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一柱と三人の反逆物語  作者: 狐兎
本章スタート
3/15

一柱の反逆と反逆同盟成立

※今回はシロ視点の話です

 観測するだけとは本当にもどかしい、どうせなら混ざって一緒の物語になりたいと思うことがよくある。でも、まぁ観測者になる決定をしたのは自分自身だ⋯⋯あの時の決断は間違っていないはずなんだけどなぁ。




 ボクは失敗作らしイ、セカイを身につけているだけでいいと言われたのにそれが出来ていなかったからダ。

 でもそれは、初めてセカイに触れた時にそのセカイの中にに入ってしまったからダ。

 入ってから出るまでにかなりの時間がかかってしまったようデ、出て来た時にはガウスを失望させていタ。

 ボクは何とかもう一度セカイの管理を任せてくれないか頼んだけド、もうボクはいらないらしイ。

 どうしていいのかわからず途方に暮れているト、魔術の神ドロシーと会っタ。

 「あら、シロじゃない こんなとこで何してるの?」

 ドロシーにボクな捨てられたことを話すと

 「ふーん、で? アンタはどうしたいの?」

 「わからなイ。何をすればいいのカ」

 「何でもできるのよ?例えば、シロを捨てた親に復讐するとか」

 「そんなのしたくても出来ないヨ、ボクだけじゃア」

 「誰もシロだけとは言ってないわよ?」

 「エ?」

 「シロがやるなら私もやる、ちょっと怨みもあるし」 

 ボクだけでは到底無理な事だけどドロシーとなら出来る気がする。

 「わかっタ、ガウスに物理や魔術の攻撃は効かなイ。まずはそれをどうにかしよウ」

 「ふふっ、反逆同盟成立って感じね。どうせなら名前も変えたら?あいつがつけた名前なんてもういらないでしょ?」

 確かニ、そうかもしれないイ⋯⋯そうダ、じゃア。

 「クロ、今までの名前とは逆のクロにするヨ」

 「良いんじゃない、そうやって何でも自分自身で決めるのよこれからは⋯⋯あっ! エナトが家から出る頃だわ! 何かわかったら報告するようにしましょう!」

 ドロシーは箒に座って飛んで行ってしまっタ。

 エナトは愛の神でドロシーの溺愛する神ダ、最近は生命の神ドラシルとで三柱で見かける事が多い気がすル。

 三角関係ってやつだろうカ? 三柱とも女なのニ。

 まずは、ガウスの弱点探しをしなくてハ。




 いくら探しても弱点なんて無いシ、神は本当に殺せるのかもわからなくなってきタ。

 セカイの中の図書館と呼ばれる場所でいろいろな知識を得たけどまるで意味が無イ。

 道の真ん中で空を見上げているト。

 「どうした少年、そんな絶望したような顔をして」 

 振り返るとヒトでは高校生くらいの青年が話しかけてきタ。

 おかしイ、ボクの姿は子供には見えても大人に近いと見えないはずなのニ。

 「ボクが見えるノ?」

 「もちろん、空気に話しかけるほど変なヤツじゃないよ」

 何だそれハ、でも貴重ダ。子供では話にならないかラ。

 「キミは何でも知ってル?」

 「何でもは無理かな、何でも知ってるのはこの世界を観測している者だけだから」

 「観測?そんなヤツがいるのカ?」

 「あぁ、少なくとも俺は信じてる。そんなヤツがいるって」

 面白いヒトダ、こいつなら答えを知っているかもしれなイ。

 「ボクはクロ、キミの名前ハ?」

 「俺はジョーカー、この世界の異端者さ」

 こいつはヒトではないのカ? いや、それより知ってるのなら聞きたイ。

 「ジョーカー、キミは神を殺せると思うカ?」

 「ずいぶん難しい事を聞くね、そうだな結論から言えば出来るかもしれない」

 「それはどうすればいイ!」

 「ちょっと待て、あくまで憶測だ」

 「それでもいイ!早く聞かせロ!」

 「待て待て、ここじゃ周りの目がある。続きは公園にでもしよう」

 「仕方なイ、案内しろジョーカー」

 「はいはい、わかったよクロ」

 周りのヒトからはジョーカーが独り言を言っているように見えるのだろウ、やっと手がかりになるかもしれない情報の持ち主ダ、逃がすわけにはいかなイ。

 


 公園に移動するト、缶ジュースを渡してきタ。どこに持っていたのカ、飲んでみたが味を感じなイ。

 セカイのモノは神には合わないのカ?

 「話を続けロ、どうするんダ」

 「神は人々の信仰で存在している、つまり人の良い心と言えるんだ。これはわかるか?」

 「分かル、それがどうして神を殺す事に繫がル?」

 ジョーカーは飲みかけのペットボトルを横にして見せてきタ。

 「こうゆうことだ」

 「どうゆうことダ!」

 理解できない行動をするジョーカーにイライラしているト。

 「物事には必ず裏と表がある、つまり良い部分と悪い部分だ」

 「それがどうしタ、何が言いたイ?」

 「神とは人の良い部分でできていると言える、逆に言えば人の悪い部分には耐性が無いんじゃないか?」

 そうカ、そうかもしれなイ。伝えたいことはよくわかっタ。

 「ありがとウ、ジョーカーのおかげで謎がとけタ」

 「そうか、良かったな」

 「礼をさせロ、何か望むことはあるカ?」

 「ははっ、そうだな──不老不死には少し憧れるかな」

 「わかっタ、手をだセ」

 ジョーカーの手に力を込めル、ボクの力は相手にチカラを与える力ダ。自分自身には使えないガ、ガウスの創造の力も少し持っているのから仕方ないと考えていル。

 「これでチカラはジョーカーのモノダ、じゃあナ」

 「ちょっと待って、これどうやって使──」

 最後何か言ってたカ? まぁいイ、これで何をすればいいのかがわかっタ。

 


 

 その後、ドロシーに報告して計画は次の段階へと少しずつだか確実に進んでいっタ。

 ヒトの悪い部分カ、それは悪意や憎悪のことだろウ。

 どちらかなラ、憎悪の方が集めやすいはずダ。ヒトの書いた物語では憎悪の方がよく出るシ、いい作戦も思いついタ。

    「じゃア、始めよウ『ノアの方舟』ヲ」







 視点が次も変わる予定です注意して下さい


 なんかここから読むのもアリな感じがしてきました。

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