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孤独な私の心は、10万円のバックを買っても駄目でした。

作者: はるか

短編小説というよりかは、ポエムかと!

非公開作品にしようか迷い中ですが、一応出しときます。

孤独な私の心。まるで冷めきっている。世界が暗く見える。

人と関わりたいのに。人と関わる楽しさを味わいたいのに、人と関わるのが怖くて。

矛盾している私の心。私は何を求めているの?


人と関わりたい。今すぐにでも。でも、関わると疲れてしまう。泣きそうになってしまう。

矛盾してるからこそ、この私の孤独が何を欲しているのかわからなかった。


人の感情っていうものは、複雑だ。この孤独な心を、味わえば味わうほどわかる。人と関わりたいのに。理性ではわかっていてもやはり怖い。そもそも、感情が複雑じゃなかったら人間の悩みなんてない。

色んな感情があるからこそ、私の心が求めているものが分からない。求めているのはわかっているのに。怖い。


何かを欲している。私はそう思っていた。1人になった途端、寂しさがこみ上げてくる。楽しい音楽を聴いたって、余計寂しさが募ってくるよ。


1人になった途端、過去を思い出す。楽しそうにしていたあのころ。私も今すぐあのころに戻りたいな。いや、戻りたくないのかな。わからない。


大嫌いになった友達からの、手紙を読み返す。当時は憎たらしくて仕方なかったけど。今読めば、なぜか泣きそうになるのは何故だろう。私は憎たらしい友達を欲しているの??


「人と関わりたいな。寂しいよ。」


誰かさんはこう言った。


「そんなに人と関わりたいなら、昔の友達に電話しなよ。そんなに寂しいならそうすればいいじゃん。うじうじ悩んだってそうするしかアドバイスできないから。」


わかってるよ。そんなの。。


それを言われた時。余計悲しく感じた。

そんな事が出来たら、とっくに孤独なんて感じてないのに。わかってる。すごくわかるんだ。間違いではない。むしろ良いアドバイスなんだ。


でも⋯そういうことじゃないんだと、何度問いかけたってわかってもらえない。

仕方ないよ。きっと分かってもらえないだけだ。そう思われるのは当然だ。その人が悪いわけじゃないのに。私が相談したのが良くなかったんだろう。


どんな服を買ったって、どんな楽しいことがあったって。ふと思うよ。ただ楽しそうにしてる人たちを見るだけで、なんだか泣きそうになってしまう。


推しのコンサートに行ったって、私の心は一時的なものしか満たされない。


「そんなに人と関わりたいなら、昔の友達に電話しなよ。そんなに寂しいならそうすればいいじゃん。うじうじ悩んだってそうするしかアドバイスできないから。」


これを言われた時。私は気づいたよ。自分の心が何を求めているのかを。


ただ寄り添ってほしかっただけなんだと。


小説を書く。それを見返すと、自分の思いが反映されてるような気がする。キャラクター同士、寄り添ってもらえるようなそんな内容が増えたような。


だから、友達が欲しいというよりも、もしかしたら寄り添って欲しかったのかもしれない。AIでも、それなら誰でも良いのかもしれない。


例え誰かから、10万円のバックを買ってもらっても孤独な私の心には駄目だ。


10万円とかいらないから、ただ寄り添ってほしいな。私にとってはそれ以上価値のあるものに感じる。


今日も、孤独な私の心は、そばで寄り添って受け入れてくれる人を今日も追い求めている。


「孤独な私の心は、10万円のバックを買っても駄目でした。」


End

読んでくださりありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
すごく共感できる内容だった! 私は孤独感がなくなるなら腕の1本くらい献上できるくらい嫌だったな。今も治った訳じゃないけど。 あと、カメムシ第3話待ってます。
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