第三十二章70 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達2】70/【前半ラブエピソード?13】04
【クイアンビー/奏步】は、【右手が伸びる異能力】を使って、高い所に手を伸ばし、【芳一/俊介】から距離を取る。
10秒後、【芳一/俊介】は、【変装する異能力】を使って女性に変身した。
【クイアンビー/奏步】が本日持っている【異能力】が、
(1)【右手が伸びる異能力】、
(2)【足が速くなる異能力】、
(3)【姿を消せる異能力】、
(4)【左の手のひらが大きくなる異能力】、
(5)【話した言葉が実体化する異能力】、
と言う機動力が高い【異能力】が多いと思われる。
それに対して、【芳一/俊介】は、
(1)【影に隠れる異能力】、
(2)【変装する異能力】、
(3)【落とし穴を作れる異能力】、
(4)【指を伸ばす異能力】、
(5)【猫に変身出来る異能力】、
と言うラインナップになっているので絡め手で彼女を捕まえる事にした。
つまり、鬼ごっこをしながらかくれんぼの要素を絡めて、こっそり彼女を捕まえようとした。
結果は、功を奏したと言える。
逃げられる範囲が、スタート地点から見える範囲という限定的な場所で、30分間逃げ切ると言うのは容易な事ではない。
【芳一/俊介】は【変装する異能力】で姿を変えて、人混みに紛れて、隠れた。
そして、通行人の影に【影に隠れる異能力】で隠れて、移動し、途中から【猫に変身出来る異能力】で猫に変身して、【クイアンビー/奏步】に近づいた。
【クイアンビー/奏步】と言えば、無類の猫好きである。
彼女は、猫を見ると、
『あぁ~・・・
可愛いにゃんこ・・・
こっちにおいで。
よしよししてあげる。
怖くない。
怖くないよ』
と言って自ら近づいて来た。
そこで元に戻って、
「はいっ。
捕まえた」
となった。
捕まえられた【クイアンビー/奏步】は、
『きぃ~、悔しい。
狡いわよ、猫に変身するなんて』
と文句を言った。




