中学生になったら♪
中学に入ると同時に希星は親の都合で、隣町に引っ越す事になった。
希星は何とか入学式には間に合ったが、そこでとんでもないツワモノに出会う事になる。
〜中学入学式当日〜
…家を出てしばらく歩いていると、後方から僅かばかり気配を感じる。
しかし、確認しても誰も居ない。
どうやら気のせいのようだ。中学に着き、クラスが決まる。
この中学は学年毎に4クラスあるようだ。
A組 B組 C組…そして私が行く事になったクラスはZ組らしい。
…明らかに嫌な予感がしまくる。
教室に入ると、独特な連中が集まっていた。
そしてそこに1人…見覚えのあるヤツがいた…
「春也、なんでいる?ストーカーにしては度が過ぎるぞ」
「誰が姐御のストーカーなんてするんでありんすか!よく分からないけど、僕もこの中学に通う事になったたでありんすよ。」
「フフフ」
「誰だ!…この気は朝から感じていた気だな」
「申し遅れました、私は加藤飛人。たまたま近くからすごい気を放つ貴女が歩いて居たので、尾行させてもらいました。フフフ」
「おまえもストーカーか!よし、今日からお前らはストーカーコンビだ」
「小田と同格とか無理…フフフ泣」
「ならそいつをお前の技で鍛えて同格まで引き上げればいい、春也死ぬ気でガンバレ」
「…え?」
「返事わ?」
「は、はいでありんす。姐御には逆らえないでありんす」
こうして春也の地獄の特訓は、たった今から始まったのである。
春也こと小田氏治、加藤飛人の弟子になる!笑笑笑