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第20話:貴方は馬鹿ね 最終話

エミリーは、ミランダに命令した。 


「ダブレの独立戦争よ!」


エミリー達は

機関車で大量の軍事物資や兵士などが

王都手前まで一気に運べた。


機関車自体が装甲列車になっていた。 

巨大な大砲で 王都に向けて撃ちまくった。


もちろん実際には城壁の手前に着弾させた。 

次には迫撃砲も 派手に撃った。


「朝から始まった 戦争は昼には終わっていた」。




数日後、エミリーは ミランダを呼び出した。


お呼びですか エミリー様。


ミランダ、貴方。 

「鉄道会社のCEOクビよ!!」。


えっえっえ。ちょっ どうしてですか?。


ふんっ 貴方、私の言う事なんでも効くんでしょ?。


・・・・・うーん。(いやな予感しかしなかった)

ハッ 仰せのままに。


あのね。ダブレの街の名前を変える事にしたの、

来年の1月1日からダブレは ミランダ王国になるわ。 


貴方「初代王」だから よろしくね。



ちょちょっ いくらなんでも それは・・・・。



エミリーは ミランダの前で初めて 

泣きそうな顔で、もし私の言う事聞いてくれたら、

残りの人生 ミランダ 貴方に捧げるわ。 



「言い終えたエミリーは 人前で初めて涙を流した」。



慌てた ミランダは おおおおっ仰せのままにぃぃぃぃぃ。と叫ぶのであった。



フフフフフフッ ミランダ 「貴方は 馬鹿ね。」



ミランダが初代王になって 二週間後。 


エミリーは亡くなった 心不全だった。


5年後、エタール王国は ミランダ王国に併合される形で滅亡。


翌年。 ドルド国のゾト王子とミランダは結婚。

二人の間に生まれた王子が、王に就任した時。

ドルド国もミランダ王国に併合した。



ミランダは75歳の春、静かにいきを引き取った。

最後までエミリー様の事を口にすることはなかった。



-----------


時は流れどこかの惑星のド田舎。


女子中学生が、

田舎のバス停で、古本屋のワゴンセールで買った 

カバーも無く表紙が切れているボロボロの小説を読んでいた。


主人公はエミリー、 とんでもないクズ。


だけど その女子中学生は


破天荒な、主人公のエミリーが大好きで

この小説を何十回も読み直していた。


ふと 小説に影が出来る。


女子中学生が顔を上げると そこには仁王立ちする 小学生。


赤いランドセル、 赤いエナメルの靴、 白いワンピース。


ふてぶてしい 不敵な笑。

こっちをみてる、 なんていうか

毒蛇の様なオーラを放つ小学生。


その子が言い放った。


「貴方は馬鹿なの? また女で生まれてきたら 結婚できないじゃない。」


まあいいわ 私、今回は時間が有るの 天下取りに行くわよ。


そういって 手を差し伸べる小学生。 


意味が分からなかったが 手を取らなければ 


一生後悔する事だけは 分かっていた。



おしまい。


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