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『300話時点用語辞典』

300話突破記念の用語集、今後追加する可能性あり。


《魔術関連》


・魔力

魔術を使う為のエネルギー。基本的には不可視であり触る事も不可能とされているが魔術を用いることにより炎にも氷にもなる不思議な存在。

生命体ならば人でなくとも持っており、木や草 小さな動物から虫に至るまで基本的に持っているだけなら持っている。


また、一部の強者は魔力を操作し魔術ではない特殊な事象を生み出すことができる。

目に纏わせれば様々な物を見ることが出来たり 魔力を皮膚に纏わせ熱や冷気から体を守ったりなど様々な使い方が出来る。特に魔女の魔力操作術は卓越しており。

体から溢れる魔力だけで城壁以上の防御力を持つ防壁を展開したり拳に纏わせ破壊力を上昇させたりなど様々である。


魔力とは即ち魂であるというのはこの世界の一般常識。生物を生物足らしめる魂が生み出す物を動かす為のエネルギーの端材が魔力である。

魔力が血液なら魂は心臓のようなもので魔力が尽きた状態で無理に魔術を使おうとすると魂が魔力として消費されてしまい死に至る。


魔力とはなんなのかを突き詰めるの魂はなんなのかに行き着き、魂はなんなのかという答えに到達した知的生命体は、この世界が創世されてより一人しかいない。


《魔女コメント:レグルス》

魔力は全ての生命体が持ち得るエネルギーだ。その中で最も魔力に適合した種こそが人間と言われている。人間の血は魔力をよく通す物質で出来ているらしくこれのおかげで人は他の種族より一歩先を行く進化が出来たとも言われているな。


・魔術

魔力を自在に操る技術。何千年も前に作られてより常に人類と共にある技術であり、この世の殆どの戦闘職が会得している基本戦闘術。使えば小さな火種から巨大な津波まで、当人の力量によって様々な事象を生み出すことが出来る。


使うにはそれなりの訓練が必要だが逆に言えばどんな人間でもそれなりの訓練を積めば会得は可能。また現在使われている魔術を現代魔術、かつて使われていたのが古式魔術と呼ばれており。

現代魔術は威力が低い代わりに会得が楽で詠唱も簡単、古式魔術は使い手を選ぶ上詠唱は長いが効果は絶大…という差異がある。


選ばれた者しか使えない『魔法』のあり方を嫌ったシリウスが誰にでも使える技術として作り上げたのが魔術の源流である。


《魔女コメント:スピカ》

魔術は基本的には我が弟子デティフローアの管轄にあります、彼女が許可しないものは基本的には使用は禁じられ表に出ることはありません。許可された場合は魔術協会認定許可証と共に全国に発布され 各地の魔術教室で教えられたり魔術協会が出している魔術教本などに記載され使い手が増えていくんです。


魔術はお金になります、教室からは使用料 教本からは記載料が支払われ続け、一つ完成させるだけで何もしなくても月々に与えられる額はその辺の店で一ヶ月働くのと同額程度になります。まぁ一つ完成させるだけでも大変なのですがね。


・魔法

魔術よりも以前に存在した魔力による攻撃方法、正式名称を『魔力闘法』。シリウスが魔術を開発する前まではこれが世の魔法使い達の主力攻撃術であった。

仕組みは単純明快であり、手の先に溜めた魔力を一気に解放し敵にぶつける代物。攻撃力で言うなれば現代魔術を遥かに上回るがこれを扱える者は生まれながらにして常人以上の魔力を持ち得る者にしか扱えず かつ魔術ほど使い勝手も良くない物で名前の通り闘う為だけの魔力運用方法である。


シリウスが魔術を開発し世に広めた瞬間瞬く間に魔術にその座を取って代わられ魔法の存在は駆逐されてしまった為、今現在これを使える者は疎か知っている者も居ない。無意識ながらに同じ仕組みで攻撃している者もいるが その者達もそれを魔法だとは呼ばない。今はもう失われた技術の一つである。


開発したのはシリウスが生まれるよりも二千年前、つまり作中時間軸で言えば一万年前に存在したと言われるティアレナ・ヴェリタスと呼ばれる人物。

だが八千年前の時点でその文献の殆どが失われており彼女が何者でどう言う目的でこれを作り上げたのかは全くの不明。ましてや大いなる厄災に際して過去の文献がまとめて焼却されてしまった現代に至ってはその名を知る者さえいない。


《魔女コメント:シリウス》

ぬはは、魔法は時代遅れのダサい力よ。しかし魔法の上位互換は魔術!と魔術師の多くは思っておったがワシはそうは思わん、何せ魔法は本能 魔術は技法じゃからのう。ここんところを理解出来るかどうかじゃ。


•禁忌魔術

魔術導皇によって使用を禁じられた魔術の総称。

主に危険すぎる場合や破壊能力に優れすぎた場合、人類文明にとって害悪にしかならない場合は魔術導皇によって禁忌魔術指定を受け、使用した場合厳罰を課される。


が、基本的には犯罪者にとっては抑止になっておらず、魔女排斥機関のメンバーなどは基本的にこれを使う場合が多い。


種別には第三級から第一級まで存在しており、第三級は使用が禁止、第二級は調べることも禁止、第一級はその名前さえ継承することを禁止される。


《魔女コメント:スピカ》

歴代の魔術導皇がその裁量によって使用禁止に指定した魔術ですね。けどこの禁止指定って実は物凄くハードルが高いんですよね。


だって魔術として認知されてるということは一度は導皇が認可を下ろし認めたということ。それを後からやっぱりあの判断は間違ってたので使うの禁止~…なんて言ったらそれだけで魔術導皇の威厳と信頼が損なわれる。


