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第三十二章75 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達2】75/【前半ラブエピソード?13】09

 一方、【芳一/俊介】の方も翌日に3つの異能力を得るかどうかを決める朝となっている。

 またまたまたまたおさらいになるが、

 彼が昨日までに得ていた異能力は、

 (1)【影に隠れる異能力】、

 (2)【変装する異能力】、

 (3)【落とし穴を作れる異能力】、

 (4)【指を伸ばす異能力】、

 (5)【猫に変身出来る異能力】、

 の5つである。

 それで、今朝、得られるかも知れない異能力が、

 (1)【犬に変身出来る異能力】、

 (2)【敵の異能力を1つ、一定時間封印出来る異能力】、

 (3)【相手を酔っぱらったと同じ状態に出来る異能力】、

 の3つである。

 【芳一/俊介】は、

「彼女さんに勝つには・・・

 うーん・・・

 迷うなぁ・・・」

 とつぶやいた。

 ただ、彼の場合は、【クイアンビー/奏步】よりも深く考えていると言える。

 それは、残った指示の紙について考えているのだ。

 デートでの勝負。

 これを決めるための紙が入ったバッグから勝負方法を決めているのだが、一度出た勝負は勝負被りを防ぐために破ってゴミ箱に捨てている。

 つまり、昨日やった勝負はもう無いと言う事である。

 彼は何の勝負の内容を書いた紙が残っているかを計算して、今朝の異能力を選択する事にした。

 例えば、【クイアンビー/奏步】は無類の猫好きだが、逆に犬は苦手としている。

 それは彼女が幼い頃、犬に襲われそうになった経験からするものだが、【犬に変身出来る異能力】を使えば、1分間は彼女が近づいて来なくなる可能性が高い。

 それに犬ならば鼻が利くはずだ。

 探し物を見つける勝負はまだバッグに残っていたはずだから、その時に重宝する可能性が高いと言える。

 また、【敵の異能力を1つ、一定時間封印出来る異能力】も非常に魅力的な力と言える。

 【クイアンビー/奏步】の異能力を1つ、一定時間封じれるのはかなり有効に使える可能性が高い。

 また、【相手を酔っぱらったと同じ状態に出来る異能力】についても同様である。

 本当に酔っぱらわせると言う訳では無いが、同じ状態にすれば判断力を低下させる事が出来るかも知れない。

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