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その体に出会いと別れの挨拶を ~あの日、憑依した少女にもう一度出会うために~  作者: 炭本 良供
三章「名状しがたい感情」

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二十一話『憎悪で見えなかったモノ』

――――ゴビは、アイツをコルウスって言ってたっけ。


0()1()――――』


 視界がぼやけつつも、聞こえた彼女の声。

 何故彼女が()()を知っている?

 その名前は、黒荻(コクジャク)の実験に関わっていた人しか知らないはずだ。

 それに、俺と同じ並外れた身体能力。


 もしかして、彼女は――――


 俺が幼かった頃の記憶が甦る。

 俺が、黒荻にとって、ただの実験体だと知ってしまった日。

 俺が、実験を阻止できたか確認しようと、再びここを訪れた日。


『……………………うう』


 黒髪の、俺と同じくらいの女の子がいた。

 今と目の様子が違うけれど、確かに彼女とコルウスは重なって見えた。

 

 俺が、黒荻のことを知らずに実験から逃げ出してしまったから。

 俺が黒荻に怒り、彼女のことを何も考えず去ってしまったから。


 君を()()()()()()()()()


 俺はあのビルでも君に気づくことができなかった。

 俺は取り返しのつかないことをしてしまった。


 でも――――

 




――――やらなきゃ。

 コルウスも、彼女が助けようとしているペルフェという子も。

 俺が、巻き込んでしまった。

 だから、俺が解決しなきゃ。


「まだ――――終わる、ときじゃ…………ない…………!」

 

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