第三十二章16 【アンサー・クリエイト/さよなら真の強者(きょうしゃ)達2】16/【前半ラブエピソード?8】05
小学生女子はおませである。
【義夕霞/千亜紀】は、【芳一/佳彦】に自分と姉弟になる様に迫った。
【芳一/佳彦】はタジタジである。
ここから逃げ出したい気持ちになったが、チャイムに救われた。
授業が始まる。
【芳一/佳彦】は外を見るふりをして、横にいる【義夕霞/千亜紀】をチラ見した。
彼女の姿は美しい。
窓から差し込む光に当てられた彼女のシルエットは女神の様だ。
光に当てられ、服の中が少し透けて彼女の体型がうっすらとわかる。
この年頃の女子は胸が膨らみ初めており、初心な【芳一/佳彦】はまたまた、真っ赤になった。
授業が終わり、女子トイレでは、【義夕霞/千亜紀】と【唯生子】が恋バナをしていた。
【唯生子】は、
「絶対、【内村】、【千亜紀】の事、好きだよ」
と言った。
【義夕霞/千亜紀】は、
『だよね~。
私もそう、思う。
でも、ちょっと奥手だね、彼。
このままじゃ何の進展もしないで卒業しちゃいそう・・・
多分、中学は別々になる。
そんなの嫌。
私、決めた。
彼と付き合う。
【唯生子】、協力して』
「え~?
協力ぅ~?
どぉしようっかなぁ~?」
『そんな事言わないで助けてよ。
私も1人だと話しかけにくいし、2人で話せば上手く行きそうだしさ』
「私も、【内村】の事、結構良いなって思ってんのよね。
すれてないって言うか。
素朴な魅力って言うかね。
協力するって事は諦めろって事でしょ?」
『お願いよぉ~』
「じゃあ、【五条君】紹介してよ。
彼、【千亜紀】に気があるでしょ?
彼をきっぱりフッて私に譲ってよ」
『譲るも何も、私、あの人の事、何とも思ってないよ』
「だから、【千亜紀】の方から私を紹介してよ。
それなら彼も諦めるでしょ」
と話していた。




