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パーン・パーン・パーン! ー飛空艇事故の真実と真相ー  作者: 鈴本恭一
スリビジャヤ飛空446便墜落事故
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スリビジャヤ飛空446便墜落事故①:バハルディン事故調査官による前段


・バハルディン(タラムマ王国 運輸省 輸送安全委員会 空運部。事故調査官)


・アグネス(タラムマ王国 運輸省 海上輸送総局 沿岸警備隊 交通部。魔術師)




・レイル=バルタザーレ(カカナ連邦 飛空艇事故調査委員会。連邦捜査官)




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スリビジャヤ飛空446便墜落事故




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○バハルディン(タラムマ王国 運輸省 飛空艇安全委員会。事故調査官)


 西のエデ大陸と南のムヒュルム大陸に挟まれた南西海域に、僕らの住むタラムマ王国はあります。


 大小様々な島で構成されてて、自然豊かな精霊の多い土地です。ジーテーン大渓谷なんて世界的な知名度を誇る場所ですから、今さら説明する必要もないでしょう。


 ……是非ともお話ししておきたいのはジーテーン大渓谷そのものじゃなく、そこにある慰霊碑のことです。


 あれは22023年の年末でした。

 当時はカカナのセールーンの事故で飛空業界に改革が起きましたけど、僕らのタラムマ王国も、22023年と前と後じゃ全然違う状態になりました。大改革でした。


 かつて、飛空艇を取り扱えるのは王国から認められた一部の貴族や大商人だけでした。

 けど飛空艇産業への自由参入が解禁されて、飛空会社は一気に増えました。

 運賃も大幅に値下げされて、それまでとは比べ物にならない数の人々が飛空艇に乗れるようになりました。

 飛空艇を飛ばせば飛ばすほど儲かるので、誰も彼もがこの商売に飛びつきました。無節操なくらいに。

 22023年までその状態が続きました。



 そして、スリビジャヤ飛空446便の事故の日を迎えたんです。





(※タラムマを含む南西海域の人々は家族名をもたないため注意。対外的な便宜上の家族名はあるが当番組では省略する)











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