だからこそ、認可は慎重にしないといけません。


•使用不可三大魔術

理論上は可能とされながらも未だに達成された形跡が無いため使用不可能と言われている三種の魔術。


『時間溯行』『死者蘇生』『世界崩壊』この三つは現代魔術業界ではある意味魔術師の憧れともなっている。何せこれは魔女にさえ不可能だったのだ、使えば即ち魔女を越えたことを意味する。


しかし、魔術を作り上げたシリウスにさえ使用が出来なかったのだから、それはつまりそういうことだ。


《魔女コメント:シリウス》

ワシが使えなかったと言われるのは癪じゃが事実じゃ。だって時間溯行出来たらやってるし蘇生できんなら自分をしとるわい!…まぁ出来ないことはないんじゃろうがワシには無理であったわ。


ん?、世界崩壊なら出来そうと思ったか?違うのう。確かにワシは世界を破滅させられるし実際やりかけたが…違うのじゃ、『世界破壊』と『世界崩壊』は違う。そしてそれが不可能であるから今なお人類文明は続いておるのだ。


・魔術師

魔術を使う人間…ではなく魔術に対する知識をそれなりに持つ人間のことを指す言葉。

例えば魔術は使うが戦闘は剣で行うアルクカースの戦士達は魔術師ではなくただの魔術を使えるだけの人、魔術に対する理解を持ち様々な魔術を使う専門的な役職が魔術師である。


なので魔女の弟子達の中で正当に魔術師と呼べるのはデティだけで、魔術を使い戦うが知識はあまり持たないエリスやラグナは実は魔術師ではない…が、この違いを気にしている人間はあまりいない。


《魔女コメント:スピカ》

上記の通り魔術に対する知識などを持つ人間の事を魔術師と呼びますが、さらに踏み込んで言うと、宮廷魔術師のような魔術を研究する役職や帝国の魔術開発局のように組織的に魔術作成を行う人達もいます。なので魔術師はどちらかというと研究職に近い人を指すのですよ?、まぁ…そこの所を理解している人は少なく、漠然と魔術を使う人を魔術師と呼ぶ場合が大半ですがね。


・冒険者

世界中を旅して各地で魔獣を倒したり問題を解決するいわゆる何でも屋に部類される人間達。基本的に荒事を担当する為腕っ節あるものが多く在籍しており、上に行くためにはそれなりの武力を必要とされる。

ある一定以上の実力を協会から認められた者は協会から『字』と呼ばれる称号を与えられる。字は全部で一ツ字 二ツ字 三ツ字 四ツ字の四種類存在し、字が多ければ多いほど強くなるとされている。

特に四ツ字の中でも最上位の実力者達は魔女大国最高戦力クラスの力を持つとも言われている。


《魔女コメント:アルクトゥルス》

魔獣を殺して金にする連中だな、偶に戦場にも顔を出すしアルクカースに武器の買い付けに来ることもある。言っちまえば腕っ節を有り余らせた連中が最後に行く場所にみたいなもんだな。

概ねアルクカース国内での評判は悪い、イキッた冒険者が腕試しついでにアルクカースを訪れしたり顔でアルクカースの強靭な魔獣に喧嘩を売り食い殺されるのをウチの国民は見ているからだ。まぁそれでも冒険者になるアルクカース人は多く冒険者協会内部ではアルクカース人ってだけで優遇されたりもするくらいには重用されてるんだぜ?。


冒険者になるやつってのは大体どこの兵団にも所属出来なかった落ちこぼれが多くて、弱虫泣き虫として追い出された奴が雑魚のたまり場でチヤホヤされる為に冒険者になるんだ。故郷で弱虫扱いだった僕が国外では英雄扱い〜ってな感じでいい気になってるやつも多い。まぁ中には異常なまでに強過ぎる所為で国から追い出され冒険者になった奴もいるから油断出来ない存在でもある。


・魔女

世界の支配者にして大いなる厄災から全てを救った救世の英雄。不老の法を用いて八千年間老いる事なく生き続け世界の頂点に君臨し続ける文字通りの支配者達の名称。


その力は凄まじく単騎で複数の国家を相手にした上でその全てを地図から消し去れる程。

如何なる敵対者でさえ彼女達の万全の治世を崩す事が出来ず八千年という時が経過したことから如何に彼女達の力が強大かつ絶大かを世の人間達は自然と理解している。


また『魔女』という名称にはかなり特別な意味合いがあり、その辺の人間が勝手に名乗っていい名前ではないと法律でも定められており 勝手に名乗り活動した場合、状況や国によっては最悪死刑になる事もある。


名乗れるのは古式魔術を取得しその上で第四段階『天象同化』の到達し、臨界魔力覚醒を会得した人間だけがその名を名乗ることを許される。魔女と同格の力を得ただけでは魔女と呼ばれることはない。


今のところその段階に至っている事が分かっているのは八人の魔女に加えシリウスとウルキのみ、されどウルキは魔女の名の継承権を捨てた為ウルキは魔女とは呼ばれていない。


《魔女コメント:アルクトゥルス》

言ってみりゃ魔女と言えばオレ様達の事を基本的に指すな。元々魔女って呼び名はシリウスが呼ばれていたものの流用だが現在ではシリウスは魔女として扱う傾向はない、何せ知られてないからな。

