キッカーだった俺が、転生したらまよごはんだった件
俺の名前は北山 海だ。いや、北山 海だったという方がいいだろう。
そう俺、北山 海ことキッカーは死んだのだ。死んだはずだ、、、
あの日、日課のセミ採集をしていたところトラックにひかれて死んだのだ。
そして目が覚めたら愛知県の某大学に通う一介の大学生として転生していたのだ。
俺は転生してからこの体について調べた。どうも、この体の持ち主は駒津 代徒こと通称まよごはんというらしい。なかなかのお金持ちでイケメンさらに頭までいいらしい。前世の頃の僕とは対極に位置する人間だ。
僕は前世でできなかったことをしようと決めた。
まずは前世でしたことのなかった女の子との会話だ。
結論から言おう。失敗した。女の子と話す内容が思いつかなかったのだ。したことのないことだ。てはじめにセミの話を持ち掛けた。女の子に逃げられた。何が悪かったのだろうか。次に女の子に声をかけてもらうためにハチ公前でオットセイの真似をした。
「オットセイの真似しますおうおうおうおうおうおwwwwwwwwwwwwパァンッパァンッ(ヒレを叩く音)おうおうおうおうおうおおうおうおうおうおうおwwwwwwパァンッパァンッ(ヒレを叩く音)おうおうおうおうおうおwwww」
女の子はこなかっが別の人が来た。警察だ。こうして俺のまよごはんとしての人生は幕を閉じたのだった。
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