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生徒会長のテニーに生徒会に入らないか誘われたのだが、即答で断った。

エリスがいる所で、俺を誘うのは何かの当てつけなのかと疑うくらいテニ―に殺意が沸いた。


生徒会の誘いを断ると、イーナが不思議そうな顔で話しかけてきた。


「なんで、ルッチは断ったの?」


「いや、だって部活とかしたくないし...」


「え、でも、この学園ではどこかの部活に絶対入らなきゃいけないよ?」


「え、絶対?」


「絶対」


「強制?」


「強制」


この学園は部活動に入らなければいけないらしい。

それも、強制()()だそうだ。

生徒会も部活動としての活動として認められるので、生徒会に入ると他の部活には入らなくていいらしいが、生徒会と言う学園の生徒のトップに立つとか絶対部活よりめんどくさい。


もし、部活動が強制だと言う事を知っていたとしても、エリスの事などがあるので多分だけど入らなかったと思う。


「じゃあ、どうしようか?」


一番部活の活動が少ない場所を選ぼうと考えていると、テニ―が俺に話しかけてきた。


「どうして、君は生徒会に入りたくないの?」


「え、えっと~」


自然と生徒会長の横に入るエリスの方に目が行くと、顔は笑顔なのだが、(何私の婚約者と話しかけているんだよ!!)と言う圧を感じる。


もし、ここでエリスが居るからと言う理由とか言うと、余計なことを言いやがってとか思われるかもしれない。


「部活で放課後とか時間を取られたくないというか...なんというか」


「平民ですものね。仕事とか忙しいのかも知れませんわ。なので、生徒会に誘うのは可哀想だと思います。」


エリスにものすごくニヤニヤしながら、平民である俺の事をバカにして来る。しかし、生徒会長には、生徒会に入れないように誘導している。


なんて、頭が回る人なのだろうか...


「そうか、しかし生徒会は貴族しかし居ない。平民と言うのはバカにしているようで嫌だが、平民の気持ちも分からければいけない。だから、是非生徒会にきて欲しい。」


生徒会長が俺の事を、「是非」とか「欲しい」とか言って俺を必要としているのが気に食わないのか、エリスが間に入ってきた。


「どうしてですか!!こんな平民ごときをテニー様が欲するなんて。どういうことですか!!」


「いや、平民についても学ば無ければいけない。私は去年も平民を生徒会に入れようとした。しかし、平民に対して偏見的な目を持っている人達が多く誘うことが出来なかった。しかし、この子は魔力色が最高ランクの黒だ。これで、誘ったとしても貴族達も納得するはずなんだ。エリスなら分かってくれるだろ?」


「う...まあ、テニー様がそこまで言うなら。」


俺の事を生徒会に入れたくないのか?俺の事を睨みつけながらも、渋々同意した感じで返事をしていた。


「じゃ、じゃあ、考える時間をください。」


「ああ、分かった。部活入会の期限1週間しっかり考えて欲しい」


「はい」


俺は返事をして、生徒会長達は俺の元から離れて行ってくれた。


「なんで、こんな平民を必要とするの!!私はこんなに尽くしているのに!!」


生徒会長が少し離れた後にエリスは俺の方を睨みながら俺に聞こえる声で呟いた後、生徒会長の後を追って行った。

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