表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

キミはネコのよう

作者: 羽柴葵

童話というより恥ずかしいポエムが出来てしまいました。

せっかくなので投稿しようと思います。

春に出会って、夏に遊んで、秋にじゃれあい、冬に寄り添う。

気まぐれに歩いていた街角で、ひょっこり顔を覗かせた。

うしろをついていくと、時々ぼくを気にして振り返る。

そんなキミはネコのよう。


春には元気に駆け回って、夏には木陰で涼んでる。

そんな姿を見るたびに、ぼくはとても嬉しくなる。

秋には口いっぱいに頬張って、冬にはこたつで丸くなる。

幸せいっぱいのキミの寝顔は、見ているだけで暖かい。


みんなを笑顔にするキミはいつも自由。

ぼくが近づけばふいっとそっぽを向いてしまう。

ぼくが離れればキミは顔を寄せてじゃれてくる。

キミはいつも気まぐれだ。

そう、キミはまるでネコのよう。


だけど気まぐれなキミはある日突然目の前からいなくなった。

探しても、探しても、キミは見つからない。

春にはキミの姿を追い求め、夏には木陰を覗いてる。

秋には唇を噛み締めて、冬にはこたつでうずくまる。


そんな悲しみでいっぱいのぼくの前に、ひょっこり顔を覗かせた。

やっぱりキミはネコのよう。

読んでいただきありがとうございました。


キミ=ネコ=彼女の方程式。

独り身の寂しい妄想でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] あの、たまに与えられる優しさに、飼い主はのめりこんでしまうのでしょう。 自分馬鹿だなぁと思いながら。 至福の瞬間ですね!
[一言] ♪ 猫になったんだよな君は、いつかふらっと現れてくれ 昨年話題になった曲、『猫』を思わせるお話で好きです(*´꒳`*)
[一言] 猫も女性もこちらを振り回してくるところが魅力なのでしょうね。とはいえ、連絡なしでいなくなってしまうのは心配なので、定期連絡はお願いしたいところです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