キミはネコのよう
童話というより恥ずかしいポエムが出来てしまいました。
せっかくなので投稿しようと思います。
春に出会って、夏に遊んで、秋にじゃれあい、冬に寄り添う。
気まぐれに歩いていた街角で、ひょっこり顔を覗かせた。
うしろをついていくと、時々ぼくを気にして振り返る。
そんなキミはネコのよう。
春には元気に駆け回って、夏には木陰で涼んでる。
そんな姿を見るたびに、ぼくはとても嬉しくなる。
秋には口いっぱいに頬張って、冬にはこたつで丸くなる。
幸せいっぱいのキミの寝顔は、見ているだけで暖かい。
みんなを笑顔にするキミはいつも自由。
ぼくが近づけばふいっとそっぽを向いてしまう。
ぼくが離れればキミは顔を寄せてじゃれてくる。
キミはいつも気まぐれだ。
そう、キミはまるでネコのよう。
だけど気まぐれなキミはある日突然目の前からいなくなった。
探しても、探しても、キミは見つからない。
春にはキミの姿を追い求め、夏には木陰を覗いてる。
秋には唇を噛み締めて、冬にはこたつでうずくまる。
そんな悲しみでいっぱいのぼくの前に、ひょっこり顔を覗かせた。
やっぱりキミはネコのよう。
読んでいただきありがとうございました。
キミ=ネコ=彼女の方程式。
独り身の寂しい妄想でした。