう。


名前でさえも、五月蠅くなるの

言葉はきっと、必要じゃないの


祈り

辛さを噛みしめるより

一人

弱さを恨んでほしい


あなたも十分私と笑って

きっと分かってくれたの、だろう。

明日にもなれば紅葉が舞って

あなたは出てゆくの、だろう


指の間の、温もりさえも

言葉だけでは、冷たくなるの


祈り

あなたの事を思うより

一人

未来を叫んでほしい





身体も十分私を使って

きっと分かってしまったの、だろう。


私も十分私を嘲笑って

最後看取ってくれるの、だろう。

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