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孤独の魔女と独りの少女【書籍版!8月29日発売中!】  作者: 徒然ナルモ
十六章 黄金の正義とメルクリウス
633/839

十六章時点・キャラ紹介

保有総魔力・体内に保有する魔力の総量、魔術師としての実力に直結しやすい

魔力放出力・魔力を噴出し出力する能力の高さ、魔術の威力に直結しやすい

魔力精密度・魔力を精密に動かす能力、高い程魔術師としての技量が高くなる

魔力持久力・魔力的なスタミナ、継続して魔術を使用し続ける能力


近接戦能力・近接戦の実力の高さ、剣を使っても魔術を使っても目の前で戦えば近接

肉体精密度・身体的な精密度の高さ、戦闘だけでなく手先の器用さなど技量も測定対象

肉体持久力・肉体的なスタミナ、継続して運動をし続ける能力

知識量・物を知っているか、それを処理できるかの能力、頭の良さと言い換えた方が速い



能力値ランク

G〜Sまで存在し、高ければ高いほど良いものとされ、S以上は人の領域を超えているとされる、測定不能は他の追随を許さず比較になる相手がいない為計測が不可能な状態。

同じランクでもピンからキリまで存在し 同一ランクは互角というわけではない、ランクが一つ上に上がると完全にその能力は上位となる。

またそのランクの収まらないが次のランクには及ばない段階には+が付けられます。




十六章のネタバレをある程度含みます、また身長体重年齢は十六章終了時点のもの。

また、前回紹介し、かつ変化がないものは省きます。


名前・ エリス

性別・女

身体・身長158 体重60

年齢・23

異名・孤独の魔女の弟子 流浪の暁風

好きな食べ物・師匠と食べるご飯 友達と食べる料理

嫌いな食べ物・トロトロしたもの

得意分野

事象の記憶、サバイバル、悪い奴を黙らせる(一生)

苦手分野

ギャンブル、絵を描く事、悪を見過ごす事

趣味

旅をする事、まだ見ぬ景色を見て知らない事を体験するのが好き。

能力値

保有総魔力・B 魔力放出力・A

魔力精密度・A 魔力持久力・C

近接戦能力・A 肉体精密度・B

肉体持久力・B 知識量・A

総合能力値・42000

備考

メルクリウスと共にソニアとの長い因縁に蹴りをつけた、かつ八大同盟との戦いで様々な力が開花しつつある段階。超極限集中を使わず識確の力を引き出し追憶という形で自らが今まで味わった痛みや苦痛を直接相手に叩き込む技を会得したり対外の雷を吸収し魔力に変える『スーパーライジングモード』を獲得したり今回はかなり強くなれた様子。


名前・ ラグナ・アルクカース

性別・男

身体・身長173 体重85

年齢・25

異名・争乱の魔女の弟子 戦王

好きな食べ物・肉 にんにく エリス シチュー

嫌いな食べ物・無し

魔力覚醒・『拳神一如之極意』

得意分野

戦略考案、戦闘指揮、食べる事

苦手分野

推理、食べ物を残す事

趣味

基本的に休日は全て修行に費やしている為エリス同様トレーニングが趣味。

一応鷹狩りや魔獣の追い回しなどもたまにやる。

能力値

保有総魔力・B 魔力放出力・D

魔力精密度・ 魔力持久力・B

近接戦能力・A+ 肉体精密度・A

肉体持久力・A 知識量・B

総合能力値・76000

備考

対ガウリイルに集中して修行を行っており技量面で非常に強化された。だが実力面に於いては実はそこまで伸びておらず、やはり第二段階そのものの壁が彼の成長を阻害している様子。


また、ガウリイルとの戦いで第三段階への片鱗を見せたものの、それはガウリイル曰く『極・魔力覚醒』への進化ではなくまた別の存在への進化であるとの事。彼が新たな覚醒を会得した結果何になるのか、どういう覚醒へと進化するのかは未だ未知数ながらカノープスが感じた危機感の正体は着実に近づいていると言える。


