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ちびっこは神様の愛し子。  作者: 瑠璃夢
【第9章】ひとりでできるもん。レッツクッキング!
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知識は宝。

PVアクセス数31万超えΣ【*゜д゜*】

びっくりです。ありがとうございます!

今後とも精進して参りますのでよろしくお願いします^^




るうです!


朝です!


おはようございます!!




昨日お披露目してもらったキッチンでお料理出来るのが楽しみすぎて、寝付くのが遅くなり若干(じゃっかん)寝不足です。


遠足前の子どもみたいでお恥ずかしいです。はい。




「おはようございます。るう様……って、あら。お早いお目覚めですね。」


「なみさん。おはよ、ございます。」




早起きを褒められてしまいましたが、なんだかくすぐったい気持ちです。




ナミさんに着替えさせてもらって髪を梳いてもらって、今日は動きやすいようにアップ両サイドのお団子にしてもらいました。


うーん。子どもらしいです。


鏡で自分の姿を見て若干へこんでしまいましたが、もうここではこの扱い、今更ですからね。




昨日と同じようにリクさんとカイさんに見守られながらごはんを食べた後、少し出かけてくるというリクさんをお見送りしてから、カイさんにだっこされて『るうのキッチン部屋』にやってまいりました。




朝ごはんの時点でナミさんにお願いして、バターと卵は常温にするために出してもらっていました。


カイさんから見たら、小さなお部屋に立つ私は微笑ましいらしく、腕まくりした私の姿を見てクスクスと笑っています。




「ふふ。可愛らしい妖精のお宅訪問をしている気分ですね。さて、るうが何を作るのか私も見学させていただきますね。」


「は、はいっ。がんばる、ですっ。」




気合を入れて調理台に向かう私の後ろで、邪魔にならない位置を絶妙にキープしながらも、カイさんは覗き込んでいます。




さてっ。やりますか!




自分の頭の中で覚えているレシピの材料と分量を弾き出しながら手を動かすことにしましょう。




卵の卵白と黄身を分けて卵白をボウルに入れて泡だて器へ、低速で様子を見ながらお砂糖を少しずつ入れて泡立て泡立て……固めのメレンゲを仕上げたら前もって量っておいた細かく粉砂糖状態にしておいたお砂糖と木の実をすり潰してもらったパウダーもふるいにかけてから投下。


アーモンドプードルの代わりになればいいなぁなんて思ってたりします。




ヘラでメレンゲと粉類をすり潰すように混ぜてマカロナージュしていきます。


はい、お察しの通りマカロンを作っていますが、すべてがなんちゃって材料ですから上手く出来るかは分かりませんです。はい。




いい具合に艶が出てきたので絞り袋に入れて天板に搾り出していくと広がって3cmくらいの丸がたくさん出来ました。


水にぬらした小さなつまようじくらいの棒で浮いてきた泡を潰してから風通しのいいところで1時間くらい放置しましょう。




「おや?もう出来上がったのですか?」


「いえ。えと、いちじかん、くらい、ひょうめん、かわくまで、おいとくです。」


「へぇ。面白いですね。どんな料理が出来るのか楽しみです。……おや。卵の黄身の部分はどうするのです?」


「これは、いまから、べつのもの、つくるのに、つかう、です。」




カイさんは面白いものを見るように目を細めて、私の説明をひとつひとつ聞いてくれます。




黄身は後で使うことにして、マカロンの間に挟むクリームを作ることにしました。


生クリームは生乳から作るのに時間がかかるので、生クリームもどきでバタークリームを作ろうと思いますっ。




溶かしたバターとミルクを混ぜ合わせてから泡立て泡立て……あーら不思議バター香るホイップクリームの出来上がり。


実はミルクと溶かしバター3:1の割合で混ぜ合わせると、ヘビークリームの代用品になるのですよ。




私も前の世界では、毎日お菓子作りもしていたので時々ないものを家にあるもので代用しておりました。


うーんっ。


知識は宝。これ本当ですねっ。





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