第三十二章17 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達2】17/【前半ラブエピソード?8】06
【義夕霞/千亜紀】は、
『【よっちゃん】、午後は音楽室だよ。
一緒に行こ』
と誘った。
【芳一/佳彦】は、
「う、うん・・・【池元さん】・・・」
と言った。
『もぅ・・・
【池元さん】じゃなくて、【ちーねーちゃん】でしょ?
それとも、兄をしたい?
君、妹さん居るって言ってたし。
じゃあ、私が妹で、君がお兄ちゃんって事で。
お兄ちゃん』
「はぅあ・・・」
『どうしたの?
お兄ちゃんって言われ慣れているんじゃないの?
それとも別の言い方をしてるの?
お兄さんとか?
兄貴とか?
あんちゃんとか?
何て呼ばれてるの?』
「えと・・・【よっちゃん】です・・・」
『【よっちゃん】?
何で?
お兄ちゃんとか言われてないの?』
「ぼ、僕は頼りないから・・・
お兄ちゃんとは僕の兄が呼ばれているよ。
僕は昔から、【よっちゃん】としか呼ばれていない・・・」
『そうなんだ?
じゃあ、【よっちゃん】で決まりだね。
【よっちゃん】は私の事、何て呼ぶ?
【千亜紀】って呼び捨てで呼ぶ?
それでも良いよ。
ね?呼んでみて。
ほらっ、早くぅ~』
「ち、ちちち、ちあ・・・
い、言えないよ・・・
恥ずかしい・・・」
『もぅ・・・
練習が必要だね。
やっぱり君は弟かな?
そっちで良い?』
「ど、どっちでも・・・良いです・・・」
『じゃあ、1日おきにしよう。
今日は弟、明日はお兄ちゃん。
それで行こう』
と言う話になった。
青春真っ盛り。
いわゆる【アオハル】である。