だが、それでも彼は魔女達が見定めた『英雄』である。それは魔女ように言葉の意味のままの存在ではなく、魔女と同じ称号…或いは資格そのものである。


名前・ メルクリウス・ヒュドラルギュルム

性別・女

身体・身長176 体重63

年齢・28

異名・栄光の魔女の弟子 同盟首長

好きな食べ物・シチュー パン

嫌いな食べ物・落ち着かない料理

魔力覚醒『マグナ・ト・アリストン』

得意分野

推理、人々の笑顔を守る、経営

苦手分野

片付け、悪を見過ごす、人心掌握

趣味

読書、責務から解放された今は買いためていた本を消費しまくっている。

能力値

保有総魔力・B 魔力放出力・A

魔力精密度・A 魔力持久力・A

近接戦能力・B 肉体精密度・A

肉体持久力・A+ 知識量・A

総合能力値・41000

備考

ソニアとの決着、逢魔ヶ時旅団へのリベンジ、自らの正義との直面、それら全てを経験し文字通りの意味で爆発的に成長し一気にネレイド飛び越し魔女の弟子三番手の使い手にまで昇り詰めた。元々天才的な素養と究極の錬金機構を搭載する肉体、そして皇帝が認めた風格を持ち合わせるにしては実力が乏しく活躍の機会も浅かった彼女だがそれは彼女自身の精神面がソニアの一件以来揺らいでいたから、そこがなくなれば勿論彼女は強くなる。

その進化の幅は途方もなく彼女が元来持ち合わせていた実力の開花に加えそこから何段階も上乗せで強くなっており今ならエリスとも真っ向から戦い或いは勝つこともできるかもしれない。


彼女が漠然と抱えていた正義の信念は『万民の笑顔、安寧を守る』という形に昇華した、それはある種魔女が願った人類の保護にも似た巨大な願望である。ただ願うだけならば大言と鼻で笑われることを彼女は理解している、だからこそただの願いや祈りで終わらせない為の覚悟を決め迷うことを捨てた。


そうして手に入れた覚醒の名は『マグナ・ト・アリストン』。史上最も純度が高い概念抽出型であり概念そのものを錬成し生み出すことが出来る。破壊の概念、移動の概念、それはそのまま神にも匹敵する権能であり物理的な距離や障害を無視して攻撃を当てることが出来る。また相手の覚醒そのものも錬成して模倣することが出来るなど錬金術の基礎能力も飛躍的に向上している。


また、覚醒中は『変容』のキトリタヌスの力にも目覚めており、自らの肉体を超人レベルに強化することも可能であり、覚醒を使えばラグナやネレイド相手に腕相撲でいい勝負ができる程に強化される。文字通り肉体面精神面で円熟し第一線へと舞い戻った彼女は今後更なる飛躍を見せるだろう。


エリスが持つ識の力にも似た『見識』の力にも目覚めておりその領域はエリスを超えた見神の域。真実を見抜く力に特化しており、対象の動きを見切ったり隠された物を見出す才能を持つ。元々彼女が得意としていた推理はこの力に由来する物。


これは彼女が偶々持っていた物ではなく、そもそも魔女の弟子とは皆凄まじい才能を持った天才集団であるが故、当然の帰結とも言える結果。中でも抜きん出て才能を持っていたメルクリウスはある意味純粋な才能という一点ではデティ、ラグナに次ぐ三番目の天才と言える。



名前・ アマルト・アリスタルコス

性別・男

身体・身長177 体重73

年齢・26

異名・探求の魔女の弟子 小学園理事長

好きな食べ物・ボロネーゼ

嫌いな食べ物・あからさまに手の抜かれた料理

得意分野

料理、勉強、家事全般

苦手分野

気を使う事、気を使われる事、嘘を吐く女

趣味

基本料理が趣味、飽くまで自分の料理は趣味なのでプロではないというのが彼の理屈。

能力値

保有総魔力・C 魔力放出力・C

魔力精密度・B 魔力持久力・B

近接戦能力・B 肉体精密度・A

肉体持久力・B 知識量・C

総合能力値・26000(変身によって可変)

備考

実は一番忙しかった人、常に地上でアマリリスとして演じていた為他に何かをする暇が無くそれでいて特に目立たなかった。だがある意味地上組の安全は彼によって確保されていたとも言える。


修行どころではなかったので強くはなれていない、それどころか自分と同じ段階にいたメグとメルクリウスが立て続けに覚醒してしまいちょっと焦っている。だがそれ以上に覚醒をせず覚醒者を二人倒すという偉業をやってのけているので正直メグとメルクリウスからはアマルトが覚醒していない事実の方が驚きとも言える。


ある意味、メルクリウスが覚醒出来た時点で彼が覚醒出来ない理由はないとも断言ようになった。彼は肉体面でも精神面でも不安定な部分はなくそれでいて戦場にも恵まれているため今回覚醒してもおかしくはなかった。それでも覚醒出来ないのは…彼自身の覚醒そのものの性質が由来しているとも言える。


