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2,プライド

俺の部屋に来た彼女。

彼女が部屋に来た時俺はまだ正気に戻れていなかった。

『おーい、おーい!!』

『なに固まってんのさ!どしたの!』


俺は焦っている。とても。今までにもないくらい。あぁどうしよう………。

顔が熱い顔が熱い顔が熱い顔が熱い顔が熱い


今俺は息しているのか?

魂抜けてないか?ちゃんと魂あるのか?

彼女はどうして顔が真っ赤なはずの俺を見ても何も思わないのだろう。

もしや赤くなってない?こんな熱いのに?

もうわからない。まあそんなことはいい。

ちょっと落ち着いてきたところだしまぁうんなんでもいいだろう。好きって気持ちがバレてない方がきっといいんだ、恋ってのには。

しらんけど!!!!!!!!


「ご、ごめん」

「なんでもないんだ気にしないで」


大嘘をついてこの場を乗り切る。

俺が身につけた全然凄くもない技。


『ふーんそう?まあいいや!』

『ねえねえ見てみて!!面白い雲見つけたの!』


俺の気持ちをなにも知らずに彼女は話を切り出す。

でも楽しそうに話す彼女を見るのは好きだ。とても心が幸せになるしなにより楽しい。


でも……彼女はほんとに何故気づかない。

俺の恋心…………に………………。



ひとつの予想が頭の中によぎった。

もしや気づいてるけど気づいていないように振る舞っているのではないか。

彼女のプライドがそうさせてるのではないか。


なんて__。ないか!!!

なんていったってあの莉絵だぞ莉絵!!


やんちゃだと言われて有名な莉絵!!!!

やんちゃな女子にプライドなんてあるわけないだろう!!何を言ってるんだ俺は!!!!!ハッハッハッハッ!!!!……


やんちゃ女子にプライドなんてあるわけない……………えっと………

俺は女子のプライドを馬鹿にしたと女子の方々に叩かれたりするのだろうか…………(震)

こんな感じに投稿頻度高い時たまにあります

あ、あとお話はゆっくり進みます。恋愛進むのもゆっくりです。ゆっくりのんびりお待ち下さい。読者さんに怒られないかな……。(震)

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