プロローグ
どーもどもーも覚えてる方はお久しぶりです
小説が消されてから約2年振りの再執筆です
今回は銃の用語などの描写が多い為あとがきに説明を少し載せておきますね
「ランガ!やだ!死なないで!お願い!」
少女は喉が潰れんばかりの声で血を流して倒れている大柄な男に爆音の中すがり付き泣き崩れていた
1週間前
「ヴゥ!ヴゥ!オ"ォ"ア"ーッ」静かな部屋の中に響く猿轡をされ両手足を拘束された男の唸りが響く、周りに人がいる
気配はないただただ1人を除いて、男の目の前には男と同じパイプ椅子に座った人物だ、顔や体型は深く被ったフードとダボダボのパーカーで分からない。
カチ カチ カチ ガチャン! 謎の人物の手元にはUSP9が握られている スゥー「1つ質問する」大きく息を吸い話し始めた
男は今まで唸っていた声を収め生唾を飲んだ。
「コードを知っているか?」男は再び唸り始めた
痺れを切らした謎の人物は「あぁクソ」と毒を吐きながら
男の猿轡を外した、男はすぐさま「ゆ、許してくれ!知らないんだ!頼む見逃してくれ!ガキとクスリ売ってたのは悪かった!だけどもうやらないねぇから!な?そ、そうだ今まで稼いだ金全部あんたにやるよ!金なら沢山ある!」
タン!! カラン カラン 銃弾の薬莢が地面に落ちる音がしたと同時に「う、うぎゃぁぁぁぁああああ、あ、あ、足が」
男の茶色いズボンの太もも部分から血が溢れる、痛みに体を拘束されているため、動くことも出来ずひたすら喚く
謎の男が再び毒づいた「俺はあまり気が長い方じゃないもう片方の足が大切なら早く答えろ」
「し、知らねぇんだほんとにコードってなんだよ?!」
ハァ 「ここもハズレか」謎の人物は静かに呟き自分の後ろにある錆びかけの扉を開け男にこう言った「ガザル・アンダーソン お前はコードを知らなかっただが、子供とクスリで商売してたのは事実だ…クズめ」 男は痛みに耐えながら一言「許してくれるのか?」謎の人物は一言
「あの世で詫びろ」大きな荷物を重たそうに担ぎながらドアを開け男に言い放った。ドアの向こうには無数の武装した死体が壁に寄りかかっていた謎の人物は首付いた無線機に話しかけた「終わったぞ」
無線機の向こうからは「遅かったですね」と元気の無い声が帰ってきその後に「それでどうでした?」同じく元気の無いで質問が来た 謎の人物は一言だけ。
「Detonation《爆破しろ》」無線からはさっきとは変わって真剣みを帯びた声で「了解」と一言だけ
途端謎の人物が居た古びた廃病院は男の居た手術室から順番に周辺の柱を吹き飛ばして廃病院を粉々にジェンガの最下段をバットで吹き飛ばしたかのように吹き飛ばした反動の爆風で謎の男のフードが取れた フードの下には可憐な16.7歳位の少女が現れた喉に付けていた変声機を外し喉の無線にイライラしながら「早く来て!」と怒鳴る向こうからは「今行ってますから!ちょっとだけ待っててくださいと」弱々しく返答が帰ってきた 暫くするとゴォーンゴォーンと言う音と共に、キャンピングカーの一回り大きな荷台付きのブラックカラーのトレーラーを少女の前に停車させ少女を荷台の中に乗せて廃病院があった路地を走り抜け暫く走らせた路地の開けたところで重たそうにしていた荷物を運転してきた大柄な男に持たせ、荷台の武器庫兼コンピュータルームに何かを運び込む、無線で聞こえた通りの元気の無い声で大柄な男のは自信なさげにこれなに?と言わんばかりの視線を少女に向け、少女は「あんたの武器よこの前渡した銃無くしたじゃないその代わりよ」と袋を開けたそこには少女の身長より少し小さいとんでもない大きさの銃があった男は「これなんです?」
と弱々しく聞くと少女が口を開き「バレットM82A1対物ライフルよあんたの図体にピッタリでしょ、ガザルの武器庫から盗んできたのよこれで暫くは火力には困らないでしょ」
嬉しそうに、そう言ってまたトレーラーに戻り彼女達は走り出した。
ご覧頂きありがとうございます本来はイラストが載るはずなのですが相方が今アラスカで遭難してるので救助されたら恐らく絵を挙げられると思うので暫くお待ちください さてこの作品は銃の用語が非常に多く出てくるため少し用語を載せておきます
ハンドガン⇒拳銃
リロード⇒マガジンを装填⇒銃の弾をまとめて銃に入れるためのケース
セミオート⇒単発撃ち
フルオート⇒連射
バースト撃ち⇒基本的に3発ずつ撃つ
対物ライフル⇒戦車や装甲車にの装甲を貫くスナイパーライフル