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 布団を魔法で持ち上げられたあと、何をしていいのか分からず。


 とりあえず、ベットの上で正座をしている。


 ベットの目の前には、腕を組み威圧間のある魔女がこっちを見て、目の前に立っている。


 戦闘中は、戦う事で頭がいっぱいだったので、魔女の顔などを特徴をよく見れていなかったが、魔女は何十年も前の噂のはずなのだが...若々しく、銀髪のロングヘアーで黒いドレスを着た見た目は20歳くらいにのようにな見た目である。


 こんな姿になり、世界最強であった俺は、昔の世界の誰よりも強いという自信は無くなってしまい、魔女が怖く感じ昔の俺に戻ってしまったのかもしれない。


 昔の俺は世界最強とは程遠く、ひ弱で、なんにでも臆病で、すぐに怖く泣きだしそうになる泣き虫だった。


 そんな、俺はこの姿になってから少ししか経っていないはずなのだが、昔の自分に戻ってしまったのか、魔女に対する恐怖で少し涙目になりながら何をされるのか魔女を見上げ怯えている。


 だけど、魔女はこっちを見るだけで何もしゃべることはしないので、俺は覚悟をふりしぼり魔女に話しかけることにした。


「こんな姿にして、お、お前は、俺をどうする気だ!!」


 そう、魔女に指をさし態度と気持ちは大きく、声も大きく言うつもりだったのだが...


 思ったより、声がボソボソと小さな声で、魔女に喋る時に顔をそらしながら喋り、喋り終わるとゆっくりと魔女にさした指をそっとし膝の方に置き、魔女に伝わったのか心配になったが、返答が怖いので魔女に伝わらずそのままスルーしてほしいとも思ってしまっている。


 すると、魔女が俺の発言に答えるのか、それとも怒ってしまったのか、魔女は顔を近づけまじまじと俺の顔を見た後に口を開き喋り始めた。


「うん~だいぶ可愛いい容姿になったわね」


 どうやら、さきほどの俺の発言は聞こえてなかったようだ。


 魔女が威圧的な感じたのは、俺の顔をまじまじと見ていたからなのか、魔女が喋り始めると威圧的な感じは感じなくなったが、魔女は俺をこんな姿にしてどうする気なのか、どんなことをされるのか不安と恐怖でいまだに心臓がドキドキしていると、魔女はまじまじと見るのを辞めて、俺の顔から離れ名前を聞いてきた。


「君の名前は?」


「ルッチ」


 俺は、体が小さくなったせいか、声も小さくなってしまっている。


 もしかして、小さい声になりうざがられて魔法で丸焦げにされないか心配していると、さっき、俺が言った質問に答え始めた。


 やっぱり、さっきの聞こえていたのか。


「ルッチね。我がルッチちゃんに何をするかって?そんなの簡単じゃん。その服見てわからない?」


 服を見てわかることは、メイドなのだろうか?


「め、メイド?」


「そうそう。ルッチちゃんは、私のメイドとして働いてもらうわね。」


「どうして!?」


「それは、我の城の壁を壊したり、外にいるゾンビ達が減らされたりしたからだよ。壁を治すのに魔力使って疲れたし、ゾンビは減って身の回りの清掃、洗濯、炊事とかが出来なくなったから私の身の回りのお世話などをしてもらうからだよ〜」


 これは、俺が悪い。

 壁などを無駄に壊したりしてしまったのは、悪いと感じているが、どうしても女性にする必要があるのか?


 男に戻してほしい。


「な、なんとか男に戻してもらえないですか?」


 男に戻してもらえないか恐る恐る聞いてみると、魔女が笑顔で「だ~め」っと言われてしまった。

 俺は男に戻れない現状に立たされ、急に目から勝手に涙が流れた。


 そんな、俺の顔を見てなのか、魔女が慌てて男に戻るチャンスのような物をくれた。


「だ、だけど、どうしても男に戻りたいならメイドになって働いてくれたら考えてあげてもいいよ」


「ほんとう?」


「うん」


 俺は、少しの希望が出来たことにより、涙を拭いメイドをやる事にした。


「男に戻れるなら、メイドをやります。」


「うん、じゃあ行こうか」


「はい」


正座をしていた状態が長かったせいで、急に立った時に足が痺れよろけてしまいベットから落ちそうになった。


「うぎゃあああ」


魔女は、ベットから落ちそうな俺を魔法で持ち上げ地面に落ちる事はなく助かった。


「じゃあ、行くよ〜」


俺は、空中に浮かされた状態で部屋の外に連れて行かれた。

城のどこに向かっているか分からないが、魔女には殺す気がないようで安心した。





ここまで、読んでいただきありがとうございます。(o*。_。)oペコッ


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