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営業の自由

 ここで、私が言いたい事は、○こ○の○○ランプこそ営業における自由な発想だと。○○そ○○のように、一々事前に警備先を覚えることに何の必要性があったのか、相手が黄色なら此方は赤ランプで対抗してやる、何故その発想に至らなかったのか。


 しかし、当時の私はむしろ○こ○を馬鹿にしていました。○○そ○○は誠実な対応をしている、警備先はこの誠実な対応を何時か屹度分かって呉れる、○こ○の不誠実な対応に気付くだろう、と。


 だが、これこそが営業の自由な発想を封じ込めてしまいました。○○そ○○がしていたことは、警察の下請けでした。マニュアルに沿ってその処理をしますが、今考えれば何故それをしなければならないのか、合理的な理由が見つかりません。


 警備業法では、25分で現場到着を明記していますが、只それだけです。云いかえれば、25分以内で到着さへすれば、それで良いのです。勿論、火災が発生していれば、誰もがしなければならない消火義務はありますが、侵入犯逮捕の義務はありません。


 警備業法で現行犯を逮捕出来ると学びますが、だからと云ってその義務はありません。だが、○○そ○○は隊員に出来るならそれを(犯人逮捕)を実施して貰いたい、との雰囲気がありました。


 だが、○こ○は隊員の受傷事故を考慮し、積極的に警察通報していました。勿論○○そ○○もそれをしていましたが、若干自制していました。それは、現場確認を優先し、その後に警察通報する。


 何故このような発想になるのか、それは創業者が警察官僚だからです。公共機関を一私企業が営業利用してはならない、上から目線が沁み込んでいる高級官僚では、生き馬の目を抜く営業の修羅場を理解することは無理です。


 上が上なら、下はそれに倣います。○こ○のように取った者勝ちという発想はありません、あくまで誠実がモットーです。だが、それをどれだけの警備先が理解し分かって呉れる、そのパーセンテージは計算しません。分かってくれるだろう、と推測するだけ、言葉を変えれば単なる甘えです。


 どの業界でも先に支配した方が断然有利です。勿論、その後の営業努力で逆転することは有りますが、それは卓越した経営手腕を持つ経営者と従業員が力を結集して初めて実現することで、現実はドラマのようにはいきません。


 ましてや、警備って何をするの、と一般大衆が理解困難な時代にあっては、先ずそれを明確にするビジョンが必要でした。東京オリンピックは確かに宣伝になりましたが、高々活躍したのは百人程です。


 だが、暴力団排除を優先するあまり、それを法に頼ってしまいました。しかも、大企業にとって有利な内容に。これでは、もう後から参入してくる警備会社は、その風下に立つしかありません。


 こうなると、営業の自由はありません、むしろ考えることこそ無駄です。少ないパイを奪い合うだけ、未来の警備を考える発想は封じ込められました。


 一先ず、ここで筆を置きます。次回は警備業界の現状及び未来について私見を述べたいと思います。


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