月刊パセリクラブ7月号 インタビュー記事
本誌特集企画 アイドルインタビュー第2弾
田伏 里香さん(後編)
『新しい夢に向かって』
先月号では、リオ五輪での活躍と怪我による選手生活からの引退、そして芸能界に活動の場を移していった各々の場面における心境を語ってくれた田伏里香さん。後編の今回は主に近頃の生活スタイルと気に入っていることなどを里香さん個人の視点で語ってもらった。
― 現在の生活を一言で表すと?
毎日、新しいことにチャレンジする感じになっていてテンテコまいです。今までのグラビア撮影、バラエティー番組やクイズ番組などへの出演だけでは無く、今年は特に『ラストヒーロー』という小森監督の新作映画に出させて頂くことになったのが個人的には大きかったと思います。サブヒロインの陽子という女スパイの役どころで、アクションシーンが一杯ある役なので出てみませんかとのお話を頂いて、子供の頃から好きだった小森監督の映画ということもあって、一も二も無くすぐお受けしたんです。私、身体動かすことだけなら自信があったのですけれど、渡された台本を見たら、台詞がものすごく一杯あって見てるうちにどんどん顔色が真っ青に(笑)。結局、女優さんとしてのお仕事を手取り足取り一から教えて頂くことになってしまいました。まだ、ロケも半ばなのですけれど、小森監督の白髪が段々増えてきている原因の一端は私にあるような気がして申し訳ない気持ちで一杯です。もう一つの大きなテーマは、やっぱり歌です。子供の頃から歌は好きでお兄ちゃんにせがんでカラオケ屋さんとかは良く行ってたんですけど、下手の横好きくらいの感じで、こちらの方も歌の先生にレッスンでこってり絞られてばかりの毎日です。唯一のとりえの腹筋の強さを活かせないかと思ったんですけど、腹式呼吸と腹筋の間には、それほどの関係無いよと先生に言われてしまってショックでした(笑)。早く皆さんに私自身の思いを届けられるような歌が歌えるようになりたいと思って日々頑張っています。踊りの練習は大好きです。競技の生活をしていたときにも、演技を綺麗に見せるためのレッスンはしていたのですが、体操競技では使われることの無い、様々な振り付けやポーズをつけるのは新しい経験で楽しんで練習に取り組んでいます。
― オフの際の過ごし方などは?
マネージャーさんに渡されてるスケジュール表を見てると、本当はのんびりオフなんて言っていられる立場じゃない気がするんですけど(笑)。競技やってた時と比較すると明らかに一日辺りの運動量は減ってますから、オフの時には意識して、まずは身体を動かすことをするように心がけています。水泳などは頭を空っぽにして出来るので大好きです。本当は自然が一杯ある所とかにも出かけたいんですけど、そちらの方は今の生活だと、ちょっと贅沢かなという感じでなかなか果たせません。あとは、もう家でのんびりして次のお仕事への英気を養うぞみたいな感じで過ごしていることが多いです。
― 好きな男性のタイプは?
やっぱりこの質問来ちゃうんですね(笑)。とりあえず、顔とかの姿形にはこだわりませんが、私自身が体操の選手だったこともありますし、やっぱりタフで男らしい人が良いかなと思います。とりあえず、今は特に気になる人などはいませんので悪しからず。特に恋人募集中などではありませんが、お兄ちゃんを倒せるような人がいたら、お付き合いを考えても良いかな……くらいの感じですので、私が気に入ったという男の人はまずお兄ちゃんを倒してきてください。
― では、そのお兄さんの和治さんとの近頃の交流は?
お兄ちゃんも相変わらず忙しいみたいで、あんまり家では見かけないような気がします。放送協会のお仕事のロケで東京を離れる時には、予定を言ってからいなくなりますから、良く判らないときは大抵都内にいるみたいです。逆に、お兄ちゃんの仕事場と言って良いのかな? の「ペアで生活オンライン」にログインした方が、何やってるか判るし連絡も付く感じになってます。ログインして部屋のTVをつけるとお兄ちゃんがモンスターと戦ってたりで「ああ、今日も頑張ってるな」みたいな雰囲気ですね。それで『ホーム』に帰ってきたら、今日はお兄ちゃんの応援をしてたから感謝してねみたいな言い方で、そのまま商業施設の『ハートランド・ミッドタウン』に引きずって行って、色々買ってもらっちゃうとかが多いです。それでなくても何か困ったことがあると『助けて、お兄ちゃん!』の一言で大抵のことはしてくれるので、どこかの未来からやってきた青色のロボット並みに頼りになるぞ……みたい感じですね。後は、この間「ペアで生活オンライン」でお友達になった子から教えて貰ったのですけれど、ペアの2人で一緒に歌を歌うとゲーム内のポイントが早く溜まるということを聞いてから、お兄ちゃんとカラオケとか良くやってます。
― パセリクラブの読者の方に向けて一言
そうそう、パセリクラブさんのインタビューだからお料理のことも外せないないですよね。上のオフの際の過ごし方ではわざと書かなかったんですけど、暇なときにはお兄ちゃんとかお母さんに創作料理に挑戦したのを食べさせたりとか結構やってます。特にお兄ちゃんは作ったら作っただけ全部食べちゃいますから、エスニック風のはずが何か変な味付けのものが出来上がっちゃったぞみたいなときでも、安心して出せちゃいます。
勿論、普通のお料理も良く作ってます、パセリクラブさんの先月号のエビの特集号のお料理は幾つか自分でも作ってみました。そもそもエビって良く良くみると、私たちと同じ星の生き物なのかなと思うくらい変わった形してるじゃないですか。お兄ちゃんがモンスターと戦ってるとき、私はエビ相手に戦ってるぞみたいな雰囲気ですね。お兄ちゃんの戦いが済んだ後で、一緒に出来上がった殻つきの本格派エビのチリソースを食べて私もお兄ちゃんも大満足でした。
次回、お呼ばれした時には是非、自信作の創作料理を読者の皆さんに紹介できたらなと考えています。
― 今日はお忙しい中ありがとうございました
はい。私らしさを持って、これからも色々なことに挑戦して行きたいと考えています。どうかまたご声援をよろしくお願いします。
編集部注:インタビュー中に出てくる「ペアで生活オンライン」は東品ネット・コミュニケーション株式会社が運営するVRMMORPGです。詳しくは下記URLまで
http://ts_net_com.co.jp/pair_life_online/*******
(取材・文/山口 写真/内山 201*年5月25日)
<<次回、「妹、新たなライバルの出現を見過ごす」に続く>>