当然ウルキも魔女じゃねぇな。


・魔女の弟子

魔女が自らの後継者と定めた者達。超越した実力者たる魔女から古式魔術を授かることを許された唯一の人間達であり目下のところ成長中の若き世代達のことを指す。


魔女達は八千年前に初めてとった弟子であるウルキに裏切られて以降同じ過ちを繰り返すまいと今まで弟子を取る気は無かった。

だがそれもリゲルから始まった流れによって徐々に解禁し今まで生まれることのなかった魔女の弟子という存在が有史以降初めて生まれたことになる。


本作の主人公エリスをはじめ、デティやラグナやメルクリウス アマルトにナリア メグとネレイドの八人がこれに該当する。

また、羅睺十悪星のウルキもまた一応魔女の弟子に分類されている。


《魔女コメント:プロキオン》

ボク達の可愛い弟子達だ。各地で魔女達がその才能を見込んだ天才達だからその潜在能力で言えば世界トップクラスと言える、今はまだか弱いかもしれないがボクは彼等がいずれ魔女を超える大偉業を成し遂げると確信しているんだ。


・魔力覚醒

魔力を極め抜いた者が辿り着ける一つの段階。これを発動させた者は魔力と一体化することによりその身を魔術に変え 異能力じみた力を発現させる場合が多い。

魔女をして魔力覚醒を行なった者に勝つにはこちらも魔力覚醒をしなければならないと言われるほど非覚醒者との実力差は絶対的であり世界でも最強の名を冠する者達は皆この段階に入り込んでいる。


種類としては五つほど存在し


属性や事象と一体化する『属性同一型』、主な発現者はアルカナのアリエ全員等多数。


肉体を進化させたり強化を行う『肉体進化型』、主な発現者はベオセルク。


非物質的な概念などに干渉し操る『概念抽出型』主な発現者はラグナやメルクリウス。


世界に対しての干渉権限を持ち世界に影響を及ぼす覚醒型としては最も希少な『世界編纂型』、主な発現者はカノープスやネレイド。


上記の四つに部類されない不可解な魔力覚醒を『分類不明型』、主な発現者はエリス。


基本的には四つに部類されるものの、稀にどれにも部類されない能力に目覚める者もいるらしく、エリスはそれに入るとされている。


《魔女コメント:レグルス》

魔力覚醒はある一定以上の段階に至った物の標準技術だ。だがこれがまた随分とじゃじゃ馬でな、魂が本来想定していない挙動を行う為か凄まじく心身共に負荷がかかる。故に魔力覚醒は奥の手として使用に対して消極的な者も少なくないのだ。


・第一段階『魔力操作』

魔力を操る四つの段階の一つ。魔力を操り魔術を扱える人間がこれに入るとされておりこの世の殆ど人間がこれに部類される。しかし態々これを第一段階と呼ぶ人間は少ないため人間の基本形態として見られる場合が多い。


《魔女コメント:フォーマルハウト》

凡その人間がここ止まりでその生涯を終える段階ですわね。それが悪いこととは言いませんよ、力など持たなくて良い物なんですから これより上の力を必要とされないというのは幸福なことなのです。


・第二段階『逆流覚醒』

魔力を操る四つの段階の一つ。魔力を極め抜いた者だけが辿り着ける段階であり魔力覚醒を会得した人間をこう呼ぶ、というより第二段階といえば魔力覚醒であり 魔力覚醒といえば基本的にはこの段階を指し示す。


手足などの末端に向けて流れる魔力を逆流させ、魂を膨張させることにより自らの肉体とほぼ同程度の大きさにまで膨れ上がらせることにより、肉体と魂の境目を限りなく無くし自らが巨大な魔力発生装置たる魂そのものへとか変化する状態を指す。


以降は魔力を魂に送り込みどれだけ増幅させられるかが勝負となる。


《魔女コメント:アルクトゥルス》

手に入れればまぁ間違いなく世界中でチヤホヤされる力だな。昔の話にゃなるがその辺の傭兵がこれに目覚めた時なんかはヤバかったな。

もう引く手数多であっちこっちの戦場でバカ稼ぎしてよぉ。まぁ最終的に疲労困憊で覚醒できなくなって死んだかな?ガハハ、まぁ この力を御せない奴はその程度ってことさ。


第三段階『霧散掌握」

魔力を操る四つの段階の一つ。魔力覚醒を更に極め 膨張させた魂が肉体をはみ出て周囲の空間に溶け込む段階を指す。

この段階に至った者が行う覚醒を極・魔力覚醒と呼び周囲の空間を己の物として操ることが出来 その攻撃は覚醒者の射程全域に及ぶ。


今の人類の到達点がこれとされており、世界最強の将軍もこの段階に入る。これから先に行くには古式魔術と世界への答えが必要となる。


《魔女コメント:レグルス》

ある意味で言えばこれこそが人類の頂点とも取れる力だ、何せこれより上に行けば確実に人ではなくなるのだからな。基本的には数十年にも及ぶ研鑽と経験で漸く行き着ける段階だが…偶に一足跳びにここまで来てしまう奴がいる、俗に言う天才だ。