名前・ サトゥルナリア・ルシエンテス

性別・男

身体・身長160 体重55

年齢・20

異名・閃光の魔女の弟子 世界のスーパースター

好きな食べ物・グレープエード

嫌いな食べ物・辛い物

得意分野

演技、歌唱、段取り決め

苦手分野

喧嘩、料理、演劇をバカにされる事

趣味

芸術鑑賞、絵画や彫刻を見るのが好きであり歴史ある品を見ると思わず目を輝かせる。

演劇は好きだがあれは趣味ではなく仕事と割り切っている。

能力値

保有総魔力・C 魔力放出力・B

魔力精密度・C 魔力持久力・D

近接戦能力・C+ 肉体精密度・B

肉体持久力・C 知識量・C

総合能力値・18000

備考

戦いが激化し自身が実力的に置いて行かれている事実を痛感している人。ガウリイルに食ってかかった物の手も足も出ず、その上今回は戦いも殆どしておらず正直…かなり焦っている。


現状唯一魔力覚醒の見込みもなく、実力面でも大きく劣る彼は他の分野でみんなの役に立つことを望んだ物のそれが結果としてややこしい事態を生んでしまう。今のまま旅を続ければいずれ仲間達のお荷物になってしまうのではないか、今のまま戦いに参加すればいずれ取り返しのつかないことになるのではないか。そんな恐怖を隠しながらも今はともかく努力することを選んでいる。


名前・ メグ・ジャバウォック

性別・女

身体・身長167 体重55

年齢・24

異名・無双の魔女の弟子 皇帝専属メイド長 第四師団師団長

好きな食べ物・激辛料理

嫌いな食べ物・無し

得意分野

ありとあらゆる分野、ほぼ全てを万能に完遂できる。

苦手分野

不潔、虫

趣味

機械いじり、職業上あまり無いが暇な時は懐中時計を分解しては組み立てるのを繰り返している。

魔力覚醒・『天命のカラシスタ・ストラ』

能力値

保有総魔力・B 魔力放出力・B

魔力精密度・B 魔力持久力・B

近接戦能力・B+ 肉体精密度・A

肉体持久力・B 知識量・A

総合能力値・35000

備考

実は今回あんまり何もしてない人、状況が状況だけに役に立てる場面が少なくその分戦闘面で頑張った。前回魔力覚醒に目覚めたこともあり敵幹部のNo.2アナスタシアの撃破になんとか成功する。とはいえ未だ覚醒の本格的な掌握には至っておらずまだまだな部分も多くある。


次元転移により写真の中に人を転移させることが出来るようになった。写真の中は切り取った景色の環境そのままの状況が再現されており、アジメクの気候やオライオンの気候を味わえる。物体は動かせないが水などは性質がそのままな為プールで泳いだり温泉に浸かったりすることは可能。写真の中の食べ物も物質判定なので食べることは出来ないし写真の中の物は持ち出せないなど様々な制約がある物の写真を一つの空間として扱えるメリットは凄まじい。また写真の中では何故か写真を撮ることが出来ない(何も映らない)らしい。


今現在馬車の中には様々な写真が立てかけられており、一日に一度みんなで写真の中に転移し遊んだり修行したりしている。


内容は…。


『アジメクの花畑』…ピクニックをしたり昼寝をしたりするのに使う。

『ステラウルブスのアクアパラダイス』…プールで遊んだりするのに使う(水楽園から着想を受け現在改修中)

『アルクカースの荒原』…だだっ広いアルクカースの荒原、修行に使われている。

『デルセクトのカジノ街』…暇潰しの遊びに使っている、アマルトのお気に入り。

『コルスコルピの遺跡』…用途無しだったが取り敢えず旅先で買った物を保管する物置に使われている。

『エトワールの劇場』…王国歌劇団の劇場、ナリアが歌を披露する。

『帝国の屋敷』…新しい休憩スペースとして使われる予定。

『オライオンの名湯』…毎晩みんなでお風呂に入っている。男女で時間分けされ異性が入浴中は絵画に布が被せられる。


など多数、今後も増える予定らしい。また基本的に覚醒したメグ同伴でなければ入れないがメルクリウスの覚醒と併用する事で入り口を維持出来るようになったらしい。


名前・ ネレイド・イストミア

性別・女

身体・身長270 体重240

年齢・27

異名・夢見の魔女の弟子、闘神将

好きな食べ物・お肉

嫌いな食べ物・レモン

魔力覚醒『虚構神言・闘神顕現』

能力値

保有総魔力・B 魔力放出力・A

魔力精密度・B 魔力持久力・B

近接戦能力・A+ 肉体精密度・A+

肉体持久力・A+ 知識量・B

総合能力値・40000

備考

ギガンティック・シジキとの戦いで公式戦完全無敗の記録が打ち崩されて精神的にノックアウトされた人。とは言えオライオンプロレスリングリーグでの記録が破られたわけではない。


ラグナと共に肉体面の強化に励み一応少しだけ強くなれたが今の段階での限界を如実に感じている。一応新たなスタイル『ヒールレスラースタイル』を確立した物のそもそも根が善人過ぎる為あまりなりきれていない。だが同時にヒールレスラースタイルを踏み台に新たな戦闘スタイルの確立のきっかけを掴んでおりこれがそのまま第三段階に繋がればいいなぁとは考えているが…?


