第二話、【頭のネジは100本取れ。】
☆疲れた☆
―阿木さん格好いい。
本編GO⇊⇊
「死ぬ気で付いてこい。」
あの日、阿木さんが言った言葉に俺は付いていく事にした。
「ここだ、お前が今日から暮らす部屋“ノーマルクラス”だ。」
ノーマルクラス…?
「殺人、強盗などを犯した奴が入るとこだ。」
「そういえば言ってなかったな、お前は今日から拷問学校に通ってもらう。」
……え?なんですかその学園
「……拷問学校だ。」
拷問…学校?!
「お前には俺のように“拷問官”になってくれ。」
拷問官……、阿木さんと杏寿沙さん以外に誰が居ますか?
「拷問官は約20名居てその中でランク付けされておりこれを“ORZ”と言う。」
拷問官ランク(ORZ)
拷問官:No.0(リーダー格)
拷問官:No.1
拷問官:No.2
拷問官:No.3
「俺は拷問官:No.5だ。杏寿沙は拷問官:No.6。」
「拷問官は武器を使って戦うんだよ。俺は刀を使って戦う。」
つまり、拷問の機種によって使う武器が違うんですか…?
「そうだ。」
「今の日本は“拷問等禁止条約”っていう物があり、拷問をしている事がバレたら死ぬぞ。」
まじかよ…、過去にバレた人って居るんですか?
「……俺の弟だ。」
え…?
「あれはバレたのではなく、ハメられたのだ。」
「その時、杏寿沙が切れてハメた奴を皆殺しにしてくれたから気がスッとなった。」
あぁ……。
「お前は死ぬなよ。」
絶対に死にません!
「なら良かった。」
「さぁ、着いたぞ。」
ここは…?
「試験場だ。」
何するんです?ここで……。
「何って、拷問だろ……。」
――「試験会場」
「よく見とけ、ここでお前は沢山学べ。」
はいっす…。
「はい〜、じゃあまず目から取っていこうねぇ〜」
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!
―囚人の叫びが試験場に響く。
「うっさいねん…黙っときいやぁ…。」
ザクッ!!
ん”ん”ん”ん”ッッ!!!
「おいおい、腹にナイフ刺しただけだろ。」
「良いか慎、拷問官なら頭のネジ100本は外れないといけない。」
やってみるっす………。(心配すぎるよ…、雪無生きててくれ………。)
「一通り見たか。」
はいっす……。
「……なんだ、雪無と言う奴は安全だ。」
え?
「お前は雪無と言う女と一緒に脱獄したな、あの女は政府から守るように責務を言われた。だからあの女は安全なんだ。」
そうだったのか……。
「だから心配するな、No.3が付いてるから。」
No.3………?!
「俺の先輩にあたる人で武器は“糸”だ。」
糸……?糸でどうやって戦うんです?
「お前動くな、首が飛ぶぞ。」
え?
ピィーンッ…………
「見えるか?糸が。」
これは……俺の首に糸が巻き付けられている?!
――すると目の前に誰かがやって来た
「やぁやぁ、阿木くん。久しぶりだねぇ」
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