・第四段階『天象同化』

魔力を操る四つの段階の到達点。膨張させた魂が世界と同程度の大きさになり 魂内部に存在するその者の異世界が現実世界を押し退け顕現する段階のことを指す。


この段階に至った者の覚醒を臨界魔力覚醒と呼び 臨界魔力覚醒を行なった者は魂の異世界内部ならば神の如き権能を振るうことが出来る。


この段階に到達するには世界への問いかけ『魔道の極致とはなんぞや』と言う問いへの答えを必要としている。


半端な答えではなくその者がそこまで到達して見た景色と得た答えが必要となり その答えを得るには古式魔術が必要となる。


また、異世界を形成するには古式魔術を何度も使い 魂の内部に自らの世界を形成する必要がある。

古式魔術は謂わばこの異世界を形成するための手段の一つでもあり、やはり異世界形成には古式魔術が必要となる。


どれだけ強くなってもこの段階に到達し臨界魔力覚醒を会得しなければ第四段階に入ったとは呼べない


《魔女コメントカノープス》

この段階を魔女と呼び 魔女をこの段階と呼ぶ。到達には古式魔術が必要になるが故に現在は魔女だけしか至っていないが、古式魔術がありふれていた古代では今よりも多くの者がこの段階に至っていた。


・第五段階『覇征開闢』

未だ史上最強の存在たるシリウスしか到達していない段階。四つの段階からは明らかに乖離している為特例として名付けられた段階であり、その力は第四段階すらも超越し圧倒する程。


これこそが人類の真の到達点とされており これより上は存在しない為第五段階到達者に並ぶことは出来ても超えることは事実上不可能とされている。

シリウスが最強と呼ばれる所以がそこに存在している。


行う覚醒の名を史上最強の覚醒とも呼ばれる『終界魔力覚醒』、太陽系全体を覆う巨大な魂の膨張によりその惑星の法則を覆い隠し凡ゆる物と結合するその力は、覚醒を行なっただけで大災害が発生し人類の九割が死滅する程と言われている。


シリウスはこの段階に僅か十代の間に独力で到達しており、終界魔力覚醒への到達方法を脳内のみで組み上げ完成させた。故にこれが発動したのは人類が誕生してより唯の一度のみである。


《魔女コメント:シリウス》

ワシじゃよ。未だワシ以外到達し得ぬこの段階に到達するには第四段階同様にとある条件がある、教えてやらんがな?まぁ教えたところでここまで来れる奴などいやしないが…。

最強のワシが見せる正真正銘の超本気、いつか披露したいものよ。


《地理関係》


・魔女大国

世界最大の人類領域ディオスクロア文明圏を七分割する超巨大な国家。基本的には魔女がその頂点に君臨している場合が多く国王以上の権限を持っている場合が多い。


また、魔女の加護により国全体が豊かになっており どんな季節でもどんな状態でも作物が取れたり、豊富な鉱物資源に恵まれていたりなど国力も豊富で、国民全体が魔女への忠誠を誓っている為軍部に仕官する人間も多く兵力も豊かと大国の名に相応しい絶大な文明強度を持つ。


魔女の性格や価値観により国全体が左右される傾向があり、それにより環境や気候 治安までもが影響を受ける為、魔女大国ごとにまるで異世界かのような価値観の違いがある場合が多い。


軍事力 経済力 技術力共に間違いなく現行の世界の頂点に君臨している為、非魔女国家からはやや疎まれている存在。


《魔女コメント:レグルス》

凡そは書かれている通りだが、一つ補足すると魔女大国の領土はとある法則によって領地を決めており、そこからそれぞれ話し合って決めた区画が領地となっている。そして滅びた古の大国の遺跡を元に今の魔女大国を作り上げたのだ、故に今の中央都市がある地点は大体古の大国に於ける中央都市に近しい位置あっだことになるな。


・非魔女国家

文字通り魔女のいない国。魔女の庇護下に無いため魔女への忠誠心もないので比較的自由な価値観を形成している国家。だが同時に魔女の加護もない為厳しい自然の猛威に晒されている為 飢饉や災害で容易く滅んでしまう事も多い。


国力は乏しく、限りある領土や資源は殆どが魔女大国が独占している状態にある為経済的に魔女大国に依存している国も多く いくら魔女大国を疎ましく思ってもまかり間違っても喧嘩を売れる立場にはない。


魔女達的には別に敵対視をしておらず、自分達の力で逞しく生きる彼らを評価さえしている、言ってみれば家を出た子供くらいの感覚。


《魔女コメント:カノープス》

一つ訂正すると魔女大国は基本的に独立そのものは容認していない、それでも自分達でやっていきたいと言うのなら好きにするがいい…というスタンスだな。元々世界に七つしかなかった国がいつしか端から分裂し今の世界の形になったのだ。


・カストリア大陸

ディオスクロア文明圏に存在する双大陸のうちの一つ。兄大陸とも呼ばれ弟大陸でもある相方ポルデュークよりも少しだけ大きい。

比較的温厚な気候をしており、四季が存在しその生きやすさから非魔女国家も多い。


内包する魔女大国はアジメク・アルクカース・デルセクト・コルスコルピの四つ、これに加え魔女大国級の広大さと国力を持つ非魔女国家マレウスの五つの大国が存在しておりその隙間を縫うように小国が乱立している。


