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王都に繋がっている扉に戻り、扉を開くと城に繋がり帰ることが出来た。


今日は色々あって、大変だった。

しかし、扉を開けた先にいるエナさんが仁王立ちで待っていた。


帰ってくるのが遅く、カンカンに怒っている。

もし、俺が誘拐されたなどを言うとエナさんが何をするのか分からない。


それに、誘拐の事を言うとエルフが関わっていたのでゾビ男がエルフの王国の王様のヨタであるとバレるかもしれないので言えない.....


なので俺はエナさんに、王都が楽しくて時間を忘れてしまったと言う言い訳と、王都で買ったクッキーを渡し怒りを収めようとしたのだが....


まあ、ダメだよね...


めちゃくちゃ怒られた。


「ホントに!!どれだけ心配したと思うの!!こんなクッキーで誤魔化せると思っているの」


「す、すみません。」


シュンっとなり、俺はエナさんに謝った。

ゾビ男はと言うと、俺が怒られている中、ゾビ男はエナさんの部屋から出て、『自分は関係ないので』という感じで、城の掃除をし始めた。


誘拐されたのは、ゾビ男のせいでもあるので、自分だけ怒られるのはしゃくだ。つい、ゾビ男の正体が実はゾンビではなく、エルフの王様だったという事をバラしたくなったが、その気持ちをグッと抑えてエナさんのお説教をずっと聞いていた。


ようやくお説教が終わると、すぐに夕食の支度をしてご飯にした。


今思えば、あの時ゾビ男が助けてくれなければどこかに売り飛ばされていたのかもしれない。


ゾビ男が来るまでの、エサだとしても俺はどうなっていたか分からない。


そう考えると、怖くなる。


夕食を食べ、片付けをした後、明日は学園生活が始まるので早めに寝るためにベットに入るのだが、怖くて眠ることができない。


怖かった。

今日の出来事がフィードバックして眠りを妨げる。


俺は、自分の部屋にある枕を持ちエナさんの部屋に向かった。


「ん?どうしたの?」


エナさんは、まだ魔術の研究で寝ていなかった。俺が夜中に部屋に入って来るのが珍しく、不思議そうな顔をしてこちらを見ている。


「怖くなって、寝付けないの。だから、一緒に寝よよかなって...」


こんな事を言うには恥ずかしく、モジモジしながら言うと、エナさんは一緒に寝てくれた。


「じゃあ、これを片付けるから先にベットの中に入ってて」


「うん」


俺はエナさんのベットの中に入り、エナさんが来るのを待つことにした。


「お待たせ」


エナさんは、魔術の研究を片付け一緒にベットに入った。エナさんが隣にいると、今日あった怖いことが、怖くなくなり安心する。


「どうしたの、明日の事で不安になっちゃたかな〜」


どうやら、エナさんは学園の事で不安で眠れなくなったのだと思っている。


確かに、学園でのことは不安ではあるがそれほど不安に感じてはいない。


エナさんが一緒に寝てくれて安心した俺はウトウトしてすぐに眠るこちが出来た。


ブックマーク60人ありがとうございます。


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