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兎角組織と云うものは

 団地の一角には集会所も建設されたが、その設置費用を自治会で担うことから、自治会費も初回入会金6千円、毎月千円と、他と比べ高いものとなっていた。


 そして1枚の回覧文書が廻って来た。その文書の内容は、自治会長を含む役員報酬の値上げを告知するものだった。


 自治会は、自治会長に年間30万円の報酬を支払っていた。団地は500世帯を超え、毎月の自治会費は千円、年間収入は600万円となる。その中から自治会長始め7名の役員に報酬を支払っていた。


 だが、自治会長はその30万円の報酬では少ない、役員を含む値上げを要求するという文書、自治会長に至っては1世帯当たり毎年500円、年間25万円増の報酬を要求したのだ。そして自治役員は連名で署名していた。


 この文書に流石に団地住民は抗議の声を挙げた。年1回、総会が開催されるが、その年の総会はこの自治会長の横暴な文書を巡って総会は紛糾した。


 そして地域のボス的存在だった自治会長はその取り巻き連中の役員と共に解任された、当然の帰結である。


 だが、その余りにも前時代的な組織運営に嫌気がさした我が家は自治会を脱退した。


 しかし、その脱会を自治会に言ったら、元市職員で自治会の顧問から、脱会するとゴミの集積所が使えなくなると脅された。余りの笑止な言葉に、法律論を述べたら忽ち黙ってしまった。


 この無知な顧問を始め、地域住民を食い物にする組織体系、もうこれでは今から73年前の戦時中の閉鎖的な社会と何ら変わりがないではないか。


 また、団地内には愛好家のソフトボールチームがある、そのチームは潤沢な自治会費を背景に、各大会があった時は弁当代を含む遠征費用に使用したいと云う。


 ネットで調べると、全国的に比べて見ても千円の自治会費は高い、この高い自治会費を良い事に、あの傲慢な自治会長や10数人しか活動していない勝手な輩が会費を食い物にする。


 また、年7回団地住民は早朝6時から団地敷地内の清掃を3時間から4時間実施する。その清掃には市から補助が出る、その補助金は自治会に入金される。


 集会所の建設費用も終了し、益々自治会費は潤うばかり、それを何かと自分の都合の良い方に使いたいと邪な考えが擡げて来る。


 日本人は謙虚で、外国人から見れば、おもてなし、の国民と映るかもしれないが、内側では隊長の地域や、私が住む新興住宅地で、若い人たちの闊達な意見が反映されると思われる地域も、組織を食い物にする一団がある。


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