第三十二章39 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達2】39/【前半ラブエピソード?10】06
【ファニー・ファミリア・シリーズ/愛葉】は、25番目の力として、【スイム・フォーム】の開眼を示そうと考えているが、【芳一/一太】が希望する力は別であった。
彼が望むのは、【スケルトン・フォーム】。
いわゆる透明になったら、物を透かして見える能力を有する【変身】である。
何に使おうと考えているかは、彼の性格を考えれば一目瞭然。
絶対にエッチな目的で使おうと思っているのは明らかだった。
【ファニー・ファミリア・シリーズ/愛葉】は、
『おいっ、馬鹿弟子。
考え直せ。
【スケルトン・フォーム】なんか何の役に立つと言うんだ。
不純な目的でしようするのが明かじゃないか』
と言った。
【芳一/一太】は、
「そうはいかんでしっ。
拙者は、崇高な目的があるでしっ」
と突っぱねた。
『何が崇高な目的だ。
どうせ、ふしだらな目的だろうが』
「違うでしっ。
ご婦人の安全を守るためでしっ」
『じゃあ、どういう用途で使うか言って見ろ。
納得が行く理由ならそっちに乗ってやらんでもない』
「わかったでしっ。
じゃあ、話すでしっ。
昨今は痴漢が多いでし。
覗きも多いでしっ。
だから、覗き男が居ないかどうか探るために、物を透かして見える能力が必要なんでし」
『そんなのいらない。
そんな事より、お前に覗かれる事の方が心配だ。
私の弟子が犯罪者として捕まったら目も当てられん。
今更ながらにお前を弟子にした事、後悔しているよ。
あのときの凄みは何だったんだ?』
「あのときは、痴女が居ると言う噂を聞き、是非拝んでみたいと思っていた所に邪魔が入り、つい熱くなってしまったでしっ」
『・・・つまり、スケベ根性の為せる技だったと?
そう言う訳か?』
「スケベ根性では無く、熱い好奇心でしっ」
『物は良いようだな。
私はまんまと騙された訳だ。
ったく・・・私の目は節穴だったと言うことか』
と後悔した。