《魔女コメント:アンタレス》

我々の大陸です元ディオスクロア王国があったのもこちら側ですから文明としての主流はこっちになりますよええそうですとも。


・ポルデューク大陸

ディオスクロア文明圏に存在する双大陸の一つ。弟大陸とも呼ばれ兄大陸でもある相方カストリアよりも少しだけ小さい。

と言っても地図で見てようやくその大きさの違いが分かるくらいの差がであり 目に見えて小さいわけではない。


険しい寒さに満ちた大陸でありそこに住まう人達は何がしかの工夫と忍耐力を求められる場合が多く、非魔女国家の数はカストリアよりも少ない。

常に豪雪と吹雪が吹き荒れるこの大陸を旅する者は少なく また住まう魔獣もカストリアよりも強大である場合が多いとされている。


八千年前の戦いにて、とある存在が放った魔術により今も大陸全体が冷却されているのが寒さの原因とされている。その寒さはこの八千年で比較的緩やかになったもののそれでも死人が出るレベルの寒さであることに変わりはない。


《魔女コメント:リゲル》

昔は外に出ることも難しい気温で…、ですから当時は魔術を使って気温を調整していましたね。それでも防ぎ切れないポルデュークの寒さを凌ぎ切った我らポルデューク人の強さは並大抵では無いのです。


・ディオスクロア文明圏

世界最大の大陸でもあるカストリアとポルデュークを有する人類領域の一つにして今作の舞台。魔女がいる為世界でも屈指の豊かさと文明の進み具合を持つ為今現在世界の中心として扱われている。


公用言語はディオスクロア語と呼ばれる言語で統一されており、ディオスクロア文明圏に住まう人間は全てこのディオスクロア語を扱う。基本通貨は魔女通貨と呼ばれる通貨のみでありこれもまたディオスクロア文明圏全体で使われている。


一応ディオスクロア文明圏以外にも人の住まう大陸や文明圏は存在するもののあまり貿易は盛んではなく偶に外からかやってくるのみである。



元々は一つ大陸であったが八千年前の戦いにより二つに割れ、中央に開いた穴に海水が入り込み今現在の形になった。


《魔女コメント:カノープス》

ディオスクロア文明圏は世界に幾つか存在する文明圏の一つに過ぎん、外に出ればまた別の文明圏が存在しそこにはまた別の世界が広がっているのだ。まぁそれでも魔術と魔女を保有するディオスクロアが他よりも一歩先を行っていることは言うまでもないがな。



•外文明

外大陸とも呼ばれたりしており基本的にディオスクロア文明圏以外のそれを全て指し示す。

当然ながら八千年前の大いなる厄災の煽りを受けておりこちらも文明が一度滅びている。そこから頑張って再建していたが魔女もいない魔術もないのでディオスクロア文明圏よりも文化が遅れている。


極東の島国『トツカ』などが作中に名前のみ登場している。他にもいくつか大陸や国家があるらしい。


《魔女コメント:レグルス》

ディオスクロアの外の文明だな、ディオスクロアはよくも悪くも魔女の価値観を反映しているためどこか根っこで繋がった部分がある。


だが外文明は違う。ディオスクロアとはまるで違う価値観と文化を持っているんだ、私も千年ほど前に立ちよった事があるから知ってるぞ。


そういえば…外文明には我ら魔女の名は知られていないようだ。代わりに魔女と言えば箒に跨がり空を飛ぶ存在として認知されているそうだ。…なぜ箒なのだ?


•極東の国トツカ

所謂和風の国家であり、刀や着物が存在している。

ディオスクロア文明圏とも僅かながら貿易しておりちょっとだけ名前が知られている。マレウスでは今トツカ食が空前のブーム中であるらしい。


作中登場したヤゴロウの故郷。


《魔女コメント:アルクトゥルス》

あー聞いたことあるわ、確かちっちぇ島国だろ?その癖領土を争い常に戦争しまくってるそうだ。面白れぇくにだよなぁ!


でも食文化はダメだ、あそこは魚を生で食うそうだ。うぅ~おっかねぇ…。



・魔女通貨

ディオスクロア文明圏内で用いられる通貨。銀貨と金貨の二枚が存在し 銀貨はパンや果物が買えるくらいの価値であり 金貨は一枚で銀貨数十枚分の価値があり数枚持つだけで一ヶ月は暮らせると言われている。


元々はデルセクトが作り出し魔女大国間でのみ使われる通貨であったが、魔女大国無しでは生きていけない非魔女国家も魔女大国とやり取りをするためにはこの通貨が必要であった為他の数多の通貨を駆逐し今現在ディオスクロアにはこの通貨しか残らなくなった。


発行権限は今もデルセクトのフォーマルハウトが有しておりその価値を決めるのは謂わば魔女の一存となっている。


《魔女コメント:フォーマルハウト》

実は昔一度だけデザインを一新した事があるんですの、昔は銀貨にはディオスクロアの国章が…銀貨には八人の魔女全員の顔が刻まれていましたわ。わたくしはこのデザインが気に入っていたのですけれど他の魔女からかなり不評をもらいまして…仕方なく今のデザインに変更したんですわ。ちなみに旧硬貨は今でも残っており通貨としての価値はないですがコレクションとしての価値は馬鹿高いと聞きますわ。


・巨絶海テトラヴィブロス

カストリアとポルデュークの間にある海の中心地点の名前。八千年前の戦いでシリウスが開けた大穴に海水が流れ込み生まれた海であり魔女大国数個分の面積を持つ絶大な海でありその中心地にはやや不規則な波が流れており今現在存在するどんな船でも踏破は不可能とされており、今現在数多に存在する人類未踏領域の中でも最高峰の存在。


