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アニマルランド  作者: mohituzi&chai
1/1

今日のアニマルランド

新作でふ

「 ついに買えた…」

…とても嬉しいはずなのに、なぜか気力が湧かない。


そう、この少年(関口頼兎(18歳))は購入済みのゲームソフトとVRでゲームをするためのゲーム機を眺めている。


「うう…総額102000ちょいかぁ…」


俺の財布はいま、10円二枚、1円三枚…だ。


「らいと?ご飯できたわよーー」


母が呼んでる。


「はぁい!今行く!」


と明るい声で言うが、今の俺の心はズタボロだ。


夕飯を食べ終わり、2階の自分の部屋に登る。


「まぁ買えてやりたいことができることがまだラッキーか。」

と呟く。


ピンピン! と起動音を鳴らしてゲーム機が起動する。

「アニマルランドを起動します!」と言う表示が出て操作端末の画面が

「VRゴーグルを装着し、平らなところで仰向けになってください。」

に固定される。


早速ベッドに飛び込み、VRゴーグルを頭に装着した。


明るいbgmとともにキャラメイク画面が表示される。


---------------

種族:未設定

顔:種族を選択してください

目:種族を選択してください

鼻口:種族を選択してください

服のタイプ:種族を選択してください

体の色:種族を選択してください

---------------

「これが設定項目か」


ピコーン

俺はとりあえず種族を設定しなきゃいけないと思ったので、メニューを開いた。


「…」


「………」


「…………えっ」


そこには、超大量の'種族'とやらが大量に並んでいる。よくRPGに出てくる動物系のモンスターみたいなやつから、猫や犬や馬など見慣れた動物まで120の'種族'とやらが並んでいる。(数えてない)


10分ほど悩んだ末、この「バニー」…だ。

理由はただ一つ……可愛いから。


〜30分後〜


「よっしゃ、調節終わったで‼︎」


と言いながらスキルポイントを振り分ける(初期ポイントは100)


種族:バニー

顔:ノーマル1

目:カスタム

鼻口:ノーマル3

服のタイプ:タイプ3

体の色:薄いピンク

HP:20

MP:5

ATK:20

INT:10

DEF:5

MDF:5

VIT:5

AGL:20

LUC:10

合計:100


500G

それぞれ、体力、魔力、攻撃力、魔法攻撃力、防御、魔法防御、耐久力、素早さ、幸運、所持金だ。


バニー:高い素早さ、ジャンプ力で、相手を翻弄する。


「…もう30分か。」


キャラメイクだけで30分もかかってしまった。


ピコリン という効果音とともに最初の街に転送される。

「とりあえず武器屋に行くか。」

と独り言。


カランカランとドアについていた鈴らしきものがなる。

「よう、うさぎのお兄さん。今日はどんな用だい?」

「すみません、軽くて小さい近接武器ってありますか?」

「おお!そんならこの、[デュエルスライサー]がおすすめだぜ。」

ーーーーーーーーー

[デュアルスライサー]

ATK+15

AGL+30

DFEー5

耐久性=150

150×2G

ーーーーーーーーー

「「やすい」「強い」「長持ち」3大キャッチコピーが揃ってるでー!」

「買います‼︎」

カランカランとなるすずらしき何かの音とともに武器屋をでる。

個人的にもいい買い物をしたと思ってるし、所持金の残りは宿屋へかなぁ、とも思っている。


「今更だけどめっちゃ現実っぽく動くなぁ」

二足歩行のうさぎ姿で街を歩き回る。

そう、このゲーム実はあの3大ゲーム会社「NININCK」日本語訳、ニニンク株式会社が作った最高傑作オンラインRPG「アニマルランド」なのだ。

つまり、動きやすいなどもろもろは会社がとてもすごいのでそれに比例してバグの発生率が下がり、操作感が上がる。


「こんにちは、お泊まりになる場合30Gかかります。」

宿屋の猫らしきNPCに話しかけられる。


やはりベッドはいい。

画面に白い文字で

「リスポーン地点を更新しました」

と表示される。

次回は20日

に出す予定です。

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