Seeds 001「プロローグ」
初投稿です。よろしくお願いします。
西暦21xx年
地球人類は人間の、DNA(遺伝子配列)の中に、未知の特殊な遺伝子を発見した。その遺伝子には人類が遠い過去に失った特殊能力を持つ職業の情報が含まれていた。人々はそれをシーズ(Seeds)と呼び、競ってその解析を急いだ。
そしてシーズが発見されてXX年、ついに人類は未知の遺伝子の解析に成功し、ジョブを発現させる薬を創り出したのである。
しかし、ドリームを使用してもジョブの発現率は0.1%とかなり低く、1000人に1人の極限られた人間にしか発現しないものであった。しかも失敗した時の副作用として薬に対するアレルギー反応が起こり、二度と薬が飲めなくなるのであった。
世界政府は、この薬の販売を制限し管理することで、ジョブを発現した人間を独占して利用しようと考えたのである。そのためドリームは高額で取引され、一般庶民が手に入れることは、まず不可能であった。
ドリームを手に入れることのできた政府関係者や富裕層の中にジョブを発現するものが現れ、その者たちは覚醒者と呼ばれた。発現したジョブは、「剣士」「拳士」などの下級職が多く、「剣豪」「拳闘士」のような上級職はかなりレアなスキルと分かってきた。まだまだ未知のジョブも多く、どんなジョブが発現するかは運任せとなっていた。
そんな中、ついにこれまで存在しないと思われていた魔法系のジョブ「魔法使い」や回復系のジョブ「僧侶」が発現したのである。魔法系スキルの発現をきっかけに世界政府の方針は一変した。
10歳になった時点ですべての子どもたちにドリームの摂取が義務づけられ、発現した子どもたちは政府の特殊機関で隔離され育てられることになっていった。
この物語は、一度はジョブをあきらめた男の子が、様々な出会いを通して、特殊なジョブとめぐり合い、大活躍していく物語である。