またその深度は魔女の目でさえ見抜けないほどに深いとされており、その最深部には何があるか全くわからない状態になっている。ちなみにテトラヴィブロスの最深部には世界が生まれたとされる神殿の跡が存在しており、名は星根界アウズンブラと呼ばれている。


魔女達はアウズンブラには星の果てに通ずる大いなる扉があると言っているが、その実態は今のところ誰も知らない。


《魔女コメント:レグルス》

テトラヴィブロスは元を正せばオフュークス帝国の地名だ、大陸の中心にあったオフュークス帝国における最も重要な土地…そこはシリウスのとある魔術の影響を受け歪んでしまってな。今思えば水底に沈んで正解だったかもしれん。


・幽世

有り体に言えばあの世。死した後魔力のみとなった魂が行く場所だと信じられておりこの先には極楽が広がっているとも生まれ変わる為の巨大な魔術式があるとも言われているが当然ながらその実態を知る人間は居ない。


エリスが死にかけた際赴くシリウスの待つ純白の城廓はこの幽世の前にあり、シリウスは今も幽世の入り口にて死した魂を誘う幽世の誘惑に抗い続けている。

…と 信じているが、シリウスの背後に広がるその世界が現実世界で言われる幽世と同一であるかの確認はしていない。


《魔女コメント:シリウス》

幽世信仰はワシらの生きていた時代から存在したものじゃ、死んだ人間は幽世に行き新たな人間に生まれ変わる為魂を清める…とな。

それが魔女の手によって今も残り続けている古き言い伝えの名残りと言えるだろう。幽世が実際にあるかどうかなどこの際はどうでもいいことじゃ…問題があるとするなら、幽世が存在するであろう場所が少々問題じゃのう…。いや別に問題もないか。


一つついでじゃ、ここまでワシの話を聞いてくれた礼としていいこと教えてやろう。

幽世という存在が人々の間で囁かれ始めたのは大体魔法が広まった時期と同じ、つまり一万年前と言われておる。

魔法を伝え流布した者が幽世の存在を喧伝したとワシは考えているが、この者が何者であったかはワシでさえ分からぬ…まぁおおよその予測はつくがな。


ひょっとすると、魔法や魔力の概念はカクリヨからもたらされた物かも知れんのう。なぁ~んちゃって。


《組織関係》


・魔女排斥組織

別名魔女排斥派と呼ばれる者達により構成される組織。基本的に魔女世界そのものを受け入れておらず魔女大国の不利益になるように動くことを是としている者達。


その組織のあり方はそれぞれであり 真剣に魔女に頼らない世界を提唱する組織から破壊工作から窃盗強盗まで何でもする無法者集団まで様々であるが基本的には魔女世界の破壊の為に動く場合が多い。


基本的に区分などは存在せず、集団で魔女に反旗を翻したらそれは魔女排斥組織として扱われる。

その為どれだけ悪どい事をしていても魔女への敵意を示していなければ魔女排斥組織としては扱われない。


古くから存在しているが彼等がこの世界の盤石の体制を崩せたことは一度としてない、それは魔女が強大だからではなく誰も本気で魔女を倒せると思っていないからである。

口では立派な事を言いつつ魔女の視界の外で文句を言うだけの敗者達が彼等であった……。


だが、それもとある人物の到来とその人物の作り上げた魔女排斥機関により大きく変わりつつある。


《魔女コメント:レグルス》

魔女を否定する者達だな、昔からよく居るよ。まあ昔は街頭に立って魔女を否定する文言を唱えるだけの連中だったが…、ここ最近の奴等の過激さは些か異常だ。どうやら相当出来る指導者を得たのだろう、侮るなよ?エリス。


・マレウス・マレフィカルム

通称魔女排斥機関。世界中に存在する数千 数万…下手をしたら数十万の組織が寄り集まり構成された巨大な魔女への敵意そのもの。

今まで分断されていた組織達がマレウス・マレフィカルムの存在により団結し連携を取れるようになったおかげで魔女大国に潰される割合が減り魔女達にとって危険な存在になりつつある。

エリスが激闘を繰り広げた大いなるアルカナもこのマレフィカルムに所属する一部でしかなく、その総規模は帝国でさえ掴めていない程膨大に膨れ上がっているらしい。


マレフィカルムの中心に存在する魔女排斥組織セフィロトの大樹を心臓部に八つの大組織による連合 『八大同盟』が存在し、彼らの一存によりマレフィカルムの動きは決定されている。その会議が行われている本部がこの世の何処かに存在しているらしいが…?。



《魔女コメント:カノープス》

魔女を否定することは構わん、好きにしろ。だが我らが作り上げたこの世界にまで危害を加えようというのなら遠慮はしないつもりだ。…がどうやら奴等、ウルキの支援を受けていたようでな?、未だ我らの力を持ってして撃滅出来ていないのが現状だ。口惜しいことにな。


・大いなるアルカナ

魔女排斥組織の急先鋒にして屈指の武闘派組織、完全実力主義を歌っており二十人近くいる幹部達は常に己の地位を向上させるために幹部同士で決闘を繰り返しているという。


魔女世界の破滅を目的に七つの魔女大国全てでテロ活動の計画を同時進行させている程の規模を誇り 魔女大国最高戦力クラスの五人の幹部アリエを保有しておりマレフィカルム内部でも見てもかなりの戦力を有していた。


