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二話

「どういうことだよ!!」

少年は怒っていた。

そう、自覚出来るほど冷静に怒っていた。

まぁ、あれだ。

怒りが沸点を通り越してしまった状態である。

「本当、金返せよ」

何で、怒っていると言えば好きな戦術ゲームがサービスを終わるからである。

別に、人気が無くなったとかではない。

会社が別のゲームを馬鹿みたいに作ってそれが売れなかっただけである。

負債を抱え込んでどうにもならないから、サービス終了。

このゲーム、一様儲かっているから他の会社に売り払う予定だったが、富豪がこのゲームの権利を買って独占しやがったのだ。

ほんと、消えろ。


掲示板じゃ。凄いよ、富豪の悪口から始まり、暗殺計画まで持ち上がってる。



このゲーム、月々幾らとかで、課金は完全無しの非常に珍しいゲームである。

完全に実力、ちょっとは運あるけど。

これがどんなけ珍しいかと言うと。これを出した後会社が同じように月賦制にして相等数出して一個も少しもヒットしなかったことからも解るだろう。

ではこれが何故、売れたかと言えば。推論だが。携帯ゲーム機からのファンがこぞって来たからだろう。

因みに僕もその方面だが。


だから完全に富豪が買い取った理由なんて分かりきっている。

弱かったからだ!!



よし、僕も富豪の領地攻めにいこう。

掲示板に曝されてたから判るしな。

近ければいいな。

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