第三十二章19 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達2】19/【前半ラブエピソード?8】08
【芳一/佳彦】は、【義夕霞/千亜紀】の事が気になってしかたなかった。
最近は四六時中、彼女の事を考えている気がする。
「【よっちゃん】。
ねぇ、【よっちゃん】ってば」
と声がする。
【芳一/佳彦】は、
「あ、ひゃいっ。
な、何でしょう?」
と言った。
声の主である、彼の妹、【涼子】は、
「どうしたの?
ご飯だって」
と言った。
【芳一/佳彦】は、
「な、何だ、【涼子】か・・・
てっきり・・・」
とつぶやくと、【涼子】は、
「てっきり何?」
と聞いてきた。
「何でもないよ。
何でも・・・ない」
「おおかた、好きな子に言われたと勘違いしたんじゃない?」
「え?
な、何で?」
「【よっちゃん】、嘘が下手なんだもん。
バレバレなんだよ。
【お兄ちゃん】みたいに嘘つきになれとは言わないけどさ、もう少し、ポーカーフェイスを身につけたら?
好きな女の子でも出来たって所でしょ」
「な、ななな、何を?」
「ほらっ、すぐに動揺する。
そう言う時って、図星を突かれた時だって、私わかるもん。
好きな子出来たんでしょ?
将来、私のお義姉ちゃんになるかも知れないんだから、紹介くらいしてよね」
「な、何を言って居るんだ?
つ、付き合ってもいないのに・・・」
「相手の女の子、絶対、【よっちゃん】に告白して欲しいって思ってると思うよ」
「な、何で、そんな事がわかるんだ?」
「3歳年下の私だって【よっちゃん】の事、弟じゃないかって思うときあるよ。
何か頼りないっていうかね。
女の子はね、リードして欲しいのよ」
「そんな事言ったって・・・」
「ちょっとは男らしくしたら?
愛想尽かされるよ」
「そ、そんな」
と言う兄妹の会話があった。