名前・ デティフローア・クリサンセマム

性別・女

身体・身長105 体重35

年齢・23

異名・友愛の魔女の弟子 魔術導皇

好きな食べ物・甘いお菓子 デティスペシャル

嫌いな食べ物・野菜 苦いやつ

得意分野

魔術学、魔術、治癒魔術

魔力覚醒『デティフローア=ガルドラボーク』

苦手分野

肉体労働、身長をいじられる事

趣味

お菓子を食べる事、甘いお菓子は大好き、塩辛いのも好き。

能力値

保有総魔力・A+ 魔力放出力・A

魔力精密度・A 魔力持久力・S

近接戦能力・G 肉体精密度・D

肉体持久力・B 知識量・B

総合能力値・13000?

備考

ひたすらに労働に励んでいた影の功労者、別名癒しマスター。チクシュルーブでは基本的に仲間のバックアップに励んでおり、最終決戦ではナリアと共にミサイルの打ち上げ阻止に勤しむ。とは言えミサイル発射阻止出来るのはナリアだけで、実際デティフローアは何もしてない。



実は魔力覚醒を会得している、それも旅を開始するよりも前に。魔力覚醒の名は『デティフローア=ガルドラボーク』種別は分類不能型にも分類されない神象魔力覚醒。その効果は未だ判然とはしないものの絶対的な実力を有しており彼女は常に戦いの中で最終手段としてこれを考えていた。


しかし、その力はあまりに大きすぎるため他の弟子達の成長の阻害になってしまうのではないかという危惧を備えており、少なくとも仲間の前で披露するつもりはなかった。ガウリイルとの戦いでもラグナとナリアが気絶しない限り使うつもりは全くなかった。


だが、逆を言えば彼女が覚醒していた場合ガウリイルの打倒は確実に可能だったと目されている。


名前・ ルビー・ゾディアック

性別・女

身体・身長188 体重95

年齢・14

異名・ルビーギャングズのボス

好きな食べ物・肉

嫌いな食べ物・野菜


能力値

保有総魔力・B 魔力放出力・B

魔力精密度・D 魔力持久力・C

近接戦能力・B 肉体精密度・C

肉体持久力・B 知識量・E

総合能力値・20000

備考

フレデフォード地下街にて孤児や行き場のない者たちの拠り所となっていたルビーギャングズの創始者にして頭目。圧倒的な武力と容赦ない気性から地下の人間から恐れられ懲罰隊と対を成す存在として知られていた。


凄まじい実力を持っており、独自の魔術刻印魔術を用いて近接戦を行う猛者。ルビーギャングズの戦闘員は殆どがチンピラレベルではあるものの彼女だけが頭抜けた強さを持っており、地上でも指折りの力を持っていると言える。


大人を見下ろす上背と大人を捻り潰す実力から勘違いされがちだがまだ十四歳の子供でありそれ故精神面で未熟な点が多い。ギャングズの暴走を見ても特になんとも思っておらず自らの信念に反している事を指摘されるまで気が付かなかった。

その点を指摘し道を正してくれたエリス達に感謝しており、数少ない尊敬出来る大人として慕っている。


ゾディアックの姓を持つ者であり本人は知らない物の祖父は冒険者協会の会長にしてマレウスの英雄ガンダーマン。地下に落ちた年老いた冒険者達からは『若かりし頃、英雄の気風を兼ね備えていた頃のガンダーマンを彷彿とさせる』と言われ、その風格と実力はガンダーマン譲りと見られる。


名前・ シャナ・シードゥス

性別・女

身体・身長158 体重38

年齢・85

異名・地下の技術者 伝説の冒険者

好きな食べ物・特にない

嫌いな食べ物・硬いもの


能力値

無し

備考

地下の機関整備を行う技術者。デルセクト式の蒸気機関や帝国式の魔力機構双方に精通した整備技術のプロフェッショナルであり地下においては無類の技術力で頼りにされている存在。地下の住人にしては珍しく戸建を持っており実はそれなりに給料は貰っている。


地下に落ちたエリス達を拾い、半ば騙すような形で労働させこき使っていたケチンボババアであり、口は悪く嘘を嘘と思わず嘘を吐ける老獪な人物。またエラリーからも危険視されており良い意味でも悪い意味でも地下を代表する人間。


