第三十二章52 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達2】52/【前半ラブエピソード?11】08
偽物の【万能師】達を次々と倒して行く、【芳一/竜都】。
ある時、【ぬいぬいくるみん/ルクレツィア姫】は、
『あの・・・』
と言い、【芳一/竜都】が、
「ん?
何だ?」
と聞き返した、彼に対し、
『貴方が【万能師】と言う事では駄目なの?』
と聞いてきた。
「は?
何言ってんだ?
あんたは、伝説の【万能師】を探しているんだろ?
俺じゃねぇだろうが。
俺はただの戦士だ。
【万能師】じゃねぇ。
誰でも良いって訳じゃ無いんだ。
しっかり見極めないと」
『でも・・・』
「でも、何だ?」
『貴方の戦いを見ていると、結構、何でも出来てるよね?』
「そんな事はない。
俺は料理が作れない」
『でも、魔法とか前に使ってたよね?
その前は錬金術みたいな事も出来ていたし。
私の怪我を回復もしてくれた。
それに力も強いし、体術も出来る。
剣技も見事だったわ。
操術も出来たし、戦い方で言えば万能なんじゃ?』
「何を言っているんだ。
それはたまたま出来ただけだ。
たまたま出来た物を出来たとは言わん」
『料理にしてもレシピを覚えてなければ出来ないって事じゃないの?
貴方、記憶喪失だから・・・』
「そんな事・・・は・・・ないと・・・思うが・・・」
と言う話になった。
【芳一/竜都】も自分が何でも出来る事に疑問を持ち始めた様だった。
賢明な者ならば、解ると思う。
【芳一/竜都】こそが、【ぬいぬいくるみん/ルクレツィア姫】が探していた【伝説の万能師】なのである。




