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17話 覚えておけよ?

不定期すぎてすいません。 ようやく更新再開できるかもです。あげて落とすはしたくないので断言はしませんが。おそらく週1投稿はできるはず! 今回はちょっと少な目です。

「なんでエクセラさんは・・・」


エクセラさんとパーティーメンバーのもめごとに出くわしてから俺たちは、ギルドで素材を売ったあと宿に戻っていたのだが

エイダの表情がすぐれない。まあエクセラさんがあんな男と組んでいることについて、確かに思うとこはあるが、別におどされているとかではないだろう。

エクセラさんのほうが強いし。まあ弱みを握られている可能性もあるが、それも見た感じなさそうではある。



「エイダ?お前が悩んでもしょうがないだろ?」


「それは、そうだが・・」


「エクセラさんが困っていたら助ければいいんだよ。彼女は強い人だ。おまえもわかってるだろう?」


「う、うむ・・」


そのまま何事もなく、宿につき、クエスちゃんにも事情を説明してなんとかエイダを元気にしようとがんばったのだが、あまり効果がなかった。

そのせいであまりイチャイチャできなかった。まじであのクライドとかいうやつチャンスがあったらぶっ飛ばしてやるぜ。まったく。





「・・・・」


「おいエイダ。いくぞ?」


「あ、ああ・・」



案の定、次の日もあまり元気がないエイダさん。ちゃんと返事はするし、ダンジョンにも行くみたいだから、昨日よりかはましなんだろうが、

まだちょっとエクセラさんのことが心配な様子。昨日エイダと少し話したのだが、なにか嫌な予感がするのだとか。だからエクセラさんが心配になるらしい。

ちなみにこの嫌な予感は結構当たるらしく、エイダちゃん自身がパーティーから追放される数日前にもあったらしい。何それ怖い。

とりあえず一応ダンジョンにきたのだが、昨日ほどの張り切りはなく、あまりダンジョンの進みはよくなかった。まあそれでも55階層までいけたので脅威のスピードらしい。

2日で半分以上なのでかなりのスピードらしいが、そんなことよりエイダが心配だよ俺は。

ギルドに行くと昨日エクセラさんに怒鳴っていたクライド君がパーティーメンバーであろう、まあまあかわいい子2人と一緒に飲んでいた。受付嬢にさりげなく聞くと

ほとんど毎日、昼頃から飲んでいるらしい。受付嬢の名はプアルちゃんというのだが、その子はおしゃべり好きらしく、いろいろ彼らについて教えてもらった。

彼らは4人パーティーらしい。つまりいま飲んでいる3人とエクセラさんだ。一応ほかの3人もBランク上位だったりAランク下位らしいので結構ダンジョン攻略は進んでいるらしい。

70階層だとか。そろそろまた攻略を再開するらしく、そのためにエクセラさんを一人で行かせて準備のためのお金を稼がせているらしい。だから自分たちは

昼から楽しく、飲んでいるのだとか。しかも高級宿に泊まっており、高級料理店なども通っているらしく、Aランク最上位、つまりSランク予備軍レベルのエクセラさんの稼ぎでも

かろうじて少し残る程度だとか。屑ってはっきりわかんだね! 話を聞いたエイダさんは激おこなんですぐに無理やり抱きしめる。


「じぇ、じぇいく!?」


「落ち着け、今おまえが手を出したらさすがにおまえのせいになる。」


「で、でも・・」


最初は照れていたが、徐々に怒りが再燃してきたのであろう、睨み殺す勢いでクライド君たちをにらんでおります。すごい形相だけど美人だから綺麗だよね。まあすげえ怖いけどね。


「ふぅ・・・わかった。もう大丈夫だジェイク。」


「よしさっさと帰るぞ。無暗にほかのパーティーのことに首を突っ込むのは問題になっちゃうからな。気持ちはわかるが、抑えてくれ。」


「・・・わかっている。」



何事もなくギルドから出れたけど帰りめちゃくちゃ静かだし、夜はまたイチャイチャできなかった。クエスちゃんにとちょっといちゃいちゃしたけど最後までできなかった。

これも全部彼のせいだ。 クライド君覚えておけよ? 


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