実は元冒険者であり、冒険者協会四人の最高幹部のうちの一人。ルビーを気にかけ態々地下に落ち側で見守っていた。ルビーを外に出したいと考えていたところでエリス達を拾い、エリス達が闇雲な捜査でエラリー達に見つからないよう仮の身分を得る意味合いで労働を強いいていた。口は悪いものの面倒見は良く、約束を守る人間に対しては非常に真摯的。


エリス達と地下を脱出した後はルビーギャングズの面倒を見る事を約束しつつ、ルビーを連れ中央都市サイディリアルへと向かうこととなる。


名前・ エラリー・アンズリベンジ

性別・男

身体・身長180 体重2500

年齢・38

異名・懲罰隊隊長 地下の支配者

好きな食べ物・ゆで卵

嫌いな食べ物・ブロッコリー


能力値

保有総魔力・B 魔力放出力・C

魔力精密度・C 魔力持久力・A

近接戦能力・B 肉体精密度・C

肉体持久力・B 知識量・B

総合能力値・21000

備考

逢魔ヶ時旅団幹部陣に於いて六番目の実力を持った人物、地下エリアのエリアマスターであり地下の規則に違反した者を罰する懲罰隊のリーダー。非常に厳格であり且つ非常に細やかな人間であり、目敏く他人の粗を探すのが非常に得意。


嫌味で賢ぶったエリート至上主義者ではあるものの逢魔ヶ時旅団の幹部たり得る腕っ節を持っている。また肉体を改造しており常に再生し続ける無限修復機構と錬金機構アルベドの元となった機構を兼ね備えており傷つけられても即座に回復する体を持つ。これに加え機械の体を使った肉弾戦や分子レベルで対象を切り裂く技など殺傷能力の高い戦法を用いる。


元々はマレウスの貴族アンズリベンジ家の人間であり自らを選ばれたエリートだと思い込むほどに甘やかされて生きてきた。しかし彼の代でアンズリベンジ家は凋落、瞬く間に落ちぶれ貴族としての体裁を取り繕うこともできなくなる。


彼はそんな家を再興するためにソニアに取り入り再びエリートとして君臨する為にゴマを擦っていた。口ではソニアを尊敬したような事を言っているが、実際彼はソニアの事を何も理解していなかった。


メルクリウスと地下で戦い、最終的にはソニアを裏切るような口振りでメルクリウスに命乞いするが受け入れられず、崩落した地下に閉じ込められることとなった。食事も睡眠も必要としない肉体であったがために地下でも問題なく生存出来てしまい、彼は狂うことも許されず今も地下の底で助けを求めている。


名前・ サイ・ベイチモ

性別・男

身体・身長170 体重2500

年齢・36

異名・逢魔ヶ時旅団第五隊長

好きな食べ物・チキンディナー

嫌いな食べ物・パンの耳


能力値

保有総魔力・C 魔力放出力・B

魔力精密度・C 魔力持久力・B

近接戦能力・B+ 肉体精密度・B

肉体持久力・C 知識量・C

総合能力値・28000

備考

金楽園エリアのエリアマスターであり逢魔ヶ時旅団幹部、生粋のギャンブラーでありイカサマすることがギャンブルへの真っ当な向き合い方だと曲解しているクズ。給料全てをギャンブルに注ぎ込みいつも金欠で餓死しかけているタイプのギャンクズ。

ただ偶然出会ったアマルトが女体化した姿であるアマリリスに恋して心を入れ替える事を決意。ギャンブルに全てを注ぎ込む事を改め真っ当に生きるよう心がけるようになる。


元々ギャンブルする為に傭兵になっただけの男であり、半端な信念でここまで生き抜いてきたその実力は凄まじく、地上の幹部の中で一番弱い第五幹部でありながら魔力覚醒を会得している。


魔力覚醒の名は概念抽出型魔力覚醒『座さず、一擲乾坤を賭とす』。対象を選択し賭けを行う事で自身を強化する。賭けの内容は『自身への制限の内容を当てる』クイズ形式、制限の内容によって強化の幅が決まり、相手が制限の内容を外した場合相手の魔力を吸収し自身の強化を継続、正答した場合自身は魔力を大幅に失い今まで得た強化を消失する。制限時間は五分。


制限の内容は相手に通達する必要はなく、また一度に複数の制限をかけることができる。また制限のキャンセルも自在に行え即座に別の制限を用意することで制限時間をリセットし強化を継続することが出来る。非常に特殊で制限を正答し続ければ覚醒者でなくても倒せるが、サイを相手に凌ぎながら正答するには相応の実力が必要となる。


逢魔ヶ時旅団の中でも屈指の人格破綻者であり、仲間意識が非常に希薄で四年前の戦いで仲間が大勢死んでも平気な顔をしていた。その上アマルトに負けた後は早々に仲間に見切りをつけてチクシュルーブを立ち去ってしまった。


