第三十二章9 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達2】9/【前半ラブエピソード?7】09
話を聞いていると、【ウィンドグ/美麗】は、相手に嫌われたくないと思っていると判断出来た。
だが、そんな八方美人では駄目だ。
相手は君に対して悪意がある。
つまり、もう既に嫌っているんだ。
だから、好かれ様とは思わない事だと説明した【芳一/勇介】は、
「呪い返しを君にやれとは言っていない。
君は俺のやる事に抵抗せずに受け入れれば良い。
手を汚すのは僕だ。
君は何もしなくていい。
ただ、もう一度、さっきの部位に触らなくてはならない。
僕の左手の指には全て意味がある。
小指は契約、
薬指は愛、
中指は浄化、
親指は除霊、
そして、人差し指は呪い返しという事になっている。
つまり、君のさっきの部位、
【左脇】、
【臍の下】、
【デコルテ】、
【右胸の下乳】、
【右太もも】、
【左の二の腕】、
【左の薬指】、
【うなじ】、
【左のヒップ】、
の9箇所に、人差し指で突かなければならない。
恥ずかしいとは思うけど、もう一度耐えてくれ。
僕をひっぱたきたかったら叩いても良いから、とりあえず受け入れてくれ」
と言った。
【ウィンドグ/美麗】は、
『も、もう一度触られるんですか、私?』
とつぶやいた。
「すまん。
さっきの調査では、呪いの正体がわからない状態だから、左手の手のひらで探ったが、今度は呪いの属性が特定出来たから、今度は人差し指で触らせてくれ。
それで、相手にも呪いが返るから、呪いの進行をある程度防げるはずだ」
『それで終わりですか?』
「いや・・・
それで終わりにしてくれれば良いんだけど、相手は君を呪う様な相手だ。
更なる呪いを掛けるかも知れない。
そうなった場合、こっちもそれなりの対応をするしかない。
今回は相手にも呪いを返して、相手に呪いを解いてもらうと言う事だ。
相手が諦めない場合はもう一段、対抗処置を施す」
と言う話になった。




