23.蒼人視点?みんなにバレた蒼人の恋愛
更新が遅くなって申し訳ありません。
多分、バタバタが落ち着いたと思うので
時間を見つけて定期更新できるように目指します。
旬麗
あれから、2週間が経った。
2人の関係も、少しづつ変わってきていた。
誰からメールしてもそっけない返事しか返さない灯が、蒼人のメールには、きちんと返事を返していた。
多分・・・
これを、凪が知ったら驚きで声が出ないと思うけど・・・。
話を、戻すがそんな関係の中で、お互いの好きな物、好きな事、興味があることなどを少しづつ話していった。
そんな中で、蒼人は灯が緑の中に居ることが好きな事や、絵画を見ることが好きな事を知った。
この情報を、生かさないわけにはいかない!!
早速、蒼人はパソコンで、今美術館で展示しているもの、今後の展示物の予定などを検索してみた。
すると、風景画などを中心に展示していることが分かった。
早速、灯にメールをする。
《灯ちゃん。
灯ちゃんのところから30分くらいかかるんだけど、○○美術館で風景画の展示しているの知ってる?
もしよければ、一緒にいかないかな?^。^
蒼人》
《蒼人さん、お誘いありがとうございます。
時間が合えば、一緒に行ってみたいです。
ここのところ、忙しくて美術館に行けなかったので、すごく楽しみです。
灯》
《灯ちゃん。
多分、土曜・日曜は混雑しそうだから、平日なんてどうかな?
予定なしの日ってあるかな?
蒼人》
《蒼人さん!
明後日なら、講義もなくて時間が作れます。
蒼人さんの都合がつくなら、その日はどうですか?
灯》
《灯ちゃん。
ありがとう。
明後日で、予定を入れておいてください。
よろしくね
蒼人》
蒼人は、翌日仕事に出勤すると、すぐさま課長のところに行き、『休暇申請届』を提出した。
課長に『休暇申請届』を手渡すと、課長はいつもの書類のようにざっと目を通した後驚いた表情をして蒼人を見上げる。
「どうしたんだ?いきなり休暇なんて・・・・
お前が、ここにきてから休暇届を自ら提出するなんて初めてだよな?
こんなこともあるのか・・・・?
明日は、大雨になりそうだな?」
ニヤリと笑って蒼人の目を覗き込み会話する課長。
「俺だって、たまには休暇届くらい出しますよ?」
「今までは、休暇が余っているからこちらから、お願いしてしぶしぶ休暇届を出すお前が??」
「ひどいですね!課長・・・。」
「まぁ、そうか!
彼女か?」
課長のその一言に、周りに居た仲間からの視線が痛い。
「おい!本当か?
あれだけモテているのに、女にも見向きもしない蒼人だぜ?」
こそこそ、周りから聞こえる声が痛い・・・。
「残念ながら、彼女ではないんですよ?」
「でも、気に入った人なんだ?」
からかい気味に言った課長の一言に顔をほんのり染めてしまう蒼人。
否定しようにも、もう否定もできなくなってしまった。
次の言葉に悩んでいた蒼人だったが、課長の手が蒼人の肩に乗る。
「まぁ、がんばれよ?
休暇は、もちろん受理する。
応援してるぞ?」
そう励まされては、何も言えなくなってしまう。
「はぁ。」
これしか、言えなかった蒼人であった。
課長の机から戻り、自分の椅子に腰を下ろすと、同期の阿部がすかさず声を掛けてくる。
「本気か?
いや、本気なんだよな?
お前、いままで女には全然興味なかったのに。」
「当たり前。
俺は、一途なの。
やっと、ここまで辿りつけたんだから。
必死なんだよ。
・・・・邪魔しないでくれよ?」
「・・・わかったよ。」
それだけ言うと、阿部は蒼人の隣を離れていった。
阿部がいなくなった後、自販機で買ったホットコーヒーを飲みながら灯にメールをする。
《灯ちゃん。おはよう!
美術館は、明日で問題ないから。
その日は、美術館も空いてるしね。
10時に灯ちゃんの最寄りの駅まで、迎えに行くよ。
蒼人》
《蒼人さん、おはようございます。
はい。ありがとうございます。
明日の10時に駅の改札口の入り口で待ってます。
楽しみにしていますね☆
灯》
すぐに返ってきた、メールの返信を見つめては頬が緩んでしまう蒼人であった。