今はアマリリスちゃんの影を追いかけて再びギャンブル街道を走っている。彼はクズなのだ。


名前・ ディラン・ディアリング

性別・男

身体・身長180 体重58

年齢・56

異名・逢魔ヶ時旅団第四隊長 

好きな食べ物・ホットドッグ

嫌いな食べ物・水っぽいもの


能力値

保有総魔力・A 魔力放出力・B

魔力精密度・A 魔力持久力・B

近接戦能力・D 肉体精密度・C

肉体持久力・D 知識量・B

総合能力値・34000

備考

水楽園のエリアマスターにして逢魔ヶ時旅団第四隊長、水も滴るナイスガイであり女性と日光をこよなく愛するいい男。いつも水楽園で水泳を楽しんでおりマナーの悪い客に対してはそれなりに注意をしたり、一層酷い場合は実力行使にて出禁にする。


立ち振る舞いも人格も立派な男だがこれでも逢魔ヶ時旅団屈指の古株であり、オウマと出会う前から傭兵をやっていた経歴を持つ歴戦の戦士。しかも筋骨隆々の見た目に反して魔術師タイプである。


戦闘では常に魔術のレジストや魔術の連携を行い戦い近接戦は基本的には行わない。レジストの腕はデティフローアをして達人と言わしめる程の物を持ちエリスの属性魔術を完封する実力を持つ。

また魔力覚醒は世界編纂型魔力覚醒『心恋し月草天花』は視界にある属性物質を別の属性へ変換する錬金術のような力を持つ。これにより相手の属性魔術を無力化しつつ周囲の属性を操り相手を徹底的に完封しつつ圧殺することが出来る。特に属性魔術に対しては対属性魔術最強の魔力覚醒と言われる程の相性の良さを持つ。


エリスとの戦いでその力を遺憾なく発揮し相性差でエリスを完封するが、識確の限定的な使用に目覚めたエリスにより撃破されノックアウト。その後他の仲間と合流したところリーシャのような何かの襲撃を受け死亡する。


名前・ シジキ・ジュンヨウ

性別・男

身体・身長380 体重7500

年齢・42

異名・逢魔ヶ時旅団第三幹部 ギガンティック

好きな食べ物・無し

嫌いな食べ物・無し


能力値

保有総魔力・C 魔力放出力・C

魔力精密度・C 魔力持久力・D

近接戦能力・A+ 肉体精密度・B

肉体持久力・A+ 知識量・D

総合能力値・58000

備考

遊楽園エリアのエリアマスターにして全身を機械に置き換えた完全無欠の鉄人サイボーグ。普段は遊楽園エリアのコロシアムにてエキシビションマッチを担当している。


全身を機械に改造しており、何重にも装甲や武装を搭載している為歩く武装要塞のような状態で戦っている。ミサイルにレーザー、その上ネレイドを上回る馬力にどんな攻撃も弾き返す無敵の体を持ちただ一人で一国の軍隊を滅ぼせるだけの力を持つ。


また魔力覚醒『黒鉄式上黄返威鎧』は周囲の鉄材を巻き込み自身の体と一体化させる力を持ち、周囲が鉄で囲まれた遊楽園エリアでは損害を度外視すれば無類の強さを発揮できる。


持ち前の馬力と耐久力で一度はネレイドを退けるも覚悟を決めヒールとして、挑戦者として戦う決意をしたネレイドとの再戦では、死闘の末敗北。その後体の大部分を破壊され頭部のみとなり肉体と引き換えにある程度の人間性を再獲得した。


実は元帝国軍人でありオウマの影に隠れ離脱したことさえ知られなかった一兵卒。それがオウマと共に視線を潜り抜けるうちに強くなり、最終的には覚醒するまでに至った。



ネレイドに敗北後仲間達と合流するが、その後リーシャのような何かの襲撃を受け死亡する。


名前・ アナスタシア・オクタヴィウス

性別・女

身体・身長162 体重42

年齢・32

異名・逢魔ヶ時旅団第二幹部 殺剣

好きな食べ物・ウインナー

嫌いな食べ物・貝


能力値

保有総魔力・A 魔力放出力・A

魔力精密度・E 魔力持久力・D

近接戦能力・B 肉体精密度・A+

肉体持久力・B 知識量・D

総合能力値・72000

備考

娼楽園エリアのエリアマスターにして逢魔ヶ時旅団二大看板の一角、肉体の殆どを改造せず互換のみを強化しただけに留めているにも関わらず絶大な強さを誇る天然ものの天才。普段は娼楽園エリアで出歯亀しながら自分を慰めている。


