休憩していたら、緑肌の女性と獣人の少女が・・・?
帝国兵と思われる少女との戦闘を終えて歩くこと数時間、変わらぬ景色を眺めながらサナエたちと談笑をしていたが陽も沈み始めていたので、この辺りで野宿することとなった。
――サナエとユキナは私の身体をベッド代わりにして寝てもいいからね?
「当然のように私を除け者に・・・あぁっ、んっ!」
視界の端で身悶えしてる変態は放っておいてっと、ユキナは夕食を作るための食材の下拵えを始めた。
「ロズダさん、手伝ってもらえますか?それと色々なお話もしたいですし!」
「――んっ・・・えぇ、いいですよ?ですが詳しいオハナシはもう少し夜が深くなってからですけど」
またもロズダが含みのある言い方をしているのを聞きながら、サナエが何処かへと歩いて向かうのに気付いて声を掛けた。
――サナエ、どこに行くの?一人じゃ危ないだろうし、私もついていくよ
そう言って立ち上がった私に待ったをかけるように手を前に出したサナエ、拒絶されたっ!?と内心でショックを受けて落ち込んでいるとモジモジとしたサナエが小声で呟いた。
「お、お花を摘みに行くの・・・ソフィには前に恥ずかしい思いをさせられちゃったから、今はお留守番っ」
たしかにあの時はサナエが側にいなくて暴走しちゃったとはいえやらかしちゃったから、今回は大人しく待ってよう・・・そう思って頷いて返すと、頬を朱に染めたサナエは茂みの中へと消えていった。
不覚にもその姿を可愛いと思ってしまいました、そのうち羞恥で悶えるサナエを見るために怒られない範囲で・・・密かにそう計画を考える私なのでした。
耳と鼻が利くソフィに気付かれないように少し離れたところまで来た私は、周りを確認した後にその場にしゃがみこんでワンピースをたくし上げていざっ・・・!
と思っていた矢先、小さく話し声のようなものが聞こえて私は動きを止めた。
「・・・ここの近くに人がいるの?『始祖の隠刻』」
力を使って気配と匂いを完全に消した私は声のする方へと歩み寄ろうとして・・・先に用を足しておこうと考えて再びその場にしゃがみこんだ。
スッキリした私は声のする方へと歩み寄って茂みから覗き込むと、一糸纏わぬ姿で緑の肌を露わにする頭に花が咲いて膝から下が蕾の咲きかけのようになった女性と、こちらも一糸纏わぬ姿だったが大事な所は体毛で覆われて隠れている兎の耳を生やした白髪で低い身長をした少女が何やら話をしている様子だった。
「落ち着いて、ねっ?たしかに血気盛んな狼の人や熊の人は乗り気みたいだけど、君はまだ幼いし無理に周りと合わせる必要はないのよ?」
「む、無理なんかしてないです!私だって、私だって獣人ですから!お姉さんを襲うことだってできるんですっ!」
もしかして戦闘が始まろうとしてる?あの花のような女性はドライアドでもう一人の兎の少女は獣人らしいけど、怖さよりもふわふわとしていて可愛さの方が勝っている。
そう思いながら成り行きを眺めていると、ウサギの獣人の様子に変化が現れ始めた・・・自身の秘部に手を添えてモジモジとしながら頬を朱に染めていた。
「うぅ・・・?なんか、気分がぁ・・・?」
「どうかしたのかしら?気分が優れないのなら休んでいく?私の膝を使って膝枕でも、私の身体全部を使って溜まったモノを発散するでもいいのよ?」
ドライアドの女性は身体を近づけて兎の少女の頬に手を添えてそう言うと、ウサギの少女は息を荒くしながらドライアドの女性に跳びつくような勢いで唇を重ねて押し倒して身体も重ね合わせていた。
その光景を眺めていた私は、ドライアドは甘い香りというフェロモンを漂わせて敵対する相手を発情させることができるのを本で読んだことを思い出していた。
「それに兎って年中発情期っていうし、溜まってたんだろうなぁ・・・いろいろと」
そう口にしながら激しい運動をするドライアドの女性と兎の少女に見つかる前に、私はソフィの元へと足早に戻った。
別に見ててシたくなった、とかではないからね?いやでも、もしかしてドライアドのフェロモン吸っちゃったのかも?
お花摘みを終えて戻ってきたサナエは、私に身体を押し付けるようにしながら密着していた。
「サナエ、何かあったの?」
「えっ?どうしてそう思うの?」
いや、明確な理由があるわけじゃないんだけど・・・身体を擦りつけるようにしながら漏らす息が荒くなってるから、何かあったのかなって思っただけなんだけど。
「・・・実は、身体が火照っちゃって・・・ソフィに鎮めてほしいな、って♡」
それぐらいお安い御用だよ!でも今はユキナとロズダがいるから二人っきりになれたらね?それまでは焦らしプレイってやつかな?
「~っ♡えへへぇ~、めちゃくちゃにしてね?ソフィ♡」
今日のサナエはどこか妖艶な雰囲気があるなぁ、少し離れた隙に一体何があったの?そう思いながらも、可愛いサナエが見れて幸せな私なのでした!
ドライアドは身体を隠す物は身に着けておらず、獣人は自身の体毛のおかげで秘部が隠れている。




