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10円で回せる、妙なガムがあった

掲載日:2026/04/01

不思議なガムボールマシンのお話です(*^^*)

 俺は友達のマサシと遊んでいる途中、コンビニに来ていた。


ここ最近は暑いから、アイスでも買おうと思ったんだ。

アイスのコーナーを見ていると、マサシが俺をつついた。


「なぁ、アレ見て何だと思う?」

友達に連れられて行くと、そこにあったのは不思議な形をしたガムボールマシンだった。


ガムの形が漢字みたいで、「恋」とか「哀」とか、いろいろ書いている。


「へぇ〜面白そうだし俺買おうかな〜」

俺は10円硬貨を1枚入れて、ハンドルを回した。


ガッチャンと音がして中から黄色のガムが出てきた。

形は漢字の「喜」


食べてみると、完熟したバナナの甘みをギュッと詰めたような、美味しい味がした。

「うまっ!」

噛みながら、その場を後にしてアイスとお菓子を数個買うと俺はマサシとコンビニを出た。


外はやっぱり暑く、サッカーも飽きたしこれから何をしようかと思っていた時、声が聞こえた。

「お~い!お前ら何してんの〜?」


そこにいたのは、俺達の共通の友達であるケンジだった。


コンビニ袋をブラブラさせて手を振っている。


「遊んでたんだけど外メッチャ暑いしさ〜何しよっかな〜って」


マサシがアイスを食べながら言うと、ケンジは言った。


「それならオレの家で遊ぶ?3人でゲームしようぜ〜」

ラッキーだ、室内なら冷房が効いているし3人で遊ぶほうがずっと面白いに決まってる。


その日はケンジの家でテレビゲームをして遊んだ。


 次の日、俺は学校帰りにシャーペンの芯がきれたのでコンビニに寄った。

(まだあのガムあるのか…)

買い終えると俺は、またガムを1粒買った。


出てきたのは「恋」というピンク色のガム。

甘すぎす、後味がスッキリした桃の味がした。



コンビニから家に帰る途中、クラスメートのマナがいた。

「あれ?家こっちだったんだね」

マナは可愛くて、男子にも人気がある女の子だ。

「うん…帰る途中だけど。」

すると、マナはバックからクッキーの袋を差し出してきた。

「はいこれ、この間の掃除手伝ってくれたお礼に」


少し頬を赤らめ、またねと笑顔で走り去るマナは夕日に照らされて、とても綺麗に見えた。


ドキドキしながら手渡されたクッキーを見る。

(可愛かったな…)


ハッと気づいた。

俺が出したガムは「喜」の時に嬉しいこと、「恋」の時はマナに会えた。


(それなら、もしかして…!)

馬鹿げた想像かもしれないけど俺はそれ以来、定期的にコンビニでガムを買った。



 何度か買っているうちに、仕組みが分かってきた。

信じられないけど、このガムに出てくる漢字によって俺に起こる事が変わってくるようだ。


雨の日に「哀」のソーダガムが出た時は車が走った時に泥をかぶったし、テストの時に「喜」が出た時は高得点を取れた。


(これで「楽」や「喜」を山ほど出してしまえば、人生イージーモードじゃん!)


 だけど俺の周りで変なことが起き始めた。


「あのさ、この問題なんだけど公式がわからないんだ。」

隣の席の友達に聞くと、友達は困ったような顔をした。

「ごめん…何がわからないのか聞き取れなくて。もう1回言って?」


他にも、お母さんと話している時。

「ねぇ、今からコンビに行ってくるから」

と話した時も

「なぁに?どこに行くって言ってるの?」

俺の声が、聞き取りにくいと最近よく言われるのだ。


(滑舌の問題…?)


けど自分では普通に話しているし…


変だなと思いながら俺はその日は眠った。



 アラームがなって起きる。

朝、顔を洗うお母さんに挨拶をした。

「おはよ」

すると、お母さんがビクリと飛び跳ねた。

「なんなの?!今の音!すごく耳障りよ!」

困惑しながら

「そんなの聞こえなかったよ?」俺が言うと、お母さんは両耳を塞いで叫んだ。

「そのふざけた声をやめて!何を言っているのかも分からない!」


学校でもそれは続いた。


授業中に発言しても、友達に話しかけても「声がおかしい」「気持ち悪い」「いつも通りに話せよ」と口々に言われるのだ。


「どうして?どうして?俺は…菫コ縺ッ譎ョ騾壹↓蝟九▲縺ヲ繧九�縺ォ��」





最後まで読んでくださりありがとうございます!

最近、僕の作品を読んでくださる方が増えてきた気がして嬉しいです!m(_ _)m

今後とも僕の作品を読んでくださるとありがたいです!

ちなみに…最後の文字化けは、元に戻すとなんて言ってるか分かるんですよ(*^^*)

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