やや不真面目で知能面もアレだが実力に関しては一級品。単純な実力面で言えばエアリエルと同格でありスピードだけを見れば世界最速に近い。そしてそれを制御する五感も改造済みであり殆どデメリットなしに最高速を維持することが出来る。

魔力覚醒は概念抽出型魔力覚醒『天霧る闇路』。指定したポイントにビーコンを設置しそこに向け光速に近い速度で移動する覚醒、移動中はあらゆる障害を破砕し進むため巻き込まれただけで常人なら即死する。またビーコンは一度に千以上設置が可能であり一番近いビーコンから順に移動していく。


元々一国を滅ぼすだけの実力を持っており、そこから更に改造を受け実力を高めており八大同盟でも屈指の使い手として名が知られており、事実ジズを打ち倒したメグさえも苦戦させ殺す一歩手前まで持っていくも、咄嗟に機転を効かせたメグによって写真の中に封じられてしまう。


その後、逢魔ヶ時旅団の壊滅とオウマの死を聞かされながら一人だけ帝国に連行されることになる。


名前・ ガウリイル・セレスト

性別・男

身体・身長190 体重300

年齢・35

異名・逢魔ヶ時旅団第一隊長 黒鉄の死神

好きな食べ物・無し

嫌いな食べ物・無し


能力値

保有総魔力・A 魔力放出力・A

魔力精密度・E 魔力持久力・C

近接戦能力・A 肉体精密度・A

肉体持久力・S 知識量・E

総合能力値・78000

備考

逢魔ヶ時旅団第一隊長にして居住区の守護担当を行う逢魔ヶ時旅団最強の幹部。オウマに次ぐ実力を持っており尋常ならざる力量はラグナさえも上回る。


全身を機械に置き換えたサイボーグであり、肉体は世界最硬の物質不朽石アダマンタイトで形成されている。それ故に絶大な防御力を持っており肉体の頑強さで言えば魔女級に匹敵する。その上卓越した武術の使い手であり技量一つとってもラグナを大きく上回る。


魔力覚醒は属性同一型『ライトニングジェネレーター』。魔力を電撃に変換することが出来る覚醒であり、これを用いて体内のレゾネイトコンデンサーで肉体を強化し際限なく強くなることが可能。またエラリーと同じく無限修復機構も備えており多少傷をつけられても即座に治る仕組みとなっている。


まさしく無敵と思える強さを持っており、その実力は空魔ジズさえも上回る。しかし無類の強さとは裏腹に非常に頭が悪く平時はちんぷんかんぷんな事ばかり言って部下を困らせている、その為組織を持つ事が出来ず今もオウマと共に行動している。



ラグナとヘリオステクタイトをかけた決戦を行い、終始ラグナを圧倒するも熱拳一発を完成させたラグナによって一気に逆転され敗北する。その際ラグナの危うさと恐ろしさを垣間見るもぶっちゃけそれどころじゃない状況だったので誰にも伝えることは出来なかった。


最終的にラグナによって飛び立つミサイルの上から救い出されるもの落下中ラグナと逸れ、その後仲間たちと合流するもリーシャのような何かの襲撃を受け死亡する。


名前・ オウマ・フライングダッチマン

性別・男

身体・身長185 体重120

年齢・42

異名・歩み潰す禍害

好きな食べ物・塩辛い物

嫌いな食べ物・甘い物


能力値

保有総魔力・A 魔力放出力・A+

魔力精密度・C 魔力持久力・B

近接戦能力・A+ 肉体精密度・B

肉体持久力・B 知識量・C

総合能力値・80000


備考

マレフィカルム最強の組織群『八大同盟』の一角、逢魔ヶ時旅団の団長。別名世界最強の傭兵、各地の戦場に参陣し無類の強さで敵を圧倒し雇えば確実に勝利を捥ぎ取ることで有名。その分雇い金は割高、また魔女排斥組織としての活動も兼任でやってるので基本的に組織は多忙。

最近は仲間に引き入れたソニアと共にチクシュルーブを拠点にして活動しており、部下達にチクシュルーブの管理と守護を任せ、彼自身は彼の目的の為に動いていた。


その目的は魔女の介在しない世界を作る事、魔女の特別性を消失させる兵器を作り、魔女に囚われない戦いが跋扈する世界を作り上げ、自らの完全なる解放を夢見てソニアを利用しヘリオステクタイトを建造する。

マレウスに弓を引くのはある意味マレフィカルムに喧嘩を売るに等しい行為であり、その為自身はジズの裏切りを表沙汰にし自らの裏切りを誤魔化す為に動いていた。結果としてマレフィカルムのどの組織も彼の活動に気がつくことはなかった。


