八話
すいません。遅れました。
此れからも偶数日に投稿します。
システムコマンドが開かないまま一時間が過ぎた。
「北部の島々を制圧。住民を三つの大きな島に移動し北部守備隊の三個中隊をそれぞれ置きました。南部の島は二個中隊置きました」
結局、跳ばされた地形は、北部に小さな島々と大きな島が三つ、真ん中に一番でかい、オーストラリアの縮小番が有り。南部にもう一個大きな島と珊瑚礁で作られた小島の数々、東部と西部にも少し島がある、群島で形成されている地形。
東部には大陸棚が拡がっており。南部には海火山。北部の島と中心の島の間には海溝がある。
北部の島々を択捉島、国後島、樺太と名付け、周辺の島を千島列島、中央部の島を本州。南部の島を沖縄と名付けた。
これでぱっと聞いただけで島の位置は判るだろう。
そのまま転移したので元あったものと変わらないが本州の説明をすると、北部に火山帯、南東部に砂漠帯と大きな塩湖、南西部はサバナ地形、東部が大規模平野。西北部が湿地帯、西南部密林。中央部が高山帯となっている。
沖縄がカルスト地形。樺太はU字谷がある、フィヨルドが有ります。他の二島は特筆する点無し。
こんな辺鄙な場所攻めてくる輩いるかな?
システムコマンド壊れているんだし、水憐と玖瑠葉といやらしいこと出来るはず。
……
待てよ。けど、水憐と玖瑠葉に反撃され撃退される可能性もある。
そうなると忠誠度ががた落ちするか。
いや、最期だしね。
「閣下」
「はい」
「第六軍が現地人同士の戦闘風景を発見」
水憐の声が驚きを隠せないようである。
今思ったんだがさっきの顔を赤くしたりとか今の驚きを隠せないように喋るとか、此処だけのイベントにしては懲りすぎていないだろうか?
単に此処だけにしないと重すぎるとか?
「映像があるので出します」
水憐が魔法を唱えると画面が出てくる。
そこで行われていた戦闘風景は有り得ないものだった。