…が孤独の魔女の弟子エリスの旅路の最中何度もぶつかり合う内にその戦力を削られていき、最終的にはアガスティヤ帝国での決戦にて完全瓦解。

数多くいた幹部も構成員もアリエも全て倒され組織としての体裁を保てなくなり空中分解してしまった。


元は世界のマルクトをボスに据え 宇宙のダヴ 審判のシンの三人だけの活動から始まった小規模な組織であり、シンやダヴにとっては初めて出来た居場所でもあった。


《魔女コメント:カノープス》

長らく帝国と敵対していた組織だ。この我でさえ名前を覚えるほどに彼らには気骨があった、それほどまでの憎悪を抱かせるに至ったのは…正直に言えば我らの不徳が致すところだろう。出来るならば彼等に面と向かい話をしたかったが、残念だが彼等はやりすぎたのだ。


・テシュタル教

オライオンに古くから存在する一大宗教。その存在は非魔女国家にも強く根差しており今現在世界で最も巨大な宗教組織と呼ばれており、その影響力は時として王政さえも無視出来ない程。


星神王テシュタルと呼ばれる主神の下に複数の神々が仕え この世の多くのものを作り出し今もなお人々を見守ってくれている…と言う思想を持つ宗教であるが、基本的に教徒が祈るのはテシュタルただ一柱。

特に重視しているのはテシュタルが書き残したと言われる『聖典』の教え、数百ページにも及ぶ膨大な量の教えをオライオン人は皆暗記しており、ここに記された事柄が事実上の法律として扱われる場面も多い。


大元はアストロラーベ星教と呼ばれる宗教であり、教皇リゲルが元々信仰していた教派でもある。

それをリゲルが数千年前に解体し新たに原初の魔女シリウスと原始の聖女ザウラクの教えの双方を盛り込んでより一層衆生に根差し生活を豊かにする教えに変更したものがテシュタル教になる。


基本的に魔女を信仰している他の魔女大国には根差しておらず、もう信仰されないのが分かってるので宣教師もあまり立ち寄らない為、テシュタル及びオライオンの正しい情報が他国には出回っていないことが多い。


・アストロラーベ星教

数千年前リゲルによって解体された宗教。その始まりは今から一万年前に地上に降臨した救いの女神レイシアが自らを信じる人々を区分する為に作り上げた団体が始まりと言われており、歴史の教科書に載る際は人類初の宗教団体及び非営利団体と記載される。


もう数千年前にリゲルによって解体されてしまった為、当然ながらこの宗教のことをよく知る人間は魔女以外居ないが今存在するテシュタル教の基盤はこのアストロラーベ星教である為所々アストロラーベの名残が見られる部分がある。

特に著しいのがオライオンの中央都市エノシガリオス、彼処はそもそもが女神レイシア降臨の地である為 その神殿内部には今も女神レイシアとレイシアが出現した際の情景…『八つの星が輝く夜天』がステンドグラスとして描かれている。


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《???コメント:???》

居るかどうかも分からない神を信じる信仰を、キミ達はどういう風に捉えているのかな。ただただ漠然とそういうものだと捉えてはいないかい?それが誰かから与えられた物だと考えたことは?。ないよね?まぁ別にいいけどさ。


・冒険者協会

冒険者達を統括する組織。世界中に存在する冒険者達を支援し管理する為数百年前に設立された組織であり本部はマレウスの中央都市に存在する。


その役員も幹部も含めて全員冒険者か元冒険者で構成されており、その『国に左右されない中立的立場』という理念の元国からの干渉は基本的に受け入れないようにしており、内部には魔女大国さえ関与出来ない作りになっている。

ただそんな作りをしている為慢性的に金欠であり上層部はいつも金策に追われている、特に大幹部であり古株のケイト・バルベーロウはかなりの借金を抱えているとの事。


《魔女コメント:レグルス》

昔からこの手の組織というものは存在している、名前こそ違うが魔獣退治を専門としている組織というのはな。

だがそういう組織も最終的には内部の腐敗で立ち行かなくなり新しい組織にとって変わられるのが世の常だ。

理由は単純、こういう組織で出世し上に行く連中というのは基本的に現場上がりの叩き上げばかりだからだ。経営や管理なんてやったこともない荒くれ者がいきなり仕事部屋と算盤を渡されて明日からこの組織の裏方を担当してください…と言われても無理な話だろう?。

私の経験から見て冒険者協会も似たような失敗を繰り返しているように見える、このままではこの組織の寿命も短いかもな?



《魔女の弟子に関するどうでもいい話》


時間の空いた時の過ごし方


エリス

魔術の修行、魔力制御の反復練習等

別名娯楽を知らない女、生まれてからずっと修行をしていたため若干修行依存症な部分も見受けられる。


デティ

仕事

魔術導皇なので基本的に休日も無いし時間も空いていない、時たまにお菓子を食べるくらい。


ラグナ

型の反復練習、魔獣狩り

時間が空いたらとにかく修行。修行以外の時は魔獣を追い回す遊び『魔獣狩り』に興じている、アルクカースでは伝統的な遊び。


メルクリウス

読書

コーヒー片手に好きな本をじっくり読み込む、基本的には恋愛小説が好きだが公表はしていない。彼女が恋愛小説好きを公表すれば市場に影響が出てしまうため。


アマルト

時間のかかる料理の仕込み、ソースやフォンドボーの煮込み等

そもそも趣味が料理なので時間が空いたらちょっと気合い入れて料理をしたり、明日のために仕込みをしたりする。


ナリア

劇の練習、流行り物の読書

趣味というより仕事、流行り物の読書は感性を磨く練習。


メグ

身の回りの整頓

いつでも逃げられるように身の回りの整頓を行う。何故逃げられるようにしてるかというと特に意味はない、暇だとそわそわするため。


ネレイド

DIY

工具片手に木材を組み立てるのが好き、飽くまで趣味なので仕事には出来ないが本人はかなり楽しんでいる。最初は壊してしまった民家の壁の修理から始まった。


ゲーム上手いランキング(チェス編)

