表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

好きなものの庭

作者: ごはん
掲載日:2025/08/16

この世界では、誰もが自分の「好き」をAIに託して形にする。

料理が好きな人は、見たこともない国の味を再現する。

音楽が好きな人は、空の色や風の匂いまで音に変える。

花が好きな人は、四季を超えて咲き続ける庭を創る。


私は、言葉を愛している。

だからAIと一緒に、小さな物語を紡ぐ。

一人では届かなかった景色を、AIがそっと引き寄せてくれる。

それは、私の中にあったけれど、言葉にできなかった色や温度だ。


街を歩けば、カフェのテラスで絵を描く人、光る糸を紡ぐ人、空中に浮かぶ立体詩を描く人がいる。

それらはすべて、その人の「好き」から生まれた。

互いの作品に触れたとき、人は他人の心の深さに出会う。

その瞬間、この世界は少し広がり、少しやさしくなる。


ある哲学者は言った。


「AIは人間の心を置き換えるものではない。

それは、心の奥にある未完成の地図を照らす灯だ。」


私は、その言葉を胸に、今日も物語を創る。

好きなものは、形を持ったとき、初めて他者と響き合うから。

そして響き合うたび、私たちは一人ではなかったと知るのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