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兎角組織と云うものは

 そして慰安旅行と称して、先輩達が旅先では、我物顔で振舞う、その世話をするのは隊長のような若い人達だ。と云っても隊長も36歳、もう立派な中堅だが、何しろ若い人が入ってこないので、いつまでも隊長は若手の儘だ。


 その慰安旅行でこんなことがあった。先輩達が外でラーメンを食べたい、と云う。早速一人の青年が近くのラーメン屋を予約し、先輩達を待っていたが、何時まで経っても来ないので、先輩達の世話で満足に夕食を摂っていなかったことから先にラーメンを食べていたら、そこに先輩達が。


 その様子を見た一人の先輩が、その青年を外に連れ出しビンタを呉れた。


 先輩より先に食事するとは怪しからんとばかり、もうこうなると牢屋の牢名主と同じ思考。


 合理性を尊重する隊長の性格にとって、その理不尽さはもう異次元の世界、到底受け入れられるものではない。でも、長男だから逃げ出すことも出来ない。宿命だと諦めているが、私も聞く度腹が立つが如何ともし難い。


 話は変るが私の住まいは、専ら私は平成23年の東北大地震後に長男の家で御世話になっている、山を切り開いた所で、若い人たちを中心とした一戸建ての住宅が立ち並ぶ。


 此処にも自治会はあるが、訳有って我が家は自治会を脱会した。この団地に移り住んで10数年、それまで自治会に入っていた。


 長男はブロック長として1年活動したが、その余りにも閉鎖的かつ不合理性を容認することが出来なかった。


 そのブロック長の時、団地に熊が出没したという情報が自治会長から有った。几帳面な長男は、その連絡体系がリレイ方式となっていることから、途中で連絡が途絶えては大変なことになるかもしれないと、受け持ちの60数軒の家に電話を掛けて注意を促した。


 昨年実際に団地近くの社屋に入り込んで大騒ぎになった。しかし、この団地の最高責任者の自治会長は、ブロック長に電話連絡しただけ。


 私はそれを聞いて腹が立った。確かに電話連絡はした、だがそれだけで自治会長としての役割は終わったのか、そんなことなら小学生でもする。


 自治会長なら、先ず市役所に連絡し広報車の出動要請をすると共に自ら乗用車で団地を廻り、人々に注意を促すべきではないのか、と。


 何故、私がそこまで自治会長を酷評するかと云うと、こんな経緯があるからだ。


 その自治会長は元々この地域の住民で、この団地が切り開かれ自治会が組織された時、ご多分に漏れず地域を知っているという単純な理由で選出され、それが其の儘となって続いていた。


 次から次へと住民が移り住んで自治会組織も大きくなって行ったが、相変わらず自治会はその自治会長を中心とした所謂取り巻き連中が会を運営していた。


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