特別番2話、【真っ直ぐで良い】
どうも、龍宮寺スバルです!
読んで下さる皆様、本当にありがとうございます!
小説を読んで貰い、心から感謝しか無いですね!
では本編Go⇊
――時々、自分が何者か分からなくなる時があるわ…。
私の心の中は真っ黒に染まってしまった時も有った。私の心を明るくしたのは阿木という男、「ありがとう」という気持ちとなんで「明るくしたの?」という気持ちが合わさってたまに殺意が湧いてしまうのはなんでだろう。
誰か……私をもう一回救ってくれますか?
そっと目を開ける杏寿沙
「変な夢だったわねぇ……。」
「汗かいたし風呂でも入ろうかしら…。」
―シャワー後
「ふぅ!さっぱりね!さてと、今日も頑張りますか!」
「朝からうるさい、気が散る」
「うるさいって何よ!!」
「お前だ、そんなことより……」
「今日は刀の手入れとあいつの修行が有るから、夜に戻る。」
「その前に、お弁当作らなきゃ!」
「あいつのか?」
「えぇそうよ!早く筋肉付けて貰わなきゃっ!」
「……ちなみに俺のは?」
「土下座するんだったら作るわよ?」
――その日阿木は、何も食べないで一日を終わったという。
――翌日
「9998」
「9999」
「10000」
「よし、今日のメニューは終わりか。あいつの所に顔出ししないとな。」
「あれぇ?もう終わったのぉ?」
「杏寿沙か、もう終わったぞ。」
「はい、これ弁当〜!」
「ん、そこに置いといてくれ。」
―すると杏寿沙は阿木の隣に座った
「あんたって、なんでそんなに真っ直ぐなの?」
「俺が真っ直ぐだと思っているお前の頭はどうかしているな。よし、病院行こう。」
「しれっと話変えてんじゃないわよ…!」
―ため息をつく阿木
「じゃあ、あいつを見てみろ。あいつはまだ雪無が殺されたことは知らない、“現実を叩き込まれんだよ”自暴自棄になってすぐ死ぬだろ。」
「考えてみればそうね……、あの子は今は真っ直ぐだけど現実を知っちゃったら………。」
「その為の俺等だろ。」
「良いこと言うじゃない!たまには。」
「最後の言葉は要らん。」
――その頃の慎
「うぉぉぉぉぉぉ!!!死ぬぅぅぅぅぅ!!!!」
その日の夜、慎は筋肉痛で死にかけたとさ……。
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