第三十二章32 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達2】32/【前半ラブエピソード?9】10
【スカルプチャドル/祈梨】は、【芳一/和真】にキスをしようとして止めた。
お預けを食らった、【芳一/和真】は、
「え?」
と言った。
【スカルプチャドル/祈梨】は、
『ご褒美はまだよ。
だって、まだ、この旅行が楽しいものかどうかわからないじゃない?
お礼は楽しかったら。
そう言う事よ。
楽しくなかったらビンタが飛ぶのでよろしくね』
と言った。
「えぇ~?」
『えぇ~じゃないわよ。
当然でしょ。
だって、まだ、私、楽しんでないもの。
私の頭の中では完全に、お寺巡りだったのよ。
それを強引に予定変更したんだから、それなりの楽しさを提供してよね。
じゃないと私、喜べないから』
「そんな事言われても、僕もよく知らない所だし・・・」
『さっきまでの格好良さはどこ行ったのよ。
好奇心で何でも楽しむんでしょ?
まずは、【和真】が先にやって、安全性を示してよ。
安全だとわかったら、私も楽しむから』
「それじゃ、僕が実験台みたいじゃないか」
『そうよ』
「えぇ~?」
『う・そ・よ。
でも、楽しみ方を教えてよ。
ピュアな【和真君】。
私にレクチャーしてください。
私も、楽しみたいの。
お願い』
「わ、わかった。
僕が楽しませるよ」
『ありがと。
好きよ、【和真】』
「あ・・・初めて言ってくれた」
『そうね。
初めて言ったわ』
と言った。
初めてとは彼女が【芳一/和真】の事を【好き】と言う事である。