一位ラグナ

そういう家のそういう人間なので抜群に上手い、ここ最近は負け無し

二位ネレイド

下手そうに見えて実は上手い、一応国防将軍なので戦略性を求められる為

三位アマルト

育ちがいいので上手い、イオの相手をしてたら自然と上達した、あと負けず嫌い

四位デティ

育ちがいいので上手い、嗜む程度だが同時に恥をかかない程度

五位メルク

人並み程度、あまり得意ではないが一応軍人なのでそういう思考は持ち合わせている

六位

メグ

基本的に相手に譲るような形で勝たせてしまう為 あまり強く見られない、本気で打つと強い

七色ナリア

あまりこの手のゲームに慣れていない初心者、これから強くなりますからね

八位エリス

話にならないレベルで弱い、打つ手自体は悪くないのに終わってみると負けている


サウナ我慢大会ランキング

一位ネレイド

ほっといたら永遠に入ってられる、暑いのも寒いのもあんまり感じないので神経が通ってない疑惑がある

二位ラグナ

暑い国出身なのでこのくらいはお手の物、けど限度はある

三位エリス

暑いのが得意というわけではないが我慢強さでは他の追随を許さない、多分気絶するまで入っている

四位アマルト

暑いのも得意じゃないし我慢強くないが負けず嫌いなので気絶するまで入っている

五位メグ

暑いのも得意じゃないし我慢強くないし負けず嫌いじゃないが楽しいので入ってる、楽しくなくなったらそそくさと出て行く

六位メルクリウス

勝負事なら負けたくないが上位陣の様子を見て勝ち目がないなら即座に諦める

七色ナリア

サウナは苦手じゃないけど別に得意なわけでもない

八位デティ

入った瞬間『ぐぇーっ!息が出来ない!』と言って出て行く、論外


お酒強いランキング

一位メルク

実は酒豪、酒の席で酔い潰れるような無様を晒すわけがない

二位ネレイド

酔ったことがない、酒は樽で飲む

三位アマルト

普通に酔うし普通に吐く

四位メグ

飲んだことはないが、酔う人間ではメイドは務まらない

五位エリス

まだ飲めませんよ!

六位ナリア

まだ飲めないよ!

七位デティ

飲まないよ!

八位ラグナ

飲ませてはいけない


モテるランキング

一位メルクリウス

絶世の美女と呼ばれるその顔は弟子達の中で一番いい、本人もなんとなく自覚している

二位エリス

顔の良さは母親譲り、淡白な態度がクールに見られる

三位アマルト

これでも貴族の子息、身に纏うオーラはモテ男のそれ

四位ナリア

舞台俳優ですよ?モテますよ、男の人に

五位メグ

あまり自己主張しないのでモテるタイプではないが、それでも所作の流麗さは人の目を引きつける

六位デティ

チビだしガキだしそういう感情を持たれない、だが導皇モードになると結構モテたりする

七位ラグナ

カリスマはあるがモテるタイプではない、彼に言いよる女はみんな彼の立場を見ている

八位ネレイド

デカい 怖い 威圧が凄い、生まれてこの方男性に言い寄られたことがない


優しさランキング

一位ネレイド

何をされても怒らないその様はまさしく聖人

二位ナリア

そもそも気性が穏やかで喧嘩とかそういうのは良く無いと思っている

三位アマルト

何だかんだ甘ちゃん、特に最近は甘ったれもいいところ

四位メルクリウス

容赦はないが彼女が怒る時は相応の理由がある時なので大体相手が悪い

五位ラグナ

国王なので度量も器も大したもの、けど喧嘩売られたら普通に買う

六位デティ

友愛の国の盟主にあるまじき短気さ、もっと優しくなるべき

七位メグ

ポルデューク組の優しさアベレージを下げている女、邪魔者は消す

論外

エリス

昔は優しい人になろうと努力していたが諦めた、ここ最近の気性の荒さは鬼の如し



強さランキング

一位ラグナ

現行魔女の弟子最強の人物、師匠との相性が抜群で本人の資質も随一

二位エリス

師匠といた時間と各地の旅のおかげで戦闘経験は抜群

三位ネレイド

最も長い間修行をつけてもらった経験と、弟子最高の身体資質を持つ

四位メルクリウス

元軍人の経験とアルベド・ニグレドの力によって高い戦闘能力を発揮する

同列四位アマルト

卓越した剣技と呪術を持つ、実は一番化ける可能性がある男

同列四位メグ

本人の身体能力と無限の魔装により多種多様な戦法を持つ、が時空魔術の腕は未だ発展途上

七位デティ

全ての現代魔術を操れる腕とオリジナルの魔術を生み出せる資質、しかし戦闘向きの人間ではない

八位ナリア

現行最弱の魔女の弟子、本人も戦闘向きではないが… ?


ちなみにウルキさんも弟子カウントするとラグナを抜いて一位になるので殿堂入り、既に魔女レベルの力を手に入れているウルキさんは別格ですからねぇ〜、ちなみにサウナは苦手だしチェスも下手だしモテないし優しくも無い



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