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プロローグ

初めての作品になるので温かい目で見てもらえると嬉しいです!


 僕は人間関係に疲れた。

 この世界はとても辛い物としか感じなくなってしまった。正直アニメや漫画の見過ぎなのかもしれないが本音で話せる友達や心の底からの愛情を与えてくれる親または恋人がいつか出来ると思い何十年か過ぎたそして僕は現実を知った。


     「この世界に救いは無いと。」


誰が言い出したのかは知らないが辛い思いをした人はいつか報われるとか止まない雨は無いなど辛い事はいつか終わる見たいな言葉は嘘であると。もしその言葉が本当なのだとしたら僕はいつ報われるのだろうか?僕よりも辛い経験をして居る人が先に報われるからその後になるのか?それとも神様のただの気まぐれで救われるのか?僕は無力だ。いつか救われる事を願ってしまう位には僕は弱い、でもきっとそれは僕だけじゃなくてみんな心のどこかで感じて居るはずなんだそれでもきっと僕はみんなと違って心が弱い何故なら僕はこの苦痛に耐えきれずに楽になろうと思ってしまったのだから…


仕事が終わり買い物をして帰るいつもの日常でも少し違う。

「ここなら大丈夫かな」

この場所は基本的に誰も通らない事で有名な場所で言ってしまえば自○で有名な場所である。時刻は23時を過ぎ人間関係で疲れてしまい楽になろうと思いこの場所に来た

「噂には聞いていたけどこんなに人が通ら無いのかとりあえず下を見るか」

「思ったより高いな」

下を見ただけで膝が震えていたどうやらここに来て恐怖を感じて居るらしい。

「はぁ、やっぱり僕には無理だ」

ここまで来たのにやはり僕は意気地無しだ。スマホを取り出し自宅へのルートを調べ帰ろう

スマホを片手に歩きながら今はダメでもいつかいい事があるのではと自分に言い聞かせていた。何分かたって人通りの少ない場所からは抜けていた。ふと、顔を上げ前を見る。

そこには今にも轢かれそうな女性が見えた。正面から大型トラックが女性に向かい進んでいた女性は放心状態で動けずに立っていた明らかにおかしいトラックの挙動に僕は事故が起きるのではと思った助けに動ことも思ったが体が動かない。


楽になりたいと思っても結局自分の命が大事だったのだ。でも偶然か運命かはわから無いが女性と目が合った。

目が僕に語りかけたい「助けて」と僕の体は動いていた目の前の女性を助けてる為に。

どうせ死ぬつもりだったなら誰かを助けて死んだ方がいいと思ったただそれだけだった。全力で走り間に合うか怪しいラインだったがギリギリ間に合いそうで良かった、全力で走り女性を突き飛ばした直後に僕の身体に凄い衝撃が走った。

どうやら間一髪で間に合ったらしい。こんな僕でも誰かを助けられて良かった。

「間に合って…よかった……」

この言葉を言った後僕の思考がブッと飛んだ。







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