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No.1360.青ざめた命

しっとりしたともし火の朱

綺麗な色合いのざらつき

肩と肩触れ合う度

ドクンと脈打つ


アイスコーヒーの砕氷がとけていく


うなだれる指先

じっとみつめても

青ざめた命


そっとふれた悲しみの紅

見知らぬ言葉の戸惑い

目と目が重なる程

ガクンとおちてく


喉が渇いても口つけれない今


しおれてる前髪

じっとみつめても

青ざめた命


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

青ざめた命には何が残されているのだろうか?

温度もうしない動く事もないただの命。

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