ふたりでれんしゅう
僕が河咲フロンターレに入ってか1ヶ月が経った、僕は今日練習場に来ている、今日はこの前の18番、豹介くんと練習する日だ、今日も豹介くんにいっぱい教えて一緒に強くなってもらおう。僕はそう思いながら送迎してくれている車の運転手に感謝を告げるて車を出る。
「久瑠間さん、今日もありがとうございます」
「はい、祐樹君も頑張って下さいね」
「はい!!」
練習場に行ったすると豹介くんがもう待っていた。
「豹介くんおはよう今日も早いね」
「うん、だってゆーきくんとのれんしゅうすごくたのしいからきょうはなにをするの?」
「今日は一対一の練習と、トラップの練習同時にパスも最後にストレッチしてから試合での動き方と今日の改良する点の確認かな」
「きよ、きょうもあいかわらずおおいねぇ、がっこうのときつかれないの?」
「疲れないよだってサッカーのことが好きだからそれに難しくないしね勉強」
「すごいね、じゃあはやくやろう」
「まず、準備運動からね」
「うん」
準備運動が終わりトラップの練習を開始した
「ちゃんと右足でも蹴ってね後トラップも右足でしてね?」
「わかってるけどむずかしくて、」
「それはしかたないね、時間をかけてやっていかないとでもやらなきゃだめだよ?」
「はぁい」
それから2時間してパス練を終え休憩をはさみ一対一を開始した。
「一対一のコツ覚えてる?」
「えぇっと、ななめにすすむのとどちらにぬくかさきにきめること」
「ふたつ正解あと一つは仕掛けを作る事だね」
「あぁそうだった」
「じゃあ、確認も終わったし一対一始めよっか」
「うん」
「じゃぁ、いくね」
そう言ってからドリブルを仕掛け始めた、まず右に軽く蹴り出し次に左に一回またぎすかさずボディフェイントを入れて間合いを詰めさせない、すぐにドラゴンステップオーバーで横にずれ無理して追いついてきてところにエッジターンで完全にかわして左足でシュートを決める完璧だ。
「すごいね、かんぺきにかわされちゃったよ」
「ありがとう、次豹介くんがオフェンスだよ」
「うん、いくよ」
豹介くんはシザースを2回してからボディフェイント入れつつ距離を詰めてきたチラチラ僕の股下を見ている最終的に股抜きしたいのかそう思ったのでわざと股を少し開きそぐに後ろに振り向き走り出せる様に半身にしつま先で立ち重心を後ろにして来るタイミングを待つ、キタまず豹介くんの進行方向を手でふさぎ後ろを振り向きボールを奪取した。
「うぅ~またまけちゃった」
「少し股抜き意識しすぎて股下見すぎてたから気をつけないとね」
「うん、きをつけるよ」
それから1時間半位一対一を続けてからストレッチして身体を休めながらサッカーの知識を勉強し家に帰った。家に帰ると妹が走ってき、いきなり抱き着いてきた。
「おにいちゃん、おかえり」
「ただいま、詩織とりあえず離れてお兄ちゃん汗かいて汚れてるからくっついてるとお風呂入らせられるよぉ」
「いいもんいっしょにはいるから」
「はぁ、わかったとりあえずリビングに入ろう」
ガチャ
「ただいま」
「おかえり、今日も相変わらず仲良しねぇ」
「うん!」
「お母さんお風呂って沸いてる?」
「えぇ、沸いてるわよ」
「入っていい?」
「いいわよ、詩織も入れてくれる?」
「うん、わかったよ」
そして脱衣所に向かった、脱いだ服を洗濯機に入れてお風呂に入った。
「ふたりともパパ帰ってきたからご飯にするわよ~」
「二人ともただいまー」
「おかえり、お父さん」
「パパ帰ってきた」
「お風呂入ってたんだなぁ~、ユウはちゃんとお兄ちゃんしててえらいな~」
そう言って頭をなでてくる、それから食器を出して夕食の準備をして食卓についた。
「いただきます~」
「「「いただきます」」」
「ねぇーママなんでおにいちゃんはいつもごはんがちがうの?」
「ユウくんはサッカー選手になるために身体を大きくするための食事をしているのよ」
お母さんの言うとうり僕はみんなと違う食事をしているそんなに特別なわけじゃないけどただタンパク質とカルシュウムを取っているだけだ、例えばお茶の代わりに牛乳を飲んだりご飯を少なくしてサラダを取ったり鶏肉を食べたり食事を6回に分けたりして身体を大きくするために少し変えているのだ。
「そうなんだーおにいちゃんがんばってるんだね」
「頑張ってないよ、好きな事を好きなだけやっているだけだよだからありがとうお父さん達」
「いい子過ぎるわねぇパパ」
「あぁいい子だねぇママ」
すごく褒められて少しむず痒い、あたりまえなことなんだけどな~
そんな日々を3年間送ったところ身体が日本人離れし身長146.2cm、体重42.4kg、体脂肪率5%、筋肉量比率20%と言う化け物になってしまった。
これでU10の大会出れるかなぁ~