元帝国軍人でありかつては将来を有望視された突起組最強世代の一人だったが…リーシャの一件に皇帝への不信感を募らせ、最終的に離脱を決意。帝国への未練も皇帝への忠誠も捨てたが今でも友の事は気にかけている。特にリーシャに対しては恋愛感情を持っており、彼女が死んだと聞いた時には結構ガチ目にショックを受けた。


ソニア奪還作戦、クリソベリア襲撃、その両方でメルクリウスと戦いどちらも撃退している。はっきり言ってメルクリウス単独では全く相手になっておらず今回もちょっとナメてた。だが暗雲の中での最終決戦にて迷いを捨て爆発的に強くなったメルクリウスに苦戦を強いられ、奥の手として魔力覚醒の暴走を引き起こしメルクリウスを撃破する。


あと少しでトドメという場面でエリスやデティの助けが入りトドメを刺し損ね、そのままエリス達の援護を受けたメルクリウスによって打ち倒される事となる。


その後、暴走の反動を受け朽ちていく体を前に自らの終焉を悟ったオウマは魔女との戦いの末死んだと言う結果を拒否し、自らの命を自らで断つことで、自分の人生は自分だけの物と言う彼なり理屈を押し通しこの世を去る事となる。


彼の敗因ははっきり言って最終局面での戦力差である。友を捨てたが故に彼は負けた、友を尊び共に歩んだからこそメルクリウスは勝った。ただそれだけの簡単な話ではあるのだが…。


それでも戻れなかった、一度故郷に唾を吐いたオウマには帰る場所などもう何処にもなく、その罪に対する最後の審判を受けこの世を去った。がしかし、その後彼の持っていたペンダントは故郷へと返され、愛する女との再会を果たすこととなった。



名前・ ソニア・アレキサンドライト

性別・女

身体・身長145 体重38

年齢・31

異名・理想卿チクシュルーブ

好きな食べ物・生き血 

嫌いな食べ物・甘い物


能力値

保有総魔力・無し 魔力放出力・無し

魔力精密度・無し 魔力持久力・無し

近接戦能力・E 肉体精密度・A

肉体持久力・G 知識量・A

総合能力値・8000

備考

王貴五芒星の一角『理想卿』として西部を治める支配者。その正体はかつてデルセクトに混沌をもたらした最悪の令嬢にして悪魔の兵器開発者。メルクリウスをして現代のシリウスに当たる人物と言わしめる程の才能を持ち合わせ、誰も解読出来なかったピスケスの文献を独学で解読しその技術を用いてヘリオステクタイトを完成させる。


オウマに救出された後マレウスに渡りレナトゥスの引き合わされ、王貴五芒星としてマレウスに尽くす事を条件に一定の立場を約束される。その後理想街を作り莫大な収益を上げ、なおかつマレウスの経済アドバイザーとして経済部門に於いて絶大な力を発揮していた。


レナトゥス陣営の重鎮として地位を確立し、レナトゥスに最も近い貴族としてマレウスに君臨しており。レナトゥスから直接『遺産』の下賜を受けている、それほどまでにレナトゥスからの信頼を勝ち取りながらも彼女に対して忠誠のカケラも抱いておらずあわよくばぶっ殺してやろうと考えていた。


遺産によって知識を得て、人間の魂を核炉心に変える事で核ミサイル『ヘリオステクタイト』を完成させ量産体制を整える。それをサイディリアルに撃ち込みその真価を世界中に知らしめると同時に混乱したマレウスを掌握し世界中にヘリオステクタイトを配備する手筈まで整えていた。


ヘリオステクタイトが世界に拡散されればそれだけで魔女の優位性は失われオウマの目的たる魔女の介在しない世界を作る事ができる…と言う計画だったが、ソニアはオウマさえも騙し独自の目的の為に動いていた。…が、それもまた成就する事はなく魔女の弟子達によって計画は破綻。最後は爆発炎上する円盤の中から脱出する事を拒み自ら命を絶つ。



彼女はメルクリウスと決着をつけることだけを人生の目的とした、今までただ漠然と享楽だけを追いかけ続けた彼女の人生の中で初めて現れた打破し得ぬ宿敵の存在は至高の天才を執念に燃え上がらせた。

逢魔ヶ時旅団を雇い理想卿の立場を得て最悪の兵器を作り上げ、盤石の体制を整えながらも魔女の弟子達に付け入る隙を与えてしまったのは、彼女がメルクリウスとの決着を望んだが故。この戦いはソニアの我儘によって実現しソニアの我儘によって敗北した。


ソニアという悪魔を作り上げたのはメルクリウスの甘さであり、メルクリウスという正義の鉄人を作り上げたのはソニアの甘さである。